山海屋本舗

確定申告の期間が始まって、国民のみなさんは申告を始めたのだが、やはりというか、議員の政治資金に関する不正について文句を言う人が出ているそうな。

　言っちゃなんだが、税務署で文句を言ったところでどうにもならんよな。

　その文句を言う先の人はきちんと納税しているわけで、文句を言われる筋合いはないもの。

　まあ、１００歩譲って税務署に文句を言うなら、署長を呼び出して言いなよ。

　「ちゃんと国税庁長官に言っとけ」とね。

　文句を言いたくなる気持ちは分かるんだが、その脱税疑惑の議員を選んだのも国民だ。

　彼らは一応、国民の信託を受けているわけだから、彼らが許せないのであれば、その選挙区の人に向ける方が健全ではないかな？

　「こんな脱税をするような議員を選ぶとは何事だ！」とね。

　結局ね、なんだかんだ言って、彼らは次の選挙でも選ばれるわけよ。

　多分、そこの選挙区の人たちにとって脱税疑惑があろうが、その人が議員になった方が得だと考えているからな。

　なのでだ、脱税疑惑議員の選挙区の住民に対して国税の税率を上げるようにしたらどうだろう？

　君らが選んだ議員の脱税分はその人を選んだあなた方が肩代わりしなさいとね。

　そうしたらこんな議員は選ばれないと思うし、選んだ議員をしっかりと監視するようになるんじゃない？

　別にね、脱税確定でなくてもいいわけ。

　疑惑でいいのだよ。

　そしたら選ばれた議員も疑惑をかけられないよう、きちんと収支報告もするし、申告もするようになるだろう？

　疑惑をかけられたらきちんとそれを否定できるようにね。

　そのくらいせんと、まず脱税疑惑議員はなくならないと思うよ。

　だって、選ばれんるんだもの。

　前にも書いたけど、政治資金も全て課税対象にして、きちんと報告できているものだけを控除するようにしたらいいんじゃないかと。

　そしたら、いちいち個人で申告しなくても、政治資金と認められなかったもの、剰余金については課税できるじゃない。

　これも先に書いたが、税務署が担当では所詮、財務省の犬だから役に立たないので、会計検査院にその任を任せるのがいいと思う。

　きちんと査定できれば、脱税の話はなくなるし、それでもなお裏金を作るのであれば、もはや別の問題となるからなあ。

　しかし、往生際の悪い連中が多いよな。

　潔く腹を斬れと言いたいところだが、もはやこの言葉も死語になっているのかね？