|
カテゴリ:その他
衆議院銀補欠選挙の東京15区はなにやら怪しい動きになっているようだ。 連日のように選挙妨害と思しき行為が報道されている...というか、テレビとかではほぼ目にすることはなくて、ネットニュースでやたらと目に付くわけだ。 なんでも街宣車が他候補の演説現場に行って、大音量で口撃するとか、もみ合いになるとかなにやら穏やかではないのだが... しかし、今回に限らず、なんか最近の選挙ってやたらと感情的で攻撃的なものになってきてないかなあ。 昔はさ、街宣車がすれ違ったらお互いにエールを送ってみたりとか、演説現場にさしかかったら街宣車は音を落としたりとか、お多賀に配慮しながらやってたもんだ。 たまにそういった配慮をしないやつもいたけど、そういう候補はそれなりに冷たい目で見られてたっけ。 それが、最近はなんかやたらと感情的になって過激な発言が見られた李とか、もはや誹謗中傷のような状況になったりとか。 こんなことして何になるんだろう?と思うんだがね。 選挙期間にすべきことは己の主義主張、実現したい政策を訴えることではないのかなと思うんだ。 そうそう、その主義主張とか実現したい政策とかも、なんかぼやっとしたものが増えてきたな。 まあ、国政選挙になるとある程度は仕方ないのかもしれない。 やはり大きな視点でいろいろな政策を展開せねばならないので、細かく具体的なことを並べると大変なことになる。 以前、参議院だったかで、細かく公約を書きつらねていた候補者もいたかなあ。 確か、「マニフェスト」って言葉が流行った頃ではなかったかな? 普通に「公約」と言えばいいのにやたらと「マニフェスト」って連発して、最初なんのことだか分からなかったんだよな。 そうそう、「アジェンダ」とか言ってたのもあったよな。 無理に横文字などにせずとも「公約」と言ってくれれば済むんだけど、なんか違う言葉を使いたかったのかね。 まあ、それでも自分の主張をしていたので、それが実際に実現できたかどうかはともかくとして、まだその候補者がなにをやりたかったのかが分かりやすかった。 それが今では、その候補者が一体なにをやりたいのかが見えないんだ。 おおざっぱに「外交、防衛、経済、教育、福祉、その他」に分けて、それぞれに4年なり6年で何をしたいのかを訴えて欲しいところではある。 が、それも見えてこずに、とうとう今回の選挙では「相手候補の妨害」というのが主流になってしまったのか? そんなことをしても、自分に票が集まるわけでもないのにねえ。 まあ、これは候補者が乱立している東京15区だからできることなのかもしれん。 自分が当選するではなくて、対象の候補者を落選させるための行動ということだ。 自分も落選するが、対象の候補者も落選させる、と。 以前からも対象の候補者に対する妨害というのがなかったわけではないが、あくまでも「どこの誰かわからん」というのが建前であった。 それが、候補者として表に出てきて堂々とやってしまうのだからなあ。 こんなことしていたら、ますます有権者は投票に行かなくなるし、選挙制度自体が危うくなるというのにね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月25日 05時58分14秒
コメント(0) | コメントを書く |
|