エアバスの超音速旅客機計画、「ZEHST」
エアバスのブランド名で航空機製造を行っているEADSがパリ国際航空ショーで、新しい飛行機の開発計画を発表。「ZEHST」と名付けられたこの機体は、なんと東京ーロンドン間を2時間半で結ぶことになるという超音速旅客機となる。2時間半という時間は、現在の一般的な旅客機(エアバスA330やA380、ボーイング777、747など)で行く場合のなんと1/5である。同じ距離を1/5の時間で行くことができるということは、もちろん速度が5倍(!)ということ。つまり巡航速度はマッハ4(時速約4,900km)である。 (「ちょっとロンドンに日帰りで……」。エアバスが超音速旅客機開発を表明! « GQ JAPAN)3種類のエンジン積んでいるんですって。構想図見ると、胴体の後部がほとんど推進剤タンク!凄く野心的な計画ですよ。でも、あまりに飛躍しすぎて、技術のブレイクスルーがずいぶん必要な感じがしますよ。一番の問題は、巡航用のスクラムジェットエンジンでしょう。まだ、実用に耐えうるスクラムジェットは存在しませんからね。あとは、耐熱構造。マッハ4もの高速になると、空力加熱も相当なもの。外板がフルチタンという訳にはいかないでしょうから、熱防護システムが必要になるよね。←金属は、飛行中に熱膨張で大変なことになりますから。超音速飛行による、ソニックブームの問題もあるよね。実現は、結構厳しいと思うなぁ・・・・・。段階踏んで、まずは現在実用化されている技術を使って、超音速ジェット機を作ろうよ。マッハ1.6くらいなら、アフターバーナー使わなくても超音速巡航出来る、比較的経済的なエンジンは製造可能でしょう。このくらいの速度なら、構造的にも現行の材料で問題ない。とりあえず、富裕層を狙った超音速ビジネスジェットなんてどうだろう?ある程度の需要はあると思うんだけど・・・・。なんにしろ、夢はあるから計画は進めて欲しいけど・・・・・これを欲しいと思うエアラインが存在するだろうか?←運賃は、とんでもない値段になると思うぞ。微妙。(;^_^A搭載されるLNGロケットエンジンの開発には、日本のIHIも参加するらしいので頑張って欲しいね。話半分くらいの気持ちで期待したいwウクライナ・モデルスビット プラモデル 1/72 露ツポレフTu-144コンコルドスキー超音速旅客機[バウマン]《04月予約※暫定》人気ブログランキングへ航空機写真を中心とした個人サイトです(^.^)是非一度、お立ち寄りください。宇宙開発関連の写真や、アラスカ旅行記もあります。・楽天ブログでは、トラックバックの受付機能が、運営により廃止されました。当ブログにおいては、コメント欄に記事のURLを記入していただければ、トラックバックのお返しさせていただきます。