台北短期留学日記

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  「湯けむり台湾紀行」を読んで。

  鈴木浩大著「湯けむり台湾紀行」（まどか出版）を読みました。書店でたまたま見かけて購入しました。かなりオススメです！有名な温泉からあまり知られない温泉まで、著者ご本人の足で取材された様子が感じられます。キレイな写真も多く、本書を眺めていると台湾の様子が頭に浮かび、かなりそそられます。＾＾公共交通での移動方法が詳しく述べられており、頼もしく思いました。台湾で購入した温泉ガイドブックでは、車での移動を前提に書かれており、日本人旅行者には不便に感じますが、本書では問題なしです。また、台湾の概要についても簡潔かつ要点を押さえて述べられており、読み物としてもよくできていると思いました。次の訪台では、本書で紹介された温泉を訪れてみたいと思います。＾＾台湾の温泉ガイドブックと言えば、かつて「台湾温泉天国」という本が新潮OH!文庫から出ていましたが、今は絶版、在庫切れになってしまいました。古本市場でむしろ高値で取引されているようです。再版は・・・無理でしょうか？、新潮社さん。＾＾

  2007.05.26

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  ガソリンが値上がりすると台湾が遠くなる・・・。

  最近ガソリンがまた値上がりしているようですね。普段はペーパードライバー、自家用車とは無縁、従ってガソリン代とも無縁なワタクシですが、　　ガソリン代値上がり　　　　　　　↓　　石油価格全般の値上がりを意味する　　　　　　　↓　　航空機用の燃油代も値上がりしている　　　　　　　↓　　燃油サーチャージが値上がりする　　　　　　　↓　　台湾への渡航経費が余計にかかる　　　　　　　↓　　気持ち的に台湾が遠くなるというわけで、ガソリン代が「１２８円」→「１３１円」→「１３４円」→「１３７円」と上がっていく様子を、「あああぁぁぁ・・・」と眺めていた次第です。＾＾；仮に航空券が５０，０００円だったとしても、空港税と燃油サーチャージでさらに＋１５，０００円、結局合計６５，０００円というのはよくある嬉しくない状況、石油価格が落ち着いてくれることを祈ります。

  2007.05.18

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  銀座で台南担仔麺！

  銀座をうろうろしていたら、台南担仔麺のお店を発見、こちらで夕食を頂きました。ずいぶん前に紹介したことのある、三徳堂のすぐ近くです。過去の日記　：　2005.03.13 台湾茶カフェ、三徳堂へ。美味しかったです。＾＾中でも特に、魯肉飯と担仔麺がいい感じで、香りや味が台湾を思い出させました。ただ、麻婆豆腐や皮蛋、青島ビールがメニューにあったり、免費のお茶がジャスミン茶だったりと、一部、日本の中華料理屋風にアレンジされていました。また、これはお店側ではなく日本人側の問題なのですが、なぜ夕食時に必ずというほどお酒を飲むのでしょうね・・・？ワタクシは台湾の夜市の感覚で、魯肉飯・炒青菜・酸辣湯、そして担仔麺、と注文したのですが、店内でノンアルコールだったのはワタクシだけの模様でした。居酒屋でなく、ささっとごはんを食べるような、台湾の夜市そのまんまの、日本で言えば「早い、うまい、安い」の吉野家のような、そんな台湾料理店が増えてくれることを期待します。台南担仔麺 來來 ホームページ

  2007.05.12

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  新潟駅にて、ポリ容器のお茶に出会う。

  台湾から帰国して早々、出張で新潟へ。田んぼはいま田植えの最中、とてもキレイでした。＾＾以前、「汽車土瓶」を紹介しましたが、今回は新潟駅にて、ポリ容器のお茶に出会うことができました。過去の日記　：　2006.11.23 汽車土瓶を求めて、小淵沢へ。駅弁のお供であるお茶の容器は、以下のように進化しています。　　土瓶 （1889年～）　　　⇒　ポリ容器 （1955年頃～）　　　⇒　缶 （1981年～）　　　⇒　ペットボトル （小容量、1996年～）次は何になるのでしょうね？＾＾

  2007.05.08

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  帰国。

  昨晩、「明日の朝食に」と台湾の友人からもらった竹筒飯、桃園機場までのバスの車中で食べようと思っていたのですが、竹に切れ込みも何もありません・・・。“竹筒飯”とは、下の写真の右側のもので、竹にお米を詰めて炊いたものです。（この写真は2002年のものです。）引っ張ったり、手で叩いたりしたところで、竹が割れるはずもなく、結局、朝ごはんにはならず、日本へ持ち帰り、帰宅後に金槌で叩き割って食べました。＾＾；明日から仕事というのが信じられないというか、信じたくありませんが、そうも言っていられないのでまあ頑張ります。＾＾；成田に着いたら雨でした。台湾の風景もキレイですが、日本の田園風景もまた大変キレイでした。＾＾これまでの短期留学では、基本的には「教えていただく」立場での参加でした。今回も自分としては何も変わりないつもりだったのですが、どういうわけか、今回は一緒に参加したメンバーの方から質問を受ける機会が目立って多く、不思議な気分でした。自分自身が興味を持っているテーマについて、人から質問を受けること、大変ありがたく、また嬉しく思いました。＾＾これがさらにいい循環を生み出してくれることを祈念します。

  2007.05.06

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  鹿港でお香を、台北で桶を購入。

  台湾中部の港町、鹿港に行ってきました。日本アジア航空機内誌「アジアエコー」３月号に、　　　「神様のために 丁寧に作られた線香」と、紹介されていた記事を見て、「これはぜひ！」と思った次第です。行ってみると探すのがなかなか難しいお店でしたが、無事発見、お香を入手しました。アジアエコーに写真が載っていたおっちゃん本人がいらっしゃいました。＾＾日本の無印良品などで売られているお香とは格段にでかいのが印象的です。＾＾１００円玉との比較が下の写真ですが、大きさ、お分かり頂けますでしょうか？台湾では、いたるところに“廟”があり、そこかしこからお香の香りが漂ってきます。街のにおいは街の個性の重要な要素ですが、台湾のにおいの一つは、お香の香りと思います。このお香を買って帰れば、自宅でも台湾の香りが楽しめる、という計算です。＾＾台北に戻ってから、人間国宝の桶職人がいらっしゃる林田桶店へ。足湯用の桶を購入しました。２０００元と、決して安い買物ではなかったのですが、以前から気になっていたお店の製品でもあるので、思い切って購入しました。桶から、木のいい香りが漂います。うっかり聞きそびれてしまいましたが、台湾ヒノキでしょうか。さて、値段もともかく、日本へどうやって持って帰るのかが気がかりでしたが、仮に収まらなくとも手荷物で桶を機内に持っていくのもまたオツ、と気楽に構えていたところ、スーツケースに無事収まりました。Ｘ線検査で丸型のタガが写る姿を想像するのもまた一興です。＾＾こちらのご主人は日本語が大変堪能でした。単に“堪能”というのでは物足らず、「多摩川越えりゃ川崎だ」的な、江戸っ子調（？）な日本語が印象的でした。＾＾「タガが緩んだら持ってきな、直してやっからよ！」と、アフターサービスもばっちりなのですが、お気持ちは有難く頂戴しつつも、修理のために日本から桶を再び持参、というのはやはり勘弁願いたいものです。＾＾；江戸っ子調な日本語堪能なおじいさんがいる国、台湾を措いてほかにどこにあるでしょうか。知れば知るほどに味わい深い台湾なのでした。今回で通算２２回目の台湾訪問、買物がだんだんマニアックになっているのを感じます。＾＾；また今回、短期留学としては初めて、別送品なく帰国することができそうです。

  2007.05.05

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  羨ましく、悩ましい、長期留学。

  今日で授業もおしまいです。１週間、あっという間でした。とはいえ、過ぎ行く時間を“あっという間”に感じる一方で、３日前を思い返すとずいぶん前にも感じるというような、ぎゅっと詰まった、充実した時間だったようです。＾＾かくしてワタクシはまた次回、１６回目の短期留学へと続くことになりそうで、この調子では２０回の大台にも乗りそうな勢いです。＾＾；今回の短期留学では、台北で長期留学している日本人や、長期留学の下見として短期留学に参加している日本人と知り合い、話をする機会に恵まれました。ワタクシ自身、これまで幾度となく長期留学を考えたことがありますが、結局踏み切るには至らず、短期留学を繰り返し、今に至ります。これまで長期留学しなかったのは、思い切りの悪さも理由の一つですが、幸か不幸か、これまでの学習である程度の語学力を身につけたがゆえに、語学力習得後の自分もある程度は想像することができ、却って夢を見にくく、単に“語学上達”を目標に掲げた長期留学では原動力には弱く、その次のステップ、さて語学力を活かしてあなたは何を実現したいですか？、という現実的な課題に対する答えを持ち得ていないことが問題です。今後、台湾でどんな仕事をして、どんな生活を送りたいか、さらには、どんな人生を歩みたいか、という明確な未来像・見通しを持てていないことが、長期留学に踏み切れない最大の理由です。一度きりの人生ですし、やりたいことをやらなければ損なのも確かなのですが、いま会社を出て、台湾に１年２年いたとしても、その後は・・・？、と考えると、そこでぷっつり切れてしまうのが現状です。いまのサラリーマン生活に不満がないわけではないですが、その恩恵を受けているところもたくさんありますし、再び就職活動することを考えても大変そうですし、早まったこともできないなあ、と。そこに何か考えが持てたら、長期留学も意義を持って参加できるとは思うのですが、そうでなければ、このままおあずけの見込みです。長期留学生のみなさま、次回お会いする機会あれば、貴重な体験談をぜひお聞かせ下さいね。

  2007.05.04

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  五月雪、見られず。

  今日は授業は午前のみ、午後の時間を使って新竹へ。“五月雪”という別名を持つ“桐花”を見に行ったのですが、残念ながら目的地にはたどり着けず、志半ばで台北に戻ってきました。台湾新幹線（高鐵）にて新竹へ。車内はほぼ満席で人気のようです。初めての高鐵でしたが、日本の東海道新幹線にあまりによく似ており、出張を思い出して旅行気分が薄れるという皮肉な結果でした。＾＾；高鐵新竹站の駅前、ほんとになにもない状態にびっくり。田んぼや畑でなかったのがまた不思議です。すでに潰され、整地した後だったのでしょうか？ここでバスに乗り換えて■林へ。（※■の漢字は草冠＋弓。ピンインはqiong2。）■林の街の中心にあるバスターミナルには辿り着いたものの目的の“鹿寮坑桐花歩道”に辿り着けず、時間的にも遅くなってきたので、やむを得ず帰途に着きました。間近では見れませんでしたが、帰りのバスの車窓から見えました。たくさん咲いていてキレイでした。＾＾桐花については、こちらの映画もぜひどうぞ！

  2007.05.03

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  英語多用の先生の授業を受けて。

  今回の先生の一人は、説明にやたら英語を使いたがる方でした。こちらとしては英語には用はなく、北京語の勉強に来ているわけで、平易な表現に変えるなどして北京語で説明するよう要望を伝えたものの、改善は一時的で翌日にはすぐ元に戻ってしまい、とにかくそんなわけで久しぶりに英語にさらされる羽目になった次第です。英語への苦手意識十二分なワタクシですが、冷静に聞いてみると英語も意外と聞き取れるなあ、というのが今回の気づきでした。まじめに勉強すればある程度のレベルに持っていくこともできるかも・・・？、という甘い妄想がアタマをよぎります。＾＾；が、すぐさま、意味あるのか？、と否定してしまいました。英語に苦手意識がある人、社会人になってから英語を再び学ぶ人は少なくないと思いますが、業務に直結する人は別として、話せないからといって何かに困っているわけでもなく、話せるようになった暁に何か計画があるかと言えばこれまた特に何もない人が多いような気がします。もちろん、できないよりできる方がいいとは思いますが、そこは費用対効果のバランスで、時間も労力もお金も限られた中、そのスキルがいま（または将来）の自分に必要なのかどうか、意味があるのかどうか、しっかり考えておく必要がありそうで、そのためにも自分の将来像をしっかり考えないといけないなあと思いました。・・・それが難しいのですけど。＾＾；「勉強するのはいいこと、えらいこと」といった幼少時代からの刷り込み、全てが誤りというわけではありませんが、その先のこと・目標像も併せて考えていかないと、スキルは身についても何かしっくりこないような、徒労感が強く残ってしまうような気がします。スキルは高く、言われたことは優秀にこなすものの、言われたことしかやらず、言われないことはしない、「オウム返し」的な、何かこう目標のない人、自分から動いたり発信したりする力が不十分な人を職場でよく見かけます。サラリーマンやっている分にはいいのかもしれませんし、仕事とプライベートを完全に切り離した人なのかもしれませんが、退職後に「メシ、風呂、寝る」のみの生活、「粗大ゴミ」一直線のリスク大かと懸念します。ワタクシは「老後は台湾で茶藝館を開く」を暫定目標に、まずは頑張ってみようと思います。晩は猫空へ。上の写真の右端に見えるのは台北１０１です。天候にも恵まれ、暑くなく寒くなく、風も程よく、快適なひとときでした。＾＾

  2007.05.02

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  朝あった日式住宅が昼過ぎには取り壊しに・・・。その後、菁桐へ。

  申し遅れましたが、今回の訪台は旅行ではなく、北京語の短期留学です。台灣師範大學に１週間通います。短期留学略歴朝、学校に向かうバスの車窓から、日式住宅が見えました。そこで放課後に早速出向いてみると・・・、なんと、ちょうど取り壊された後でした・・・。何でもかんでもおいておくわけにいかないことも事実ですし、しかも現状は誰も住めないような廃屋、そして台北も何かと手狭な環境下、取り壊されるのもやむをえないとは思いつつ、昨日の錦安日式宿舎群落の件を思うと、なかなか残念です。今日は午後はお休み、ちょっと遠出して平溪線の終点、菁桐に行きました。九ｲ分や金瓜石の金鉱と並び、かつて炭鉱で賑わった場所です。菁桐車站は日本時代の1929年に建てられた駅舎が今も使われています。駅から歩いて１０分ほど行った所に、1939年に当時の台陽礦業株式會社によって建てられた、かつて「台陽倶楽部」と呼ばれた「菁桐太子賓館」があります。2003年に古跡され、大切に保存されています。いまや日本でもなかなかお目にかかれない和洋折衷の凝ったつくりの建物でした。↓の写真は菁桐太子賓館の看板娘です。＾＾菁桐太子賓館からさらに行った所に、「皇宮茶坊」というレストランがあります。日本時代の炭鉱職員の宿舎を改装したお店で、梁静茹の「不想睡」や周杰倫の「楓」のMVはここで撮影されたものなのだそうです。梁静茹-不想睡MV日本時代の様子や、MVロケの様子など、新旧織り交ぜつつこちらで食事やお茶を頂くのもまたオツではないでしょうか。＾＾

  2007.05.01

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  芒果切片、錦安日式宿舎群落。

  昼食の後にちょっとデザート、台湾といえばフルーツ。アイス系が苦手なワタクシはマンゴーのカットフルーツを頂きました。とっても美味。＾＾台灣師範大學のすぐ裏手（北側のキャンパスの西側）に、日本時代の木造住宅が立ち並んでいるところがあります。以前訪れた際には特に保存の指定などはなく、ぱっと見た感じには単に放置されていたように見受けられましたが、今日見ると、保存地区に指定された旨の案内表示がありました。日本時代の建造物を大切にしてくれる台湾人に感謝しつつ、どんな仕上がりになるのか楽しみです。＾＾

  2007.04.30

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  台北へ。

  今年のGWも台北にやってきました。宿に到着後、夕食を食べにそこらへんを歩いていた時に見かけたのがこちら（↓）。「消滅熊猫眼」・・・。パンダのような眼にならない、落ちにくいマスカラということかと思いますが、なかなかパンチの効いた表現かと思いました。＾＾※コメントを下さったみなさまへこちらの通信環境はただいま、極端に悪い状況です。大変恐縮なのですが、コメントへのお返事は帰国後に対応させて下さい。よろしくお願いいたします。

  2007.04.29

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  「流浪到淡水」の燒“酒”。

  金門王と李炳輝の「流浪到淡水」を聴いていたところ、ふと気になることがありました。さびの部分で、以下のように歌っています。　　有縁無縁大家來作[ｲ火]　 燒酒喝一杯　乎乾[ﾛ拉]　乎乾[ﾛ拉]　　　　拙訳　：　縁のある人もない人も、みんな仲間だ、飲もう、乾杯、乾杯！焼酎大好きな知人に聞いたところ、焼酎は日本独自のお酒とのこと。似たような原料を似たような製造工程で作ったお酒はあるかもしれないが、“焼酎”という名前自体は日本独自のもの、とのことです。ただ、ここでは焼“酎”ではなく燒“酒”、日本の焼酎とは別物かもしれません。台湾語辞典を引くと、　　sio1-chiu2 燒酒 〔名〕　（１）酒　（２）かん酒とあり、必ずしも焼酎とは同義でない可能性もあります。台湾では焼酎は飲まれているのでしょうか？飲まれているとすれば、いつ頃伝わったのでしょうか？そんな想像に思いを馳せてみるのもまた一興かと思った次第です。＾＾過去の日記　：　2004.11.28 金門王與李炳輝「流浪到淡水」

  2007.04.22

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  東京駅にて、台湾の駅舎を思い出す。

  所用で東京駅へ。久しぶりにこの姿を拝みました。以前、この建物を見た時には特に何とも思わなかったのですが、今回は屋根にある丸い小窓が気になりました。というのも、新竹車站や橋頭車站で見かけた丸い小窓とそっくりだったので・・・。今の日本ではめったにない建築様式かと思います。当時、他の国にもこんな装飾があったのかどうかは定かではありませんが、日本と台湾のつながりを感じました。■新竹車站■橋頭車站東京駅は1914年（大正3年）に開業、新竹車站は東京駅とわずか１年違い、１年早い1913年（大正2年）の開業とのことです。時期的にも、似ているのはある意味当然の結果かもしれません。橋頭車站は約２０年後の1935年（昭和10年）なのだそうです。日本統治時代の日本人による台湾人への差別もあったそうで、一日本人としてはこれはあまり受け入れたくない歴史ではありますが、この東京と新竹の駅舎の整備の様子を見ても、同じ“日本”として基盤整備を進めていたように思えてしまいます。

  2007.04.21

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  2017年、台北が日帰り圏に？

  今日の日経夕刊にこんな記事が。　「東アジア日帰り圏拡大　2017年メド計画」方策として、　・　大幅増便　・　出入国手続簡素化　・　羽田－成田間アクセス改善が挙げられていました。増便と手続簡素化はともかく、成田にしろ関空にしろ、羽田や伊丹に比べて空港までの距離がネックに感じていたワタクシ。素人発想ながら「そんなんで日帰りが実現するのか？」と言いたくもなりましたが、このような動きがあること自体は歓迎したいところです。とはいえやはり、上記の方策よりも、羽田のチャーター便拡大や伊丹空港の国際線復活などの方が、嬉しく思う一般利用者は多いのではないかと。さて、今回の記事とは別の話ですが、東京（羽田）－ソウル（金浦）に続き、東京（羽田）－上海（虹橋）のチャーター便がほぼ確実に実現するとのこと。この時間短縮効果は大きそうです。願わくは、この勢いで、東京（羽田）－台北（松山）、大阪（伊丹）－台北（松山）についても、ぜひとも前向きに検討してほしいものです。これが実現すれば、日帰りはともかく、１泊２日の台北旅行もありえそうですし、２泊３日でもそれなりの自由時間が確保できるようになり、台湾がますます、「近くて、近いね。台湾」になりそうです。＾＾

  2007.04.20

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  大掃除。

  部屋が散らかってどうしようもないので片付けようと意気込んでみたものの、文字通り“山積み”の本を前にして、現状把握で終わってしまいました。＾＾；呆れるほど本が多いです。それも台湾・大陸関連、中国語関連のものばかり・・・。日本のもののみならず、現地で購入したものもたくさんあります。本棚に並べているもの以外に、こんな箱が軽く５箱以上もあります。狭いはずです・・・。（部屋自体も狭いですが。）本棚にも相当量並んでおります。チラシや雑誌類は、必要なページをスキャナでスキャンして保存し、紙ベースのものは極力なくすように頑張ったりもしていますが、この方法は何より、手間がかかって困っています。せっかくスキャンしても、後で本当にまた見返すのか？、という疑問も湧き、見ないのであればスキャンする意味もなくなり、時間の無駄に思えます。でも、ぽいっと捨ててしまうには忍びないという、煮え切らない状況です。＾＾；そんな状況で思うことは、まず購入の段階で、　・　必要なものだけを買う　・　後で不要になりそうなものは買わないという姿勢および目利きが必要のようです。必要なものだけがある状態をイメージしてみると、　・　地球に優しい　（ごみ減量）　・　お財布にも優しい　・　フットワークも軽くなると、いいことづくめのようです。少し別の話になりますが、「どんな死を迎えたいか？」という、疑問というか、課題というか、そんな自問自答を最近よくしています。死ぬ時はモノを持っていけるわけもなく、どれだけ豊かで落ち着いた心持ちで最後を迎えられるか。残す荷物は呆れるほど少なく、でも生きた証をしっかり形にして残して、人様には極力迷惑をかけることなく、迎えるべくして迎える、というのが一つの形かと思っています。自分にとって本当に必要なものをしっかり把握すること、定めた目標から逆算して今すべきことは何かを理解すること、そんなことから、より研ぎ澄まされた生き方ができると思います。「あってもなくてもいいものは、ないほうがいいんだな」とは、相田みつをさんの師匠の武井老師のお言葉ですが、ワタクシも大変参考にさせて頂いています。

  2007.04.15

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  中検準１級、９回目の撃沈。。。

  諦めを通り越し、記憶から完全に抜け落ちていた中検準１級の結果が届きました。予想通りの不合格はさておき、筆記４７点とは・・・。過去９回を振り返ってみても、最低記録更新・・・、ダメダメです。一方のリスニングは合格点クリアで、筆記の得点と２９点も差があります。受験者平均点では両者わずかに４点しか差がないことをみると、ワタクシの中国語がいかに文法ほったらかしの、出たとこ勝負の代物かが滲み出ています。＾＾；まあ、引き続き、ぼちぼち頑張りましょう。それにしても、日常会話は少しずつ自由度を増している実感があるのに、中検では得点アップはおろか最低記録更新とは、何を測っている試験なのか、どうも腑に落ちないものがあります。過去の日記３回目の受験　：　2002/11/17 中国語検定試験を受けてきました。７回目の受験　：　2005/06/26 中検雑感。７回目の撃沈　：　2005/07/16 中検撃沈。８回目の申込　：　2006/02/09 勢い余って中検準１級申し込み。８回目の受験　：　2006/03/26 中検準１級、８回目の挑戦。今回も撃沈された模様…。８回目の撃沈　：　2006/04/13 中検準１級、８回目の撃沈。。。９回目の申込　：　2007/01/15 中検準１級、９回目の挑戦へ。９回目の受験　：　2007/03/25 中検準１級９回目、フォトイメージングエキスポ、不忍池。９回目の撃沈　：　今回

  2007.04.12

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  「微熱の島 台湾」を読んで。

  岸本葉子著「微熱の島 台湾」（朝日文庫）を読みました。　　　　※楽天ブックスへのリンクに画像がなかったので、別途個人的にアップしました。民國77年（1988年）に著者が台湾を訪れた記録です。1988年は、戒厳令が38年ぶりに解除された翌年、李登輝さんが総統に就任された年です。読み進めるにつれ、「？」が多い作品で、イマイチ腑に落ちない点が多く、先日読んだ「とうさんの台湾紀行」に続き、やや微妙な読後感です。過去の日記　：　2007/03/21 「とうさんの台湾紀行」を読んで。台湾を見る著者の視点は、大陸基準のそれであり、中華人民共和国に統一されていない台湾、というように感じられました。出会う“台湾人”との記録は外省人との出会いが目立ち、その結果からか、“台湾人”の感情も“抗日”“反日”が中心であり、霧社事件の日本人を明確に悪者扱いし（１８０ページ）、また、「バッキャロー」という罵声が例に挙げられる点に大陸的抗日・日本的自虐史観が感じられ（１８６ページ）、そして日中戦争で大陸で戦った台湾人を“中国人同士戦った”と解釈するなど（１９７ページ）、台湾はあくまで“中国”の一部であるというのが前提にあるようでした。“漢族が台湾に来て何百年”（２３１ページ）という表現も、史実と異なるように思えます。せいぜい１７世紀以降、しかも局所的に上陸した程度ではないかと・・・。著者は北京留学直後に台湾を訪問したため、大陸基準の視点になっていたためか、戒厳令解除直後の当時、台湾関連の情報が不足していたためか、２０年前はそれが常識で当時はそれが適切な解釈で、この２０年で常識が変わったのか、著者は当時２７歳、歴史理解がまだ不十分なままで出版したためか、理由は定かではありませんが、その内容には心許なさを覚えます。ただ、１２２ページにあった、兵役に関する記述が印象的でした。兵役を、　・　したいことを先延ばしにすることを学ぶ期間　・　先延ばししてでも志の変わらないことこそ本当にしたいこと、それを知る期間と捉えた感性には感銘を受けました。先ほど読み始めたばかりの平野久美子著「トオサンの桜」、これはなかなか面白そうです。＾＾

  2007.04.08

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  光華寮訴訟、雑感。

  今日の朝刊各誌を賑わせた光華寮訴訟。独立国家の日本、司法権の独立が確保された最高裁において、あまりにも無責任な判決ではないかと、一人の日本人として、大変情けなく思いました。今回の判決では、日中共同声明後の原告としての「中国」について指摘されていますが、争点がそもそもずれているような気がします。当時、光華寮を購入したのが中華民国政府であれば、日本がどちらを「中国」と見なそうが、光華寮の所有者は一つの組織としての中華民国政府という解釈で取り立てて問題はなく、「一つの中国」という話とは別の問題と思われます。そしてそもそも、今回の訴訟が両岸関係を包含し、裁判所を悩ませることになったのも、裁判所が早い段階で判断を示すことなく、先送りにし続けたからこそ話が複雑化した、という、ある意味自業自得な、傍目にあまり見栄えのしない結果と見受けられます。仮に今回のような判決を出すくらいなら、最低限、もっと早い段階で提示すべきであり、２０年かけた意義が理解できません。中国との友好関係の構築が必要であるのは理解できますが、中国に媚びるばかりでなく、主権国家としての誇りある態度がまず必要と思います。そして、地球最大の親日国家である台湾との更なる友好関係を。少なくとも、日本を信頼してくれている台湾のみなさんの期待を裏切ることのないよう、立法、行政、司法ともに期待したいです。日本人は「日本精神」を失ってしまったのかという、日本語世代の台湾人の声が聞こえてきそうです・・・。過去の日記　：　2006/02/26 蔡焜燦著「台湾人と日本精神」

  2007.03.28

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  中検準１級９回目、フォトイメージングエキスポ、不忍池。

  中検準１級に挑戦してきました。これまで８回落ちており、今回で９回目です。試験直後は、前回よりマシかも、という感触でしたが、帰宅後答え合わせをしてみたところ、かなり散々な結果であり今回もまたダメ、１０回目に続く、という状況のようです・・・。解答は名古屋外国語学院さんのHPを拝見しました。リスニング前半は４５点／５０点となかなか堅調なものの、筆記１～３では２８問中正解はわずか１２問、これでは確実に不合格です・・・。さて、試験は午前でおしまい。午後は東京ビックサイトで行われているフォトイメージングエキスポ2007を見に行きました。シグマの新コンパクトカメラDP1は、一眼レフ同等（APS-C）の大型CMOSセンサー搭載、レンズも新設計の28mm相当、かなり魅力的な仕上がりになりそうです。ただ、魅力的な一方、値段も高そうで、近い将来、ワタクシの財布に打撃を与えるのではないかと、危険を感じました。＾＾；SIGMA DP1富士フイルムブースにも行ってみました。広角側２８ｍｍのコンパクトカメラの発表を期待していたのですが、このような話は今のところ予定ない模様です。残念。各ブースにはコンパニオンがいます。１人のうら若き女性の周りを、大きなカメラを抱えた４０～５０代のおっさんが複数で取り囲む姿、かなり異様で怖かったです。熱気もすごいし・・・・。が、コンパニオンのお姉さんも慣れたもので、笑顔で応える様子はプロでした。＾＾；おっさんたちは撮った写真を何に使うのやら・・・？帰りがけに上野の不忍池に寄ってみました。曇り時々雨という、ぱっとしない天気でしたが、先日、東京での開花宣言が発表されていたので、ちょうどいいタイミングかと思いきや、ほとんど咲いていませんでした。＾＾；それでも頑張って、咲いているところを探して写真撮影です。＾＾ワタクシが撮っていたすぐ後ろを台湾人グループが通りかかりました。おばあちゃんが、「じんすいえー」（とてもきれいだね）と、ワタクシにも理解できる台湾語で桜を愛でていたのが印象的でした。＾＾

  2007.03.25

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  ついに入手、台湾語辞典！

  発売予定の情報を得てすぐ、出版元の東方書店の通信販売にて注文をお願いしていた台湾語辞典、２２日（木）に無事入手いたしました。　　過去の日記　：　2007/03/10 台湾語辞典、今月ついに出版！久しぶりに、今か今かと到着が待ち遠しい買物でした。＾＾が、入手しただけではあくまでスタート地点に立っただけで、この辞書を今後どれだけ活かすか、そして、台湾語を今後どれだけ習得できるかは、まさにワタクシ次第であるという現実を改めて認識させられます。辞書を開き、発音記号を見ても、その実際の発音・声調が思い浮かびません。。。でも一方で、今思い返せば、北京語も最初はそんな感じだったわけで、学習開始から１０年経った今も「jin」と「jing」の区別ができない状況ながら、（＾＾；とりあえずは実用にも耐えることも思うと、台湾語もまあ何とかなるのではないかと思っております。ワタクシの愛用の中国語辞典はもうぼろぼろです。　　台湾語辞典もいつか、こんなふうになるのでしょうか！？・・・ぼちぼち頑張ります。＾＾

  2007.03.24

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  「とうさんの台湾紀行」を読んで。

  一之瀬勇機著「とうさんの台湾紀行」（新風舎文庫）を読みました。　　　　※楽天ブックスへのリンクに画像がなかったので、別途個人的にアップしました。定年を翌年（2004年）に迎える予定の著者が、2003年のGWに台湾を旅した記録です。2003年のGWは、SARSがまさに台湾を蝕みつつある時期にあたります。「とうさん」とは、台湾映画の「多桑」のことかと思いきや、著者ご本人を指しているようです。本書、内容的には大変価値のある作品と感じたものの、　　「私はこんなに台湾のことを知っているんだ」　　「普通の観光客とは違って、こんなにすごいんだ」というような、嫌みな色合いを少なからず感じてしまいました。ワタクシが拝見した限り、著者が台湾に関して特に精通しているとも思えず、北京語も台湾語も、それほど使いこなせているとも思えず・・・。見聞や旅行自体は有意義なものと見て取れる分、もったいなく感じました。現地でのやりとり、台湾人らしい親身なふるまい。字を追うだけで目に浮かぶようです。＾＾「謝謝（しぇしぇ）」よりも「多謝（どぉーしぁ）」が効果的とのこと、わかるような気がします。ワタクシの台湾語も、なかなか進歩がありませんが、引き続き頑張ります。台湾語辞典も近々入手予定です。＾＾

  2007.03.21

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  故宮で出会った「将軍」。

  TBSドラマ「華麗なる一族」、かなりハマってしまいました。今日の最終回も面白かったです。鉄平の最後は悲しい結末でしたが、彼の生き様、人となり、仕事人としての姿勢、かなりかっこよかったです。TBS日曜劇場「華麗なる一族」公式HPさて、このドラマには「将軍」と呼ばれる巨大な鯉が登場しますが、実物（？）を、台北の故宮の隣の至善園で見かけました！ワタクシがこれまで見たことのある鯉の中でも最大級の大きさでした。食欲も旺盛なようでした。＾＾；至善園はこんなところです。故宮の宝物、白菜も角煮もいいですが、せっかく故宮に来られたのであれば、こちらもぜひお立ち寄り下さいませ。個人的には宝物よりこちらの庭園の方が好きです。＾＾過去の日記　：　2007/03/02 総統府、茶藝館、小籠包、故宮、士林夜市。キムタクつながりでもう一つ。今回の台北往復の機内で「武士の一分」を見ました。行きに見てすっかり気に入ってしまい、帰りにももう一度見るという気に入りっぷりです。＾＾；ワタクシも、美しく生き、美しく死にたいと思っております。台湾に出会い、台湾を知るにつれ、このヒントになるようなことが何か、見つけられそうな気がしています。

  2007.03.18

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  台湾北京語の“和”の発音。

  「ＡとＢ」と言う時の「と」、大陸の普通話では「和 he2」ですが、台湾の北京語では一般に「和 han4」が用いられます。何でかな？、と思っていたのですが、台湾語では、「含 ham7」「及 kap4」が用いられるそうで、この「含」の発音の影響では？、と想像してみました。・・・違うかもしれませんが。＾＾；ちなみに上記の単語の出典はこちら（↓）です。

  2007.03.17

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  全日空機長さん、すごい！

  3月13日（火）、前輪が出なくなったボンバルディアDHC8-Q400、伊丹発高知行きのANA1603便が高知空港に胴体着陸した、とのニュースがありました。　（全日空子会社のエアーセントラル運航）前輪が出ない緊急事態、自分自身も不安な状況下、冷静な思考と行動、チームワークで危機を乗り切り、全員無事に高知空港に着陸できたとのことです。この精神力と責任感、話に聞いただけでも熱くなるものを感じます。　・　前輪が出ていない表示　・　表示器故障を想定　→　低空飛行で管制塔から目視確認　→　出ていない　・　急旋回で前輪を出す試み　→　出ない　・　タッチアンドゴーにより前輪を出す試み　→　出ない　・　胴体着陸を決心　→　着陸時の火災リスク想定　→　燃料を一部海に捨てる　・　機長からの冷静な状況説明　→　乗客乗員の冷静な対応　・　客室乗務員からの指示　→　胴体着陸準備　・　着陸後もすぐには機首を接地させず水平を保持　→　減速後に接地　→　全員無事着陸ややもすれば、自分の命の危険もあり、しかも、乗客乗員６０人の命も自分の判断や対応に委ねられた状況で、これだけ冷静な思考と行動ができるものかと、素人ながら、そのすごさには感服せざるを得ません。このような事故が起きてしまったこと自体は不幸なことですが、一歩間違えば大変な事態にもなりかねない状況下、６０人の命を救ったこの機長さんは表彰に値するのではないかと感じました。　※ボンバルディア機の写真ではありません。小学生の頃、日航ジャンボ機墜落事故が起こり、幼心に「飛行機とは危険な乗り物」との認識を持ち、以降、移動は原則陸路でした。そんなワタクシでしたが、中国語を学び、大陸や台湾に行くようになり、必然的に飛行機に乗る機会ができました。それでも、多少の不安は残り、航空機事故について関心を持って情報集めていました。台湾に行く時、日本アジア航空、エアーニッポン、エバー航空を選んでいるのはこの結果です。そして、トラブル件数でかなり目立っていたのがボンバルディア機材でした。YS-11代替機としての位置付け、50～100人乗りの競合機種が他にないこと、伊丹空港でのジェット機枠制限など、航空会社を取り巻く環境として、この機種を選びたくなるのも理解できなくもありませんが、今回のこれだけの危機を乗り越えられたことが無駄にならないことを祈らずにはいられません。

  2007.03.16

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  台湾語辞典、今月ついに出版！

  「近いうちに出る」と言われ、そう言われつつ出版されないまま約５年ほど過ぎている台湾語辞典、晴れて、今月下旬、ついに、東方書店から出版されるそうです！　すばらしい！！この辞典の特色として、以下の点が挙げられていました。　・　１３５００語を収録　・　教会ローマ字採用　・　解説、用例、イラスト採用　・　台日に加え、日台の索引つき　・　人名、地名などの付録つきちなみにお値段は６３００円。十分に価値のある、むしろ安いくらいの設定ではないかと思いました。台湾語を始めてみて、「辞書がない」というのはどうしようもなく苦痛でした。台湾語を学ぶ日本人にとって、大変な朗報であることは間違いないと思われます。今月下旬の発売が待ち遠しいです！＾＾・・・逆に、あれだけの学習環境が整いながらまるで進歩のないワタクシの英語、学習意欲の貧弱さとセンスのなさには自分のことながら呆れます。Novemberって何月？、Wednesdayって何曜日？、と今もフツーに思ってしまう時点で既に末期症状です。＾＾；さて、肝心の台湾語ですが、単語をいくつか憶え、話のネタには活用しているものの、実用面からすればまだまだ全く使い物になりません。ひるがえって北京語のことを思うと、満足とは言えないものの、ほどほどに役に立ちますし、始めてから約１０年、これまで良く頑張ったなあと、しみじみ実感しております。＾＾■過去の日記2006/02/11 情報求む、台湾語の辞書について。2006/03/10 台湾語の辞書を購入。2006/04/16 台湾語テキストを購入。2006/09/03 「絵でわかる台湾語会話」2006/09/30 台湾語入門、不思議とアタマに残る単語。

  2007.03.10

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  ソニーα、新機種モックアップをようやく発表。

  そろそろさすがに新機種発売してもいいのでは・・・と、その開発スピードにかなり不満を抱きたくなるソニーαですが、アメリカで行われた展示会“PMA07”にて、ようやく新機種のモックアップが発表されたそうです。■情報源CAPAカメラネットデジカメWatch - 【PMA07】ソニー、「α」最上位機とハイアマチュア向けモデルを参考出品デジカメWatch - 【PMA07】αの歴史において最高峰となるカメラを作るデジカメWatch - 【PMA07】ソニーが参考出品した新α2機種について勝手にいろいろ想像してみたα-system Spirit Wiki - 2007-03-10 新情報・噂内容は、ボディ２機種とレンズ８本。現時点ではスペックなどは全く明らかにされておらず、ボディ２機種についても、ハイアマチュア向けとフラッグシップタイプ、という表現に留まります。ボディ２機種のうち１機種は年内に発売とのことです。α100発売から既に約８ヶ月、競合他社の動向からしても、年内などと言わず、もっと早いうちに出してほしいものですが・・・。とはいえ、ボディ外観を見る限り、随所にミノルタらしさが健在なようで、１６年来ミノルタファンのワタクシとしては大変喜ばしいです。フラッグシップタイプはα-9も想像させます。強調されたグリップは、ミノルタα時代を飛び越えて、MF時代のX-1モーターをも想像させるくらいです。α-9発売当時、羨ましく眺めるばかりでとても手が出ませんでした。店頭の展示品を手にしてみて、あまりにクリアなファインダーに驚いた記憶があります。今回はぜひ、この機種の購入に向け、お金を貯めておきたいと思います。レンズ８本を見ると、どれもかなり大型の模様、すなわち、高価な模様。８本のうち５本を年内に発売するとのことですが、うち２本はタムロンOEMで、実質的には３本のようです。大口径というその性能はもちろん魅力ですが、単に大口径というだけでなく、小型軽量であること、携帯性の確保も併せて考慮頂きたいものです。24mmF2.8、28mmF2、35mmF2、50mmF1.4、85mmF1.4と、ズームレンズなら１本で済むところを短焦点ばかり５本所有しているワタクシ、今後も魅力ある短焦点に期待したいです。そんな中、30mmF1.4を商品化したシグマにはますます期待大です。αマウント対応にはHSMが搭載されなかったという点が唯一悔やまれますが・・・。■過去の日記2006/01/19 さようなら、ミノルタカメラ。2006/06/06 ソニーデジタル一眼レフカメラシステム、ついに発表。2006/06/23 10月にソニーαフルサイズ一眼レフ発売か！？2006/12/11 ソニーα上位機種はいつ・・・？2007/02/10 フジFinePix F30はやはりすごい。ソニーαそろそろ・・・？

  2007.03.09

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  東門市場、永康街、挽面（再び）、茶行、新光三越、帰国。

  早いもので、３泊４日の日程も早くも最終日です。午前中は時間があるので、有効に活用すべく、いろいろ回ってみました。まず、東門市場へ。ワタクシも初めてでしたが、かなり楽しかったです。観光用夜市とは異なり、食材をメインに取り扱う、いわゆる市場でした。とても活気のある、どこか懐かしい雰囲気がステキでした。ワタクシが小さい頃に、近所にあった市場とも似ていたことも、そんな気分にさせたのかも知れません。・・・ワタクシの記憶にある日本の市場では鶏の解体はしていませんでしたが。＾＾；東側半分の屋根ありの方がいい感じでしたが、写真を撮るタイミングを逃し、屋根あり部分での写真はありません。。。今回、青木由香さんの「台湾ニーハオノート」１３０ページの記事を参考に回りました。案内図には、「さとうきびジュース」、「にく」、「やさい」、「とり」、「ぶらさがる肉」と、あたかも自分用メモのような書き方、「この案内図、大丈夫か？」と多少の不安がありましたが、現地に行ってみると、ほんとにこの地図通りで、驚くとともに面白かったです。＾＾そんなわけでオススメの一冊です。過去の日記　：　2005/12/26 ［オススメ図書］ 青木由香著 「奇怪ね　一個日本女生眼中的台灣」東門市場を抜けると、永康街の北の端、鼎泰豐付近に着きます。日曜朝の永康街は人が少なく、氷館もまだ閉まっていました。その後、お茶屋さん（廣方圓茗茶）と新光三越に寄って土産を買ってから帰国しました。天母のお茶屋さんも、今日行ったお茶屋さんでも、とにかくもてなし好き。本業もともかく、自分で漬けた茶梅を食べさせてくれたり、商品以外の茶を飲ませてくれたり、ティーバッグを最後にお土産でくれたり。同僚たちも、台湾のそんな雰囲気を感じ取ってくれたようで、今回の旅行もなかなか有意義だったのではないかと思っています。

  2007.03.04

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  北投温泉、地熱谷、猫空、算命、挽面、脚底按摩、台北燈節、西門町。

  台北旅行三日目です。初日は深夜着なので、実質的には二日目です。北投温泉から出発し、地熱谷、猫空、算命、挽面、脚底按摩、台北燈節、西門町と、これまた盛りだくさんな一日でした。昨晩の宿、北投温泉の吟松閣温泉旅館ですが、残念ながら個人的にはイマイチな印象でした。　・　部屋に案内してくれたおばちゃんにチップを要求される。１００元/人→４００元。　　　台湾でチップはまずない。違和感を覚え、迷ったが、払うことに。　・　風呂は男女別で２ヶ所あると事前に確認したのに、今日は宿泊客が我々のみと　　　少ないからと、１つしか用意していない。　・　浴槽の給湯と給水のバランスが悪く、風邪を引きそうなほどにぬるい。　　　給水を止めてしばらく待ち、まだぬるいのを我慢してとりあえず入る。　・　朝もお風呂に入りたい旨、晩のうちに伝えておいたのに、　　　朝お風呂に行くと給湯が止められており、これまたかなりぬるい。温泉が楽しみで来たというのに温泉がイマイチ、しかも、事前に確認までしておいたことがことごとくその通りにならず、気分的にかなりやられました・・・。その上、このサービス水準でチップ要求とはありえません・・・。台湾の温泉にはこれまで、何ヶ所か訪れたことがありますが、今回は最低水準でした。事前にインターネットで調べた時も、吟松閣については妙に情報が少なく、何となく不安に思うことはあったのですが、古蹟指定の歴史ある温泉旅館で悪いことはないはず、と信じたのが失敗だったのかもしれません。。。こちらの建物は昭和９年築で、当時この旅館は吟松庵という名前だったそうです。外観は基本的に当時のままですが、内装はリフォームされていてキレイになっています。逸邨大飯店（星乃湯）がかなりクラシックな感じなのとは対照的です。過去の日記　：　2005/11/05 特別推薦！ 新北投温泉の逸邨大飯店（旧称：星乃湯）猫空はかなり評判良かったです。天気にも恵まれました。猫空行きの小バスをどこで降りるか、かなり必死だったワタクシをよそに、バス車内で同僚３人全員が爆睡だったのにはちょっと脱力しましたが。＾＾；動物園から猫空のロープウエイは完成間近、試運転で動いていました。猫空から降りてきて、動物園で乗り換えた際、平溪燈節への臨時バス案内が出ていました。一度は見に行きたいと思っていたこのイベント、その時期とは全く知らずにたまたま台北にいながら、今回は見に行くことができず、ちょっと残念です。いつか見に行きたいです。天燈節で賑わう街―台北県平渓郷その代わり、ではないですが、中正紀念堂で行われていた台北燈節に行きました。中正紀念堂内部よりも周辺がキレイでした。＾＾

  2007.03.03

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  総統府、茶藝館、小籠包、故宮、士林夜市。

  昨晩は夜遅く、日付が変わってからの投宿でした。さて、実質的な一日目である今日、総統府、茶藝館、小籠包、故宮、士林夜市と、パックツアーでもありそうな、王道づくしの一日にしました。＾＾朝食は外で蛋餅を食べ、“現搾的柳橙汁”を飲みながら２２８公園を抜けて総統府へ。同僚３人は、台湾について、特に知識もなければ特別興味があるわけでもない人たち。総統府見学、ちょっと勉強っぽくなってしまい、退屈させてしまうかと危惧していたのですが、思いの外、関心を持って資料を眺めてくれたようです。＾＾茶藝館は、天母の雄光逸馬堂へ。ワタクシも初めてでした。マスターの暖かいもてなしが魅力的な、ステキなお店でした。マスターはお茶のみならず、絵画や音楽にも関心があるそうで、店内にはご自身で描かれた絵が飾られていました。かといって堅苦しい感じでもなく、楽しんでやっている雰囲気が伝わってきます。「日本人ですか？」という質問に対して、「ぐぁしー りっぷんらん」と、まだまだ拙い台湾語を思い切って披露してみたところ、「台湾語ができる日本人は初めてだ！」といたく感心され、こちらが逆に恐縮しました。＾＾；リニューアルオープンした故宮博物館へ。残念ながら、芸術を理解する感性のないワタクシは、ただ同僚についていくばかり。でも、“翠玉白菜”グッズを入手し満足です。＾＾　◇ “翠玉白菜”携帯ストラップ　◇ “翠玉白菜”箸置きそして、士林夜市で夕食を食べ、北投温泉の吟松閣に泊まりました。

  2007.03.02

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  台北へ。

  会社同僚３人を連れて、台北にやって参りました。３泊４日の観光旅行、ワタクシはガイド役でございます。＾＾；東京と比べ、断然暖かいです。晩でも２０℃あります。＾＾今回の宿は、台北の天成大飯店と北投の吟松閣です。上の写真は、天成大飯店の１２階の窓から見た、深夜午前１時の新光三越の前の様子です。

  2007.03.01

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  王心凌「彩虹的微笑」

  ドラマ“微笑PASTA”のサントラの１曲目に、王心凌の「彩虹的微笑」という曲があります。とてもアップテンポな曲で、これを聴きながら歩いていると、歩くのが自然に速くなります。テンションを挙げたい時にオススメの１曲です。お試しあれ。＾＾台湾のCDやDVDにはいろんなオマケがよくついていますが、このサントラにもバッチがついています。もともとDVDサイズで大きめな上、さらに縦長にしてバッチを同封してあるため、DVDケースに入りません。台湾のCD屋さんも陳列には苦労されている模様です。CD屋さんからCDメーカーに苦情は出ないのかと、お節介ながら気を揉んでしまいます。そもそも我が家でもDVD置き場にちゃんと収まらないので困っております。＾＾；

  2007.02.24

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  TECC、このまま消え行く運命・・・？

  今日、TECC事務局さんより、はがきが届きました。当面試験休止とのことです。2006年度は、「個人情報保護のため試験休止」と、原因と結果が噛み合っていないように思えてならない理由で休止されていたTECC、このままフェードアウトしていきそうな気配です。かつては３大中国語試験の一角を担っており、かつ個人的に一番のお気に入りの試験でした。「中国語コミュニケーション能力検定」の名にもふさわしい、会話能力と試験結果が最も噛み合った内容でした。それがいつからか、改悪に改悪を重ねるようになり、意味不明な試験休止、そして今回の長期休止。かつての良かった時代を知っているだけに、残念です。かつては台湾会場も設定しており、台湾向けには繁体字も用意するような、気の利いた配慮もありました。上の写真はTLIで掲示されていた案内ポスターです。中国語コミュニケーション能力検定（TECC）過去の日記　：　2002/12/01 ＴＥＣＣを受けてきました。過去の日記　：　2003/09/27 ＴＥＣＣ受験料値上げに対する雑感過去の日記　：　2004/12/12 ＴＥＣＣ試験会場にて再会。過去の日記　：　2005/05/15 TECCの改定に対する雑感、受験見送り。

  2007.02.22

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  日本から電話で台湾のホテルを予約！

  ３月１日（木）、またしても台湾に参ります！こないだ行ったばかりでまた台湾へ向かうワタクシ、たいがいな“アホ”かと自認しておりますが、ワタクシの周りには同じような人（※）がワタクシ以外に少なくとも３人もいます。類は友を呼んでいるようです。＾＾；　※ 同じような人 ＝ いま現在日本にいて、３月第１週の週末に台湾にいる台湾好き日本人 今回は会社の同僚を連れての台北観光、ワタクシは参加メンバーというよりガイドでございます。木曜午後をフレックスで引き上げ、金曜は有給休暇、日曜に帰国、３泊４日の台北旅行です。そんなガイド役は先ほど、宿泊予定の北投のホテルに電話をかけ、無事に予約を完了しました。中国語でのホテル予約、だいぶ緊張しましたが、特に会話に詰まることもなく、何とかクリアできた模様です。うまくいったのがワタクシの思い込みでないことを祈っております・・・。＾＾；自分ひとりの旅行ならまだしも、今回は同僚を連れて行くので、確実なホテル予約のため、台湾の友人に代理でお願いしたいと考え、メールでお願いしておきました。お願いしたらいつもすぐ対応してくれる友人なのに反応がないので電話してみたところ、旧正月でドイツ旅行中とのことでした。ローミングで台湾経由でドイツに電話がつながり、びっくりしました。＾＾；ところで猫空のロープウエイはもう完成したのでしょうか？どなたか情報お持ちでしたらぜひお寄せ下さいませ。下のページによると、早くて2007年6月に正式に開通とのことでしたが、先ほど友人がもう開通したと教えてくれたので、どっちが正しいのかよくわからず・・・。＾＾；Wikipedia - 猫空空中纜車

  2007.02.18

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• Photo Album更新。

  久しぶりに“Photo Album”を更新いたしました。台湾気分を味わう一助になれば幸いです。＾＾12月の台北留学の他、9月の高雄留学の写真も追加しました。台北短期留学日記写真集写真の管理方法が正直まだよくわかっておらず、写真の順番を整理したいと思いながらも、かなり“順不同”的な、“亂七八糟”な状態になっております・・・。順序入れ替えの方法をご存知の方、もし差し支えなければご指導下さいませ。先日、５００００カウント達成いたしました。謝謝光臨！

  2007.02.17

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  「李香蘭」を見て。

  ドラマスペシャル「李香蘭」を見ました。感想２点ほど。■上戸彩の中国語、上手い！彼女はこのドラマのために学んだのでしょうか？だとしたら大したものです。上手い！ そこいらへんの留学生よりよほど上手い。こう言うと語弊があるかもしれませんが、タレント“上戸彩”に対してこれまで、女優というよりルックスやかわいさ重視のアイドルというイメージを持っていたのですが、このドラマを見て、彼女の役者魂とその実力を感じました。中国語での長い台詞もあり、中国語既習者にもつらそうな内容でした。それをあれだけすらすらと、しかも発音や声調も許容範囲、大したものです。ワタクシの台湾語はその後まるで進歩していませんが、気合入れ直したいと思います。＾＾；■戦勝国中国としての“国民党”日本が太平洋戦争に負けた時、戦勝国としての中国は中華民国、蒋介石率いる国民党でした。（上の写真はこのドラマの一コマです。）日中戦争で日本軍は中国人に対して悲劇を数多くもたらしてしまったことと思いますが、一方、戦後の国民党軍による日本人に対する行いもまた、高く評価されるようなものでは決してなかったようです。国民党軍はその後も、中国国内、特に農村部において略奪や破壊や強姦といった身勝手な悲劇を数多く引き起こしました。その結果、農民は国民党を嫌い共産党を支持、人口比で圧倒的な農民を味方につけた共産党が優勢となり、国民党軍は徐々に劣勢となり中国を押さえきれず、台湾に流れ込みました。流れ着いた先の台湾でまたしても同様の横暴ぶりで必然的に台湾人の怒りを招き、２２８事件に代表されるおそるべき悲劇を生んだ上、台湾人の権利を３８年間も抑制し続けた戒厳令の発動にもつながっていったようです。そう考えた時、日本軍の行為を美化するつもりもありませんが、国民党軍の行為は日本軍と同等ないしそれ以上に批判を受けるべき、責任を問われるべき対象ではないかと思えてしまいます。ワタクシは右翼でもなんでもありませんし、日本軍は正しかったというつもりも毛頭ないのですが、歴史認識についてはより確からしい情報を求め、見直し、解釈し直す必要があるように感じます。このドラマの他、９日に放送されたNHKスペシャルでも感じましたが、いまの日本のテレビ番組には、日本軍の行動ばかりを非難する、いわゆる自虐史観の雰囲気があるように思えました。一般の人が広く視聴するテレビ番組においては、より客観的な内容を期待したいとワタクシは思います。

  2007.02.12

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  JAA飛行機模型購入。

  日本アジア航空の飛行機の模型、空港の売店で見かけて欲しくなり、勢いで買ってしまいました。会社のワタクシの机には既にエバー航空の模型が飾られてある他、お手製（？）の“茶さん”も、集集車站も並んでおります。＾＾；過去の日記　：　2005/10/02 我が家の「茶さん」過去の日記　：　2005/07/09 超可愛的集集車站～。そのうち、「片付けなさい」と言われそうですが、言われるまで置いておきます。

  2007.02.11

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  フジFinePix F30はやはりすごい。ソニーαそろそろ・・・？

  キヤノンのIXY DIGITAL 900IS、かなりの期待を持って手にしたのですが、使ってみてところ期待外れ・・・、改めてフジのFinePix F30の実力を知りました。IXY DIGITAL 900ISで夜景を撮った際、ノイズがかなり気になりました。全体的にざらざらしていますし、黒い部分にいろいろな色のぶつぶつがたくさん・・・。その理由の一つに、撮像素子の小ささ（1/2.5型）があるようです。夜景好きのワタクシにはこのデメリットはきつい・・・。小型でスタイリッシュなボディデザインはいいのですが、画質も犠牲になっているようでした・・・。以前、IXY DIGITAL 50を使っていた頃には全く気にならなかったのですが、FinePixF30をしばらく使っているうちに、ノイズの少ない画像に慣れてしまったのかもしれません。店頭で店員さんに聞いてみても、フジの写りのよさは定評があるようです。何軒か回りましたが、その異口同音ぶりに逆にこちらが驚かされました。大きな撮像素子（1/1.7型）かつ無理のない画素数（630万画素）が、その高画質を支えていて、手持ちでの夜景撮影のフジの強さは、キヤノンのPowerShot G7をも上回る実力とのことです。下の日記の夜景も、フジFinePix F30で撮影したものです。過去の日記　：　2007/01/01 台湾から帰国、関空へ。FinePix F30のいいところ　（今後も維持して欲しい点） ・ 画像がきれい （ノイズが少ない） ・ 夜景に強い ・ 高感度でも安定 ・ 電池が長持ち ・ 合焦時、シャッタースピード・絞り値の表示あり ・ 電源一旦OFF後も、プログラムモードでのフラッシュ強制非発光設定が保持される以下の要改善点が克服されれば、フジのデジカメはさらに魅力的になるのではないでしょうか。FinePix F30の要改善点 ・ まれに（200枚に1枚くらい）、写真がちゃんと撮れていないことがある。（右1/4がグレー、など） ・ 広角側を28mmに拡大してほしい。（今は一番広角側で36mm相当） ・ 三脚穴は底部の中心に配してほしい。（ヨドバシの“ボ撮ルンです”を付けると傾いてしまう） ・ 本体がやや大きい。（高画質実現のために必要であれば納得できるレベルですが・・・。）いずれにせよ、フィルムメーカーとしての撮像素子へのこだわりがぎゅっと詰まったカメラであることは間違いないようです。コンセプトとそれを下支えする技術、これが見事に融合した商品に対し、心地よさを覚えます。今後の商品にもさらに期待です。高画質ぶりをメーカーからももっとアピールすればいいのに、と、もったいなく思えてしまいます。過去の日記　：　2006/05/27 富士フィルム、超高感度デジカメ「FinePix F30」発売。ところで、ソニーα100が最近値下がりしました。（９９８００円→８９８００円）α100の上級機が出る予兆でしょうか。AFの軽快な、ファインダーのクリアな、シャッターの切れ味の軽い一眼に期待したいと思います。過去の日記　：　2006/12/11 ソニーα上位機種はいつ・・・？

  2007.02.10

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  日本ボートの聖地、戸田漕艇場へ。

  日本ボートの聖地、戸田漕艇場に行ってきました。JR埼京線の戸田公園駅から徒歩１０分ほど、東京都と埼玉県の県境を流れる荒川を越えてすぐのところにあります。ワタクシ、今は見る影もなく衰弱していましたが、大学時代にはボート部に所属し、ここ戸田で毎日練習していました。普段から合宿所で寝泊りし、朝漕いでから大学に通いました。（通わない人もいます。＾＾；）５時前に起床、９時半消灯でした。週末は学校もなく、「練習、食事、睡眠」の繰り返しでした。断言はできませんが、台湾の“當兵”と比べても見劣りしない内容ではないかと推測します。２年ほどボートを漕いだ結果、ボートの世界においてはワタクシはどれほどの努力をしても成功の確率は相当低いという厳しい現実を認めざるを得ない状況となり、そして以下のような考えのもと、自分なりの道を探すことにしました。 ・ そもそも、目標とすべき“勝利”とは何か。勝利にどれだけの意味があるのか。 ・ レースはあくまで相対評価、相手が弱ければ自分は勝つ。 ・ 仮に勝利できてもその栄光は一瞬。　　実力の向上はおろか維持もままならず、一方で次々と追い上げが来る。　　　　　↓ ・ 良くも悪くも現実は競争社会、何らかの形で自分の価値を創造・提示する必要がある。 ・ 他人との比較も必要だが、前提として、　　自分が納得できる“漕ぎ”（→達成度）を実現しなければならない。 ・ “艇の速さ”という１つの軸ではなく、２つ以上の軸を組み合わせた自分の世界を築くことで、　　より競争の少ない、安定的な環境で、さらなる自己研鑽を可能にできるはず。退部後、大学の専攻以外で何かを、中国語を本腰入れて勉強してみようかと思っていた頃、他校のボート仲間から、“短期留学”という語学学習の方法があることを教えてもらいました。彼はその後オーストラリアへ。ワタクシはこれを出発点に、北京・上海・台北・高雄・無錫と、現在まで（今後も？）続く短期留学を実現するに至りました。語学力向上の他、多くのかけがえのない中国語仲間と知り合うこととなり、今の自分の軸である台湾と出会うに至る遠いきっかけにもなりました。教えてくれたボート仲間も、まさかワタクシがこんなことになるとは思っていなかったことでしょう。＾＾換言すれば、ボートを漕いでいなければ、また、漕いでいてもそのボート仲間に出会わなければ、今の自分は全く違う状況にあったことが想像され、これも何かのご縁かと、そのご縁に対し、感謝と畏敬の念を抱きます。そもそもの今回のきっかけは台湾で買ってきた、日本ドラマ「レガッタ」のDVDです。自分の慣れ親しんだ場所で撮影されたドラマ、不思議な気分でした。自分にとって今回の経緯は、戸田→中国留学→台湾留学→戸田、と一巡した気分です。＾＾それにしてもこのDVD、主題歌が流れた後に「この番組は・・・」とスポンサーの案内があったり、本編の最中に地震速報の字幕スーパーが表示されたりと、本放送を毎回録画したものを編集した努力が見え隠れする、手作り感たっぷりな仕上がりになっていました。＾＾

  2007.02.04

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• 情報求む、中国や台湾のCD・DVD・VCDの買取店について。

  台湾や中国に行くたび、CDやDVDをごっそり買って帰るワタクシ、なかなかの充実ぶりに自己満足しつつも、あまりの数に置き場に困るという表裏一体の課題に直面しております。つきましては、あまり聴かないもの・見ないものについては処分したいと思っています。とはいえ、まだまだ使用に耐えるものも多く、また、せっかく日本に運んできたものを捨てるのも忍びなく、どこかリサイクルショップにでも引き取って頂き、これから中国語を学ぶ方にでも活用頂ければと思っています。もしどこか、中国や台湾のCD・DVDの買取店情報をお持ちでしたら、お知らせ頂けませんでしょうか。楽天オークションやYahoo!オークションなどもあるかと思うのですが、手間も時間もかかりそうでこちらは避けたいと考えております。よろしくお願いいたします。

  2007.02.03

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  日本一の大クス、蒲生八幡神社へ。

  環境庁認定の日本一の大クスのある、蒲生（かもう）八幡神社に行ってきました。第一印象は「でかっ」というより、「ふとっ」という感じでした。「日本一の大クス」と聞いたので、太さはもちろん、空に空に伸びている様子、まさにとトトロのクスノキのようなものを想像していたのですが、後で確認したところ、「日本一」は高さではなく幹回りの太さが基準なのだそうです。鹿児島県蒲生町ＨＰ 「蒲生の大クス」お参りした後、境内を散歩してみました。きれいな色の石の灯籠を見かけ、新しいものかと思いきや「昭和十三年六月」とありました。そしてよくよく眺めていると、なんと驚いたことに「於臺灣蘇澳謹作」とありました。太魯閣産の石でしょうか。戦前、当時日本だった台湾からやってきた石灯籠は、鹿児島の神社にいまも大切にされていました。＾＾年末に台湾に向かう際、飛行機から眺めた桜島、今回は陸から眺めております。仙巌園にて。今日もこの空の上を、台湾行きの飛行機が飛んでいるのでしょう。＾＾過去の日記　：　2006/12/23 ２０回目の台湾、１４回目の短期留学。　2006年7月撮影ところで、昨日紹介した台湾中部の集集にも、大クスがあります。蒲生の大クスに比べれば幹は細いですが、空に向かって大きく伸びていました。　2006年7月撮影こんな案内表示が用意されていることからも、大事にされている様子が伺えます。他の国でもこのようにクスノキを大切にする感覚はあるのでしょうか。それとも、これは日本と台湾にのみ通じる感覚なのでしょうか。トトロ好きのワタクシ、大クスめぐりは今後も続けたいと思います。＾＾日本第二位の大クスは熱海にあるとのこと。熱海ならそれほど遠くもなく、小旅行にちょうど良いかと。昨日も今日も、“日本で台湾再発見”です。＾＾

  2007.01.27

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  築１０４年の木造駅舎、嘉例川駅へ。

  鹿児島県最古の木造駅舎、明治３６年（１９０３年）の開業当時からそのままの嘉例川（かれいがわ）駅に行ってきました。期待を十分に満たす、大変落ち着いた雰囲気の駅でした。改札口やベンチ、使い込まれた年月を感じさせました。ベンチの下部の支柱部分、単なる機能のみならず、それ自身に装飾が施させた様に、木造建築の粋な風情を感じました。＾＾年末に山佳車站を訪れた日記に、　　　「向かって左側の木が、“和”な雰囲気をさらに引き立てます。」と何気なく書きましたが、嘉例川駅でも同じように、木造駅舎と大きめの木の組合せが、独特の落ち着いた雰囲気を醸し出していました。過去の日記　：　2006/12/30 昭和三年落成の山佳車站へ。嘉例川から６つ八代寄りの真幸（まさき）駅にも行ってみました。こちらもまた、木造駅舎と木の調和がステキな駅でした。かつて訪れた台湾中部の集集車站を思い出しました。集集の駅舎は日式木造車站なのですが、何か物足りないものを感じた記憶がありました。何でだろう？と思っていたのですが、今回嘉例川駅の様子を見て、単に駅前が整地されたから、というのではなく、木がないためにどこかバランスがおかしいように感じたのではないかと思いました。　2006年7月撮影いま建っているこの駅舎は、戦前の設計図をもとに再建されたものです。もともとの駅舎も大切に使われていたのですが、1999年9月21日の大地震で倒壊してしまったそうです。いまは駅舎に寄り添うような木のない集集車站ですが、日治時期にはきっと、木が立っていたのではないかと思います。そんな姿に思いを馳せてみるのもまた一興ではないでしょうか。今回もまた、“日本で台湾再発見”です。＾＾

  2007.01.26

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  中検準１級、９回目の挑戦へ。

  今年３月の中検に挑戦すべく、受付開始早々に申込手続きをいたしました。準１級、今回で９回目の挑戦です。これまで８回落ちました。２００１年１１月に初めて挑戦して以来、既に５年半が経過、そろそろ何とかしたいものです・・・。受験後、試験内容に対してまた文句つける自分の姿が容易に想像されます。＾＾；台湾を訪れた際、基本的な会話では特に困らないレベルまで何とか来れたと実感している割に、中検準１級に対しては合格点にかすりもしない現状に、複雑な思いがいたします・・・。過去の日記３回目の受験　：　2002/11/17 中国語検定試験を受けてきました。７回目の受験　：　2005/06/26 中検雑感。７回目の撃沈　：　2005/07/16 中検撃沈。８回目の申込　：　2006/02/09 勢い余って中検準１級申し込み。８回目の受験　：　2006/03/26 中検準１級、８回目の挑戦。今回も撃沈された模様…。８回目の撃沈　：　2006/04/13 中検準１級、８回目の撃沈。。。

  2007.01.15

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  iPod nano購入。中国語表示機能に感動！

  iPod nanoを購入してしまいました。当初、買う気は全くなかったのですが、興味はあったので情報収集にと、電気屋さんに立ち寄って、いろいろ話を聞いていたら、結局買ってしまいました・・・。＾＾；今回手にしてみて、何よりその小ささに驚きます。今回の購入の決め手は、中国語表示対応可、だったこと。すごいです！＾＾他の大手メーカー製の製品では、日本語・英語はもちろん表示できるものの、中国語等、他の国の言語は表示できないそうです。これまでは携帯で音楽を聴いていたのですが、中国語はちゃんと表示されませんし、それ以上に何より、音楽聴くと電池がすぐなくなって、　・　音楽は聴けず　・　電話もできず　・　メールもできず　・　時間もわからなくなると、不便極まりない状況に追い込まれていました。＾＾；これで全て解決です。

  2007.01.06

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  台湾から帰国、関空へ。

  朝５時半に國際學舎を出て、桃園機場へ。昨晩、荷造りをしていたところ、月がキレイに輝いていました。＾＾来年もまたこの場所に来るような気がします。この先何年続けるのやら・・・？台北から関空へ、日本アジア航空EG218便にて。元旦のEG218便に乗るのは今回で３回目（2004年、2006年、2007年）、嬉しいことに、これまで毎回、搭乗者全員に「謹賀新年スプーン」が配られました。この粋なサービス、かなりお気に入りです。＾＾2005年1月1日も台北→関西に乗りましたが、2005年はエバー航空便を利用したために、2005年の分のスプーンはありません。残念。。。エバー航空も好きな航空会社ですが、元旦便については日本アジア航空に軍配が上がります。＾＾関空に着き、何よりその寒さにへこみました。めちゃくちゃ寒い！ 台北より１０℃くらい寒いです。台北は１７～２４℃くらいがよくある気温でしたが、大阪は最高気温が１０℃に満たないことも。翌日、ばっちり風邪をひき、喉が痛くてしばらく苦しみました・・・。

  2007.01.01

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  「八堵駅事件」の地、八堵車站へ。

  昨日に続き、今日も駅を訪れました。台北から６つめ、約３５分ほどのところにある八堵です。台北から来た列車は、八堵で基隆方面と瑞芳・宜蘭方面に分かれます。昨日はのどかな観光でしたが、今日は２２８事件の記念碑の見学です。１９４７年３月１１日、この地で悲劇が起きたそうです。国民党兵士により冤罪で連行された八堵駅職員１７人は、手足に針金を通され、数珠つなぎにされ、銃剣で刺され、銃で撃たれた後、基隆港に捨てられたそうです。今の様子からは想像もつきませんが、大変胸の痛む話です。日治時期を美化するつもりではありませんが、日治時期にはこんなことはなかったのではないでしょうか。戦後もし、台湾が“台湾”という国であったり、または、日本のままであったならば、このような悲劇は起こらなかったのではないかと、つい考えてしまいました。八堵の他にも、２２８事件の紀念碑は台湾全土にあるそうです。財團法人二二八事件紀念基金會 - 228紀念碑台北二二八紀念館 - 全台紀念碑夕食は、台北市長旧邸を改装したというレストランにて。１９４０年（昭和１５年）に建てられ、１９９４年まで市長官邸として使用されました。１９９８年以降、現在のようなイベント会場、兼、レストランとして再出発したそうです。市長官邸藝文沙龍

  2006.12.31

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  昭和三年落成の山佳車站へ。

  台北車站からわずか２０分ちょっとのところにある山佳車站へ行ってきました。台北、萬華、板橋、樹林、山佳と、４つめの駅です。山佳の次が陶器で有名な鶯歌です。日本のローカル線の駅とほんとに変わりません。向かって左側の木が、“和”な雰囲気をさらに引き立てます。内部もしっとりといい感じです。この駅の歴史・経緯を紹介する看板があり、「今もなおほぼ現状を留める」と説明されていました。昭和三年からずっとここに建っているのかと思うと、なかなかうまく言葉にできない、畏敬の念が沸いてきます。また、駅舎に向かって右側の事務室の窓に取り付けられた鉄格子が気になりました。日本時代にはおそらくなかったはず、国民党戒厳令３８年間の産物のように思えました。この建物が辿って来た歴史を、改めて感じました。台北に戻り、夕食は公館にて。何となく入ったお店の食事が絶品でした。＾＾國際學舎に戻った後、國際學舎仲間の日本人の方と、再会を祝しました。こんなことを実現できるのも、一般ホテルにはない、國際學舎ならではの魅力です。＾＾

  2006.12.30

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  雪山隧道を通り、礁溪温泉・蘇澳港へ。

  友人が、礁溪温泉・蘇澳港に連れて行ってくれました。雪山隧道（北宜高速公路）を通ると、台北から礁溪や宜蘭まで、１時間弱で着きます。大変便利な高速道路にもかかわらず、残念ながらどういうわけか、高速バスは走っていないようです。なぜかと聞いたのですが友人も知らないようです。まず蘇澳へ。海鮮のお店がたくさんありました。台湾の港町にはどこでも、海の安全を祈願して、媽祖（南天宮）がいらっしゃるそうです。「漁港路」の道路標識、「漁」の読みが「Hi」になっていました。台湾語、または、原住民の言語でしょうか・・・？その後、礁溪温泉へ。水着を持っていなかったので、男女別の“裸湯”を探しました。「日式温泉」はたくさんあるのに、水着不要の温泉はほとんどありません・・・。ある意味、台湾に溶け込んだとも言える、「“台式”日式温泉」なのでした。＾＾；男女別の温泉が多くあるのは、烏來だけでしょうか・・・？台湾温泉情報、もしご存知の方いらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せ下さいませ。

  2006.12.29

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  「認識臺灣」原著を拝見。

  かつて、散々探し回ってついに断念した「認識臺灣」についに出会うことができました。台湾師範大学の図書館にて。國際學舎仲間の日本人の方が教えて下さいました。＾＾「認識臺灣」とは、台湾の中学生の社会科の教科書で、地理篇・歴史篇・社会篇の３部からなり、日本でも歴史篇が和訳されて出版されています。ただ残念なことに、当日あまり時間がなく、ぱらぱらっと見ることしかできませんでした。またの機会にゆっくり読んでみたいと思います。その中でも印象的だったのが、日本時代の「時の記念日」の宣伝ポスターです。「時是レ金。時間ニ待ッタナシ。オ互ニ時間ヲ正確ニ守リマセウ。」和訳版は以下のように説明があります。　　　「時間に正確であり、時間を守り、時間を惜しむ精神の養成を期し、　　　　社会の大衆に、日常生活における時間の標準化と時間厳守の観念を養わせた。」今の日本の現状、また、台湾の現状に照らしてみても、耳の痛い話です。過去の日記　：　2005.12.18 情報求む、台湾の歴史教科書「認識台灣」について。過去の日記　：　2005.12.27 入手断念、台湾の歴史教科書「認識台灣」。

  2006.12.28

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  紅葉温泉の朝。瑞穂牧場、舞鶴観光茶園へ。

  紅葉温泉の朝の様子です。清々しい朝でした。朝からまた温泉へ、快適です。＾＾下の写真は、水着不要の個室風呂です。こんな洗面台も、林間学校的な雰囲気をさらに引き立てます。この紅葉温泉旅社、施設や雰囲気もさることながら、ワタクシが何より魅力的に感じたのはこちらの若旦那のお人柄でした。ワタクシと同い年か少し年上くらいの方でしたが、気遣いが粋な、もてなしが心地よい、さわやか青年でした。紅葉温泉旅社を後にして、瑞穂牧場へ行ってみました。日本でイメージするのと全く同じうしさんがいました。売店で絞りたての牛乳が飲めます。＾＾だちょうさんもなぜか同居していました。けんかしないのでしょうか・・・？＾＾；その後、舞鶴観光茶園へ。ここは紅茶の産地としても知られるそうです。「舞鶴[女乃]茶」というペットボトルも発売されていると、お茶屋のご主人は自慢げでした。訪れたお茶屋さんでは、半発酵茶（青茶）、不発酵茶（緑茶）、発酵茶（紅茶）と、幅広く取り扱っていました。しかも、全部自分の茶畑で採れた茶葉から作ったものなのだそうです。紅茶用の茶葉は、小葉種（中国種）と大葉種（アッサム種）のかけ合わせから生まれた改良品種とのことでした。「瑞穂」も「舞鶴」も、日本時代に名付けられたのだそうです。当時、「みずほ」や「まいづる」だったのでしょうね。

  2006.12.27

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