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カテゴリ:美容・健康
≪ 続きです ≫
手術は思いの外長引いて、終わったのは 夕方7時半くらいだった (らしい)。
「 おーい、わかるかい?」 という声にぼんやりと目を開けると、手術室からすでにICUに移っていて 目の前に、30年間見慣れた顔があった。
「 当日は行かないよ!」 と言っていたのに、配偶者が来てくれたけど とても話しをするような状態じゃなくて またすぐに眠ってしまった。
その時、そばにもう一人いたような気がしたけど 後になって確認したら、一人だけだったそうだ。 一体あれは、誰が見えたんだろう ・ ・ ・
しばらく眠ってからトイレに行きたくなって目が覚めた。 ナースコールで看護士を呼ぶと
ということで
消灯時刻を過ぎて暗くなっているICU前の廊下の 反対側のトイレまで歩いて行った。
全身麻酔は切れいていたものの 右手側には神経ブロック注射がしてあったので 感覚は全くなかった。
なんて、ちょっと心配にもなったが しばらくすると、そんな心配は吹っ飛んだ。
ブロック注射の効果が切れてくると、右腕全体が痛い。 疼くように、とにかく痛い。 半世紀近く生きてきて、こんな痛みは初めて経験するものだった。
あまり痛むので、看護士に言うと
って、今まで使ってなかったんかい!?
他の患者たちは、背中に刺したチューブから 痛み止めを常時入れているが 西紅柿にはそれが付いていなかった。
座薬を入れてもらい、痛みはどうにか収まったが 点滴をジャバジャバ入れているので 30分から1時間おきにトイレに行きたくなる。
あまりに頻繁なので、その後は これまた人生初体験の差し込みお〇器を使うことにした。
他の人の話では、手術後は1晩中良く眠れたそうだけど 西紅柿の場合、痛いし、トイレには行きたいし で、とても眠るどころじゃなかった。
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