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カテゴリ:言葉
前回の「mottainai」つながりで。。。
うちの中国語のクラスに、某大手メーカーを部長職で定年退職された御仁(W氏)がおられる。 彼は現役時代、単身赴任でよく中国へ行っていた。
なので W氏「私の中国語は中国人より上手い、と現地スタッフが言っている」 のだとか。
そんなに上手いなら、わざわざ教室に通う必要もないと思うんだけど。。。
W氏の奥様は、彼が中国に行っている間、パートで働いたり、ご主人のセーターを手編みしたりしておられる。 西紅柿的には、せっかくまとまった自由な時間が取れるんだから、もっと他のことに使えばいいのに・・・と思うんだけど。
先日の授業中、W氏が 「私の奥さんは料理が上手い」(中国語) という文を作った。
新婚ならともかく、イイ年こいたオッサンが、人前でこんなこと言う!? と思ったけど、ちょっとヨイショして
西紅柿「Wさんの奥さんは料理が上手いだけでなく、セーターも手編みするんですよ」(日本語)
そしたら
W氏「うちの奥さんが編んだセーターは、そこいら辺で売っているものよりずっと暖かいんです」(日本語)
だと。
西紅柿「あー、そーかい、そーかい、そりゃ良かったねー! 」(口には出さず)
ホ~ント、世の中って、上手くできているのね。 こういうのを、割れ鍋に綴じ蓋っていうんだろうね。
という話を家でしたら・・・
配偶者「他の人も、うちのことをそう思っているよ」 西紅柿「 」
------------------------------------------------------- 割れ鍋に綴じ蓋
【割れ鍋に綴じ蓋の解説】
※ 故事ことわざ辞典 より -------------------------------------------------------
以前、この諺の意味を 「割れた鍋でも、それをキッチリ閉じられるような蓋がある」 と解釈していました。 オハズカシイ。。。
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