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テーマ:暮らしを楽しむ(387508)
カテゴリ:生活(住)
夕方、外で何やらやっていた配偶者が、取り乱した様子で家に入ってきた。 配偶者「スズメバチの巣がある!」
うちの畑の入口に、藁を入れるための、高さ90cm・広さ畳1枚ほどの木箱がある。 毎年秋に藁をもらって来てここへ入れるが、去年は畑に置いたままだった。
中には半分ほど藁が入っていて、丸2年以上もベニヤで蓋をして、ブルーシートをかけたきりだ。 その木箱の隙間からスズメバチが入って、中で巣を作ったらしい。
配偶者「そこらじゅうに蜂がいて、危なくて仕方ないから巣を取らなくちゃ」 西紅柿「業者に頼むの?」 配偶者「自分でやる」 西紅柿「え~~~! 危ないよ!!」 配偶者「お前にやれって言ってるんじゃない、オレがやるからいいよ」 西紅柿「誰がやるか!!」
なんたって、西紅柿は以前、スズメバチに刺されたことがある。
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まだ母がいた頃、玄関の真上の軒下に、スズメバチが巣を作った。 寒くなって蜂が活動しなくなったら取ろうと言っているうちに、どんどん大きくなって、直径が30センチほどにもなってしまった。
秋のある日、干した布団を両手で抱えて取り込んでいて、蜂に気づかず、頭を刺された。 スズメバチの毒はかなり強いと聞いていたので、町医者に電話したら、すぐに来るように言われ、自分で車を運転して行った。 ( 後で聞いたら、こういう場合、救急車を呼ぶべきだったらしい )
途中2回ほどクラッとなったが、自分で自分に 「 これは気が動転しているせいだ 」 と言いきかせながら医院に着くと、待合室にはお年寄りや小中学生が10数人ほどいた。
受付をして、待合室で爺ちゃんの隣に腰掛けて頭を押さえていたら、 爺ちゃん 「 あんたぁ、ハチに刺されやしたかい?」 西紅柿 ( 無言で頷く ) 爺ちゃん 「 はぁ、そうでやすかい。わしの弟も蜂に刺されて死んじまったぁ」 西紅柿 ( 思わず顔を上げて )「 え゛~~~!!」 爺ちゃん 「でも、あんたぁはここに来てるだから、たぶん 大丈夫ずらよ」 西紅柿 「 ・ ・ ・ ・ ・ 」
ほどなくして呼ばれて診察室に入ると、診察を終えた婆さんが下着姿でいた。
婆さん「・・・・・ だからね先生、※+○★~□♪%◎▼☆□♪◎▼☆※♪%★~□×#△※♪%★~□×△~□×△♪%◎▼☆□・・・。」
先 生「どれ、蜂に刺された人を看るか。」 西紅柿「はい。」
婆さん「そいでね先生、息子が※#□♪◎▼☆※♪%★~□×#△★~□×△♪◎▼☆~□×△♪%◎▼☆□※△♪%~×△◎・・・・・。」
先 生「刺されたのはいつごろ?」 西紅柿「20分ぐらい前です。」
婆さん「そしたら先生、嫁が+○~□×△♪%◎▼☆□★~□×△♪%◎▼☆□♪◎▼☆※♪%★~□×#△※+#★~□#・・・・・。」
先 生「よく山の草刈りで、大の男が蜂に刺されて動けなくなって運ばれて来るよ。」 西紅柿「は あぁ。。。」
婆さん「そんでもって先生、爺ちゃんたら□♪◎~□×△♪%◎▼☆□▼☆※♪%★~□×#△□♪◎▼☆※♪%★~□×#△・・・・・。」
先 生「今、生きていれば大丈夫だ。ダメな場合は、もう死んでる。」 西紅柿「は ぁ 。 。 。 」
婆さん「そだから先生、わしが%~□×△♪%◎▼☆□★~□×△♪◎▼☆%☆※♪%★△♪◎~□×#△・・・・・。」
この婆さん、生きるか死ぬかの患者の傍で、ずっとこんな話しをしていた。
結局、蜂の針は見つからず、注射をしてもらって帰ってきたが、夜になっても頭はガンガンしていた。
帰宅した配偶者に事の顛末を話すと 配偶者「 お前の頭は固いから、蜂の針も刺さらなかったんだろう。」
って、あんたに言われたくない!
--------(以上、再掲です)-------------
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