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テーマ:暮らしを楽しむ(387497)
カテゴリ:言葉
いつも何気なく使っている「ありがとう」という言葉。
リオオリンピックの閉会式でも、震災を受けた東北の子どもたちが色々な国の言葉で「ありがとう」の人文字を作りました。 http://www.sankei.com/photo/story/news/160822/sty1608220012-n1.html (そういえば、オリンピックのテーマソングもスマップの「ありがとう」だったような・・・)
ところで、この「ありがとう」の反対語をご存知ですか?
「ありがとう」は漢字で「有難う」、つまり「有ることが難しい・滅多にない」という意味になります。 ここから「有り難き幸せ・滅多にない親切なことをしていただきました」という感謝の表現で使われていたものが短縮されて「ありがとう」になりました。 だから「ありがとう」の反対は「当たり前」となります。 (※ 出典:忘れました)
私たちが普段「当たり前」と思っていること、例えば夕方になると家族が帰って来る。 家ではご飯が食べられて、安心して眠ることができる。でもこれは、地震などの大きな災害に遭った人にとっては「当たり前」ではありません。 今こうしていられることを当たり前と思って過ごしていると、幸せの中に居ながらそれを感じる心が錆びついてしまうのかもしれません。 今回も広報誌を読んでいただき、大変ありがとうございました。
(※ weblio対義語反対語辞典では「ありがとう」の対義語は「余計なお世話」です)
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以上、編集を担当している広報誌の「あとがき」に使った文章です。
ネタはこちら
https://youtu.be/OXIRpu9XAHs
広報誌は自治会の役員が各戸配布しています。
今号が我が家に届いた日の夕方、早速知人からメールをいただきました。
「いつも、いい事、書いてますね~」 ふだん、なにげなく、使っているけど 知らない意味、でも、調べない言葉。 そんな時のバイブルに感謝です。 こんな反応があると、うれしい・・・ような、、、あまりのクサさに、自分でも恥ずかしい・・・ような。
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