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テーマ:暮らしを楽しむ(387508)
カテゴリ:旅
(続きです)
高ボッチ山頂から西紅柿一人で戻って自然保護センターでトイレを済ませ、少し写真を撮ったりして車に戻ると、ちょうど配偶者も下りてきた。 どうやらこの日は、他の人たちも写真を諦めたようだ。 このまま帰るのももったいない気がして、諏訪湖名物「えびす屋」のワカサギの唐揚げを買っていこうとナビをセット。 山を下りる途中、以前から探していたステーキハウスが諏訪湖の周りにあるはずなので、ついでにそこも確認しようということになり、西紅柿がスマホで検索。 西紅柿は元々車酔いしやすいタイプ。 子どもの頃なんて、わずか10分ほどバスに乗っただけで酔ってしまった。 この時もスマホを見ているとムカムカしてきたので見るのをやめたけど、気がついたときはすでに遅く、冷や汗ダラダラで、おまけに便意も催してきた。 前の夜にほとんど眠れなかった上に、駐車場のトイレは慣れない和式で落ち着かず、きれいに出切っていなかったらしい。 どうにもならなくなって途中で車を停めてもらい、車外に出てしばらく休んでから、また山村の集落の中の曲がりくねった道をコンビニを探して下りて行った。
が、こんな時に限って、かなり広い道路に出てもコンビニは見当たらない。 配偶者「この近くに大きな公園があったはずだから、そこへ行こう」 という言葉を信じて向かったが、配偶者が知っているのは、40年も前のこと。 道路も施設もすっかり変わってしまい、浦島太郎状態。 これ以上どうにも我慢できなくなって、道路わきの閉鎖されているスポット公園の路肩に停めて、中へ入って用を済ませた。 取り敢えず落ち着いたので、ワカサギの唐揚げとステーキハウスを探して車を出したけど、しばらくするとまた冷や汗とお腹が。。。 コンビニもなく、仕方ないのでどこかの会社の駐車場に停めて、縁石に腰かけて休んだ。 多少落ち着いたので、湖岸通りに出ればコンビニも「えびす屋」もあるので、そちらへ向かおうとしたら、進行方向と反対側に「西友」の看板が視界の隅に入った。 西友ならほとんどが24時間営業なので、早朝でも開いているだろうと、慌てて引き返す。 買い物をするようなふりをしながら、入口から反対側のトイレまで直行すると、中は完全個室の洋式。 助かった。。。 やっと人心地がついて車に戻ったが、もう、ワカサギもステーキもどうでも良くなって、ひたすら眠ったまま家に着いた。 今回は一体、何を見に行ったのか。。。 そういえば、西紅柿のお婆ちゃんは胃腸が弱くて「せんぶり※」を煎じて飲んだり、「苦いものは胃腸のクスリだ」と言ってコーヒーは専らブラックだった。 西紅柿「アタシも胃腸が弱いのかなぁ・・・」 配偶者「そうだな、心臓は強いけど 」 ※ せんぶり 乾燥させ、煎じてまたは粉末にして飲む。 薬効は、胃腸虚弱、下痢、腹痛、発毛など。(wiki) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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