ウ―――――!
私の笑いのツボをズンズン突いてくれる阪神タイガース「中村豊」外野手が、来季から二軍コーチになるとの情報に少々凹み気味の keiko です。こんにちは。たった1日でしたが、学会の代休を使って休んだことにより、デスクの上が大変なことになっております。書類 on 書類、みたいな。書類 on 書類 on デスクワーク、みたいな。こういう時は、どうしたらいいのか?簡単なことですよね。見て見ぬフリさ。てな感じで、そろそろおっ始めましょうか。私とダーリンの愉快な北陸旅行記の執筆を。10月20日、朝9:00、天気上々の気分上々。ナビ情報によると7時間の長旅です。経路は、阪神高速→名神高速→北陸自動車道→能登有料道路→実家。って言われても、このエリア在住の方でなければナンノコッチャですよね。漢字だらけで、中国四千年の歴史の書物に出てくる戦国武将か漢方薬か?要はですね、高速乗り継ぎまくりで爆走するーっちゅうことです。旅グッズ、おっけー。手土産(実家用&兄貴家族用)、おっけー。ガソリン、おっけー。シートベルト、おっけー。お茶のスタンバイ、おっけー。煙草の補充、おっけー。CD のセッティング、おっけー。いざ出発!え~んど、ミュージックスタート!まずは JUN SKY WALKER(S) の 1st アルバムから。勿論、大音量でタテノリ。座ってタテノリ。ペットボトルお茶をマイク代わりにしてね。道もガラガラとまでは言いませんが、さほど混んでおらず、順調な滑り出しです。ビューって走って、ブブーって走って、あっと言う間に、ほい!福井県突入!ナビが知らせる到着予定時刻も、徐々に短縮されてます。私「わお!もう福井まで来たぞ!」ダ「おしっこ。」私「じゃんじゃん走るでー。走っちゃうでー。」ダ「おしっこ。」私「え?」ダ「おしっこ休憩に突入しまーす!」途中の PA でトイレ休憩を強引に取らされ、したくもないのに連れションさせられました。私「さて、再び能登半島先っちょに向けて、れっつごー!」ダ「れっつごー!」ところで、北陸地方の方は皆、大人しい性格をされているのでしょうか?阪神高速道路を走っている車らとは大違いです。追い越し車線は、基本的に空き状態。皆、賢く縦に左のレーンに並んで、のんびり走行です。私「ノロいっ!遅っ!略して合体させて、ノソ!」ダ「もっちゃりした走り方やね~。」私「抜いちゃえ抜いちゃえ!」ダ「よし。抜いちゃうもんね。」カルガモ一家のお引越しのように、縦一列に並んだ車を尻目に、私とダーリンはスイスイと追い抜いて行きました。結果、彼がお出ましになりました。ウ―――――!柳沢慎吾ちゃんっぽい人のお出まし。出たー。黒ボディーのスカイラインの登場。頭に赤い回転灯付きの。私達の車の脇にピタリと寄って来て(隣の車、左に寄れ~ぃ!)と、手であっちあっちと路肩に移動するよう指示してます。ウケるー。運転してる人も、助手席乗ってる人も、高速道路交通警察隊のコスプレしてるしー。そのコスプレイヤーが運転する黒スカイライン(回転灯付き)が私達の車の前にヌルンと入ってきました。しかも、更なる指示を「電光掲示板」なんぞ使いやがって生意気にも出してきます。「徐行せよ」「左に寄れ」ムキーッ!命令口調でやんの!で、結局。こうなって。こうなった(画像クリックにて拡大)。ん!?ウケるー。うけ口でウケるー。34km/h オーバーで、25,000円毎度あり~っ!途中、名神高速では 150km/h とかでガンガンに走ってたのに、それはお咎めなし。バレてないから。一方、北陸自動車道では、たったの 114km/h で御用。バレたから。警:すんませーん。スピード違反です。ダ:何キロ!?警:最高出てた時で 125km/h やったね。ダ:マジでー。警:免許証持って、ちょっとこっちに来てくれるかね?ダ:マジかよー。ダーリン連行される。その間、私は記念撮影(先程の 写真 がその時の)。ここからは、ダーリンから後で聞いたものです。警:悪いねー、110km/h までは見逃してるんやけどねー。ダ:114km/h でなんて、そりゃないッすよー。警:まあねぇ、仕事なんで堪忍してや。ダ:がびーん。警:罰金、ちょっと高いでー。ダ:いくらですのん?警:25,000円。ダ:たっかぁ~!警:堪忍なぁ。ダ:たっかいわぁ~!警:まだ他におるからな。ダ:何がです?警:覆面。あとパトも1台。ダ:げっ!警:しかも、覆面は3台。ダ:げっ!警:気ぃ付けや~。ダ:うぃーっす。すごーい。テレビ番組で、顔にモザイク、声もボイスチェンジャーかけられて、全国1億2,000万人の人の目に晒されてるおっちゃんと警察の会話みたーい。まじウケるー。でも、25,000円は、まじ笑えないー。ま、高速道路交通警察隊コスプレイヤーの西村さんの温情あって、25,000円の罰金と3点減点だけで済んだんだと思いますけどね。実際は 125km/h で、45km/h の超過。西村さんの乗る覆面パトを、思いっきり堂々とスピード違反して追い抜いていったでそうです。その瞬間。後ろに回りこんできた黒スカイラインの頭に回転灯が乗せられたことを、バックミラー越しに見たダーリン。で、すぐさま、減速。しかし、時既に遅し。でも、ここで私はポリさんの優しさを見ました。125km/h ではサイレン鳴らさずに、彼らは待っていてくれたようです。そう、ダーリンが減速するのを。頭に回転灯乗せることで覆面パトに気付き、恐らくダーリンがスピードを緩めるだろうと。そういう温情をかけてくれたのに違いありません。もし、温情なくして普通に「高速道路で 45km/h 超過」とされていたら、一体どうなってたか?えっぐい金額の罰金。そして、一発免停だったのではなかったかしら?ポリさんも、人の子だったんですね~。ダテに、交通反則告知書のダーリンの氏名、思いっきり嘘八百の漢字で書いちゃったりするお茶目さんじゃなかったんですね~。それからダーリンは、私達の車の横を 110km/h 以上で走り去る車を見ては、あ!お前、スピード違反!逮捕する!逮捕する!と、始終叫んでおりました。…っとまあ、初っ端からこんなミラクルファニーを起こしてまったバカ夫婦。いやん。これからの北陸の旅、面白くなりそうじゃないのよさ。