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カテゴリ:植物
我が家の芝生は滅多に(家内に)芝刈りされない箇所も有りまして、そういう場所に生える雑草は当然丈高くもなれますから・・・という言い訳を先ずさせて頂いておきます。
今日紹介するのは名前にハゼ(爆)が着く二種です。 トキワハゼ 抜くと無くなりそうなのでしばらくは我が家版絶滅危惧種とします。 トキワハゼ(常盤爆:サギゴケ科サギゴケ属・ハエドクソウ科ともされています) 1年草 日本全土の路傍や畑に普通に見られる。 茎は根ぎわに集まる葉の間から伸び、直立して少数の枝を出し、高さ5〜25cmになる。 葉は根ぎわのものは大きくて対生し、上部では小さくなって互生する。 葉身は倒卵形で先は鈍く浅い鋸歯があり、長さ1〜3cm、幅0.5〜1.5cm。茎の先に総状花序をつくり、まばらに花をつける。 萼は鐘形、半ばまで5裂し、裂片は長楕円状披針形。 花冠は淡紅紫色で長さ約1cm、上唇は下唇の約半分で卵形、先はわずかに2裂。下唇は3裂、中央部は黄色で隆起し赤褐色の斑紋がある。 さく果は扁球形で萼に包まれる。 花期は4〜10月。(日本の野生植物) 似た花のサギゴケは、花が大きく横に枝を出して増える。(以上松江の花図鑑等より抜粋) 同じサギゴケ科のシロバナサギゴケが何処からかやって来て庭の一角を占め、抜かないようにもしていたのですが、近頃姿が見えなくなりました。 庭草の世界にも栄枯盛衰が有るようです。 ハゼラン(三時草) 今年は種を取り花壇に移動したい草(グリーンジュースに使用) ハゼラン(爆蘭:ハゼラン科ハゼラン属・別名サンジカ、三時ソウ・スベリヒユ科ともされています) 1年草 西インド諸島の原産。明治年間の初期に花卉として導入された。 現在でも庭に栽培され、しばしば逸出、野生化したものが各地で見られる。 全体無毛、茎は円柱形でまばらに分岐し、花序を含めて高さ80cmほどになる。 葉は先の尖った倒卵形、やや多肉質で全縁、近接して互生する。 茎の上部に細かく分岐した円錐形の花序を出し、直径6mmほどの紫色の5弁花をつける。 果実は直径4mmほどの球形。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑)(以上松江の花図鑑等より抜粋) 開花期はまだ先ですが、この草の最大の特徴は、午後3時頃に1時間ほどしか開花しないことです。 食用にもなり、鉄分などの栄養が豊富とされています。 因みに山羊達の好物でした。 薬効を検索すると https://iicc.skr.u-ryukyu.ac.jp/plant/br/720.php(琉球大学) 健胃、下痢止め、肺病、せき止め、喘息、脳充血、目まい、婦人病、腫物の毒、肺の働きを助ける、月経不順、脾虚、多尿症とありました。 干潟の鳥達 留鳥のサギやカラスの他に旅鳥のシギ達も集まって居る様子でした。
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Last updated
2024.05.11 09:24:13
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