妻に引かれて美術館へ
今日は東京新聞からもらった招待券で国立新美術館開館記念アムステルダム国立美術館所蔵フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展展覧会ホームページ http://milkmaid.jp/行ってきました。 会場の国立新美術館自体が美術品ともいえるすばらしい建物ですが、この美術館は企画展のみの常設の美術品はなく、美術館にいったという気がしないのは残念でした。 入場してみると、平日なのにどこから沸いてきたのかと思えるほど鑑賞客が多く、美術オンチの私としては意欲減退、妻は最初はもっともらしく見ていたがすぐ飽きて見るのを飛ばし始める。 オランダ風俗画に関心がる方はたまらないのだろうが、私的には画面も小さく暗い色調の絵が多く、画題も飲み屋とは台所とかいまいち垢抜けない絵が多くますます・・・・・ でも、フェルメール「牛乳を注ぐ女」は素人門外漢の私が見ても、色調が明るく画題も無駄なものを省いてあり、他の展示物とはぜんぜん違うことがわかります。 フェルメールの作品は30点少々と寡作どそうで、フェルメールの作品はこの一点しかありませんでした。 さすがに目玉商品なので、一部屋を使い展示してましたが、綱が張られ上野のパンダ状態には笑えました。個人的にはこの一点とあとそれにまつわる資料展といった構成の方が気が利いているような感じがしました。 お約束のオチャは2Fのサロン・ド・テ ロンド巨大な逆円すいの最上部に広がる、円形(ロンド:仏語)の洗練された空間。館内の展示を観た後の語らいにもふさわしい、クオリティとセンスの高さを感じさせます。心ゆくまで、優雅なお茶のひとときをどうぞ。 なぜかここにきているお客さんは見るからにリッチな方が多く、隣のマダムは金縁めがね、テレビで見た50万円以上する?ビトンのバッグをさりげなく置き、ショールは英国物といった調子です。 我々がつつましくケーキをシェアしてたら、えーーというような顔をされてました(笑) うちののほほん妻が突然請求書を私に渡すので、なぜと聞いたら隣のリッチな男性が自分で払ってたというんです、隣は金持ちで我々とは関係ないというんですが言うこと聞きません。結局私が払ったんですが、後で地下のショップへいくと喫茶コーナーがあり、「こっちが安かった」と惜しそうにいうので、こっちの方が良かったのかと聞くと2Fの方がいいとわけのわからない事をいいます。 前か言動に理解できない妻でしたが、もうついていけません・・・・ シェアしてて笑われたケーキ、ティーポットの型がアートでした。