『小説日本博物館事始め』【小説】日本文化の恩人の話
小説 日本博物館事始め [ 西山 ガラシャ ]御一新とともに、寺や城は壊され、仏像や書画骨董が海外に流出していく。「日本が生き残る道は西洋の物真似しかない」と多くの人は信じているが、文明開化の時勢に流されて、日本の美と技をうち捨ててはおけぬ。自分一人でもミュージアムを創る。留学中に観た大英博物館のようなー旧物破壊・廃仏毀釈の嵐に抗い、新政府内の政争に巻き込まれながらも、粘り強く夢を実現させた官僚、町田久成。タイトルに飛びつきました。主人公の考え方や行動に博物館大好きな私としては心より感謝です。時代も登場人物もかぶるのでついつい大河ドラマ 西郷どん 完全版 第壱集 DVD-BOX 全3枚+特典ディスク1枚頭に浮かんでくる方々がいらっしゃいましたがそれもまた楽し大いに楽しませていただきました。ただオオサンショウウオに関する記述に疑問が噴出オオサンショウウオってワニみたいな習性あるし子どもの腕くらいだったら食いちぎるって聞いた記憶が・・・複数匹を同じところに入れておいたら喧嘩に次ぐ喧嘩をするって聞いたけど・・・餌は月に1回か2回で十分って聞いた記憶も・・・そうやって記憶をたどりながら読むのも楽しかったからいいんですが・・・