箱根
箱根に行ってきました。以前、旅先で知り合って友達になった二人がいます。その友達の一人が小田原に住んでおり、もう一人の友達と再会&観光に行ったのです。 前日、夜勤明けのまま寝ずに同期と遊びにいっていた為、行きの新幹線は爆睡で、乗り越したかと焦りましたが、杞憂に終わり、三人で会えた頃にはすっきりしていました。 取り合えず、昼ごはんを食べようと、シチューがかなり美味しいパン屋さんがあるという口コミ情報を元に、パン屋さんを目指して登山鉄道に乗りました。箱根は大雪で、雪道を走る鉄道は風情がありました。宮の下でおり、凍結した雪道をてくてく歩いて到着したパン屋さんは、小さな机が三つあり、そこでちょっと飲食ができるというだけのごく普通のパン屋さんでした。でも、シチューは有名らしく、次々やってくるお客さんは皆注文しており、小さな店内で順番待ちができていました。次のお客さんに待たれながら、補助席で荷物を持ちながら食べるのはやや難儀でしたが、とても美味しかったです。 お腹が膨れなかったので、私達は次の食事を目指しました。凍結した坂道が怖い、引き返すのが面倒という思いがあり、宮の下駅には戻らず、小涌谷まで歩くことにしました。しかし、その先には想像以上の雪道が現れました(写真はその時の道です)。標識のない、よくわからない雪道をあてずっぽうに歩いて到着できた時は、喜びもひとしおでした。景色もスキー場みたいでとっても綺麗でした。寒かったけど、息切れしながら歩いたので温まり、密かに楽しかったです。 再び鉄道に乗り、強羅という駅でおりてテレビで紹介されたという箱根御膳というおそばのセットを食べました。とても美味しかったし、お腹も膨れました。ご主人も個性的で面白かったです。ここで延々としゃべり続けて夕方になってしまいました。 今日私達がした事は、しゃべる事、食べる事に集中されました。観光といえば、パン屋さんへの途中、富士屋ホテルという老舗ホテルに寄り道し、一切お金を落とすことなく、見学したのみでした。でもとっても楽しい一日でした。 小田原の友達とはそこで別れ、愛知の友達と宿に向いました。温泉は硫黄臭がぷんぷんする白濁したお湯で、とても温まり満足でした。