フライ・ダディ・フライ
今日は映画が千円の日。上映前の宣伝で気になっていた「フライ・ダディ・フライ」を観てきた。 ありそうな、シリアスな問題を内在させたり、ほろっとさせてくれるだけでなく、かなり笑わせてくれる映画だった。そして、清涼剤のような爽快感。前も書いたけど、ほんと最近の日本映画は頑張っているし、秀作が多いと思う。満足。 役者さんも良かった。堤真一さんってすごいなぁと改めて実感。岡田准一さんもアイドルって枠じゃないんだって思った。はまっていたし、さすがジャニーズ。動きがきれいだった。路線バスの面々もかなり良かった。ファンタジーだなぁと・・・ ゾンビーズも良かった。ただ・・・南方の役が、窪塚洋介さんが良かったなぁって。なんとなく、彼がドラマで演じてた役にダブってしまったので・・・ なんにしても、ああいう仲間っていいなぁ。 前知識が全くなくて、エンドロールで金城一紀さんの脚本だと知った。金城さん原作の「GO」を見た時は、ちょっと衝撃を受けた感じ。恋愛の物語だと前置きして、民族をからめたアイデンティティーの話をあんなに軽快(?)であっさりと描くなんてって。友達に、原作を読んだら感想を言う約束をしてたけど、まだ読んでなかった事を思い出した。帰りがけに文庫本を購入しました。今から読んでまたメールしますね。 そうそう金城さん原作では、「花」もよかった。どちらの作品でも山崎努さんが特に印象に残っている。