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January 18, 2009
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三国志、半分ほど読み進めました。
『赤壁』の章に入ったところ。
そこまでで感じたことを少し述べてみたいと思います。

劉備玄徳が主人公のこの本、まず張飛が登場します。
万夫不当の武将と呼ばれた張飛。
エラく強い男で、大勢が寄ってたかっても蹴散らしてしまうほどです。
関羽も同じように強いんですが、それに理性が加わります。
学校の先生みたいなこともやってたので、知識も豊富。
劉備と関羽、張飛は「桃園の誓い」で義兄弟の契りを結びます。
「われら生まれた日は違えども、死すときは同じ日同じ時間を願わん」

それからの劉備は苦難の道を歩みます。
あっちを頼り、こっちに逃げ…
上手く立ち回ればなんとかなりそうなところを、義を通すゆえに疎まれ追われてしまうのです。
義弟たちも劉備を慕って見捨てることはありません。
文句も言わず付き従っていました。

が、とうとう諸葛孔明を迎えてしまいます。
三顧の礼で迎えたその帰りの馬車から劉備と孔明は一緒。
以後寝食を共にすると書かれてます。
小城の中に渦巻く嫉妬。
義弟でなくとも劉備を愛する部下は多く、軋みが生じてきます。

「どこの馬の骨じゃ?なんぼのもんじゃ?」
とうとう張飛が劉備に詰め寄ります。
「私が孔明を得たことは、魚が水を得たようなもの」
劉備は相当孔明のことを気に入ってる様子。
主君とはいえ、義理でも兄なので自然児張飛は「けっ」というような態度です。

ここに曹操配下の夏侯惇(かこうじゅん)が10万の兵を従えて攻めてきました。
知らせを聞き、劉備は関羽・張飛の二人に相談します。
「いかに防げばよいか」
すると、張飛はこう答えました。
「大変な野火ですな。水を向けて消したらよいでしょう」
水とは無論孔明を指したことば。

あああ、粗野な張飛が皮肉を…
危急の折にそんなことを言うなんて。
しかも上手いわ…
嫉妬の炎って40過ぎの男でなお、くすぶるんですね。
そしていつもならば、先走る張飛を諫めるはずの関羽まで無言ですよ。

そこを長兄劉備はなだめます。
「知は孔明に頼むが、勇はそちらに頼む」
それで一応収まるあたりはちょっとした兄弟ゲンカに見えないこともありません。

孔明は策を講じ、夏侯惇の10万の兵を蹴散らします。
劉備の兵は1万に満たなかったのに。
「ま、1戦目だけは目をつぶってやろう」
と指示に従っていた義弟二人も、孔明を認めざるを得ませんでした…

そんな感じの義兄弟3人の心の動きはとても面白いと思うのです。
孔明を入れて4人になりそうですけどw
私が読んだところまででは、孔明は登場したばかり。
初戦は勝利に終わったもののアタマにきた曹操が自ら攻めてくる気配です。
連敗続きの劉備も孔明を得て常勝の将となるのでしょうか?

父の話に出ていた仲達もちょっとだけ登場しました。
孔明の部下かと思っていたら、なんと曹操の陣営でした。
敵をどういう風に走らせるのでしょう?
ま、読んでいればわかることですねw





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Last updated  January 19, 2009 01:03:11 AM
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