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テーマ:山登りは楽しい(12250)
カテゴリ:山の楽しみ方
梅雨ですね。
西日本では局地的な大雨に見舞われているとか。家や人に害無く無事に雨が通り過ぎることを願います。 こんな天気が続けば山は大荒れ。川は増水するし、ちょっとした斜面は落石頻々だし、泥だらけで気持ち悪いし、ヒルは出るし、帰りのバスはストップしちゃったりするし、雨の日は大人しく家で読書でもしていましょう。 しかし、中にはどんな天気でも山に行かずにはいられない。 もしくは休日にわけあって家にいられないんだよという方も中にはいるはず。 そんなときは雨でもあえて山に行くしかありません。 ここはふだん行き慣れた奥多摩の海沢であります、アメリカキャンプ村というキャンプ場から10分ばかり林道を歩くと、林道下の沢は深い渓谷となり最高の水遊びの場を提供してくれるのですが、その日は違いました。 台風が来てる時に行き慣れた沢だから平気さとあえてつっこんだのが間違い。 普段は水遊びできる程度のさらさらの流れも、その日は大洪水!足をすくわれたらそのまま多摩川から東京湾まで一直線でしょう。 恐怖の一語です。 しかしだからこそ思いました。 自然って恐ろしいなと。 いつも行き慣れた山がこんな恐ろしい一面をもってるのです。 逆に考えれば、普段天気のいい日に登る山はあくまで機嫌のいいときの自然の顔に過ぎないのです。 悪天や増水はそりゃあ人間にとって危険だし、いやなことだけど、それらがいつもの自然の姿なんだと思えば、嵐も増水も落石もヒルも泥も友とすることができるのではないでしょうか? そしてきっと雨に打たれた者こそが一番、雨上がりの青空の美しさを感じ入ると思いますから・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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