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またまたバロックバイオリンの名手Giuliano Carmignolaの作品です。
今作は、バロック期のバイオリンの名手ロカテッリが残したバイオリン協奏曲集です。 サポートするのはおなじみアンドレア・マルコン率いるヴェニス・バロック・オーケストラ。 パガニーニの百年前に登場したロカテッリは、作曲した曲が要求する技術が相当高いことからわかるように、超絶技巧のバイオリニストでした。 それをカルミニョーラがどう料理するのか期待大だったのですが、その期待通りの素晴らしい演奏が収められています。 M-6 No.11に代表されるような高ポジションの演奏では、小鳥が鳴いているかのような美しい音色で、超絶技巧をぶちかましてくれますし、M-3 No.10でのメローな曲では、僕の大好きなギタリストポール・コゾフと似たフィーリングを感じます。 多分ポルタメントの雰囲気が似ているのかな...。 併せてバッハのソナタを演奏しているCDも購入しました。 そのレビューも後日書いてみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.03.12 16:42:06
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