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カテゴリ:CDについて
この人も大好きなギター弾きです、Andy Timmonsが2002年に発表した(未発表曲を含む)ベスト盤。
彼の凄さを体験するには、絶対のお勧め盤です。 M-1のSuper 70'sでいきなりギター小僧の心を鷲掴みです。 徹底的にウマイんですよ、非常に豊かな音楽性を感じさせるライン、それを完璧なテクで裏打ちしている...。恐ろしいほどです。 美しいヴィヴラート、表情豊かなアーティキュレーション、ブルース/ジャズ/ロックあらゆるジャンルの「深いところ」に裏打ちされた多彩なフレーズ...。 フラッシーなライン(これがまたウマイ)も登場しますが、この人ほど嫌味無くそういったラインを使える人はいないんではないでしょうか...。 ある意味で、僕が持つギタリストの理想像に近い。 近いところにEric Johnsonがいますが、好き嫌いは別にして(僕はEJの大ファンでもあることをお断りしておきます...)プレイの完成度という面だけに限って言うとAndy Timmonsの方が上のような気がします。 M-3のFalling Downのようなスローブルースにおけるプレイは、超絶技巧一辺倒のギタリストが赤面モノで逃げ出しそうな鳥肌もので、ギターを弾くのが嫌になってしまうほどです。 M-5のTurn Awayでのフラッシーなプレイをフューチャーした曲では、彼が余裕で弾き切る姿が目に浮かびます。 同じようなことができる人はたくさんいると思うのですが、余裕度が違うんですよ。高速を走る際の軽自動車とF1の違いと言えばわかっていただけるでしょうか...。 個人的に「恐ろしさ」を感じるのが、M-6のI Remember Stivie。曲名の示す通りStevie Ray Vaughanに奉げた曲です(この人も大好き!)。こんな曲、弾けませんよ(爆笑)、うますぎ。リズムのキレ、フレージング、文句のつけようがありません。ブルースギターオンリーでも生きていけますよ、アナタ(笑)。 M-7 Cry For Youの爆発的な泣きはギタリストなら一度はやりたいタイプの曲ですね。 僕も今年はこんな曲を創ってみたいと思います。 マイナー扱いされる人では絶対ないです、もっともっと評価されて欲しいですね。 でも僕の目指す方向性と近い上で、これだけウマイと嫉妬の気持ちが強くなります、ははは(爆笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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