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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
待望のMAXUSのLPを手に入れたので、今日はMAXUSのギターを担当していたMichael Landauの最新アルバムを取り上げます。
MAXUSが'81年ですから、Michael Landauのキャリアももう26年....。 Lukather(Landauが10代の頃Lukatherと一緒にバンド組んでたりしてたことや、今でも無二の親友であることは有名な話)の後を受けての売れっ子スタジオミュージシャンとしてのキャリアを積み、その後はソロアルバムを発表したり、自己のバンドによる音源を発表したりしながら、地道に活動しています...。 以前にも、ソロアルバムや自己のバンドBurning WaterのCDのレビューを書いていますので、ご興味があればご参照下さい。 Landauというギタリストほど、キャリアの中で劇的にスタイルを変えた人はあまり思い当たりません。 作曲のスタイルを変える人は多いですけれども、演奏スタイルまでは中々勇気がいることではないでしょうか....。 初期はAOR系でデビューしたこともあり、(Lukatherもそうですが)Carlton系の人かと思っていました。 その後はセッション活動が多かったせいもあり、ヴァーサタイルなギタリスト(でも面白い音使いとタイム感を持った個性的なスタジオギタリスト)という印象でしたね...。 ジャジーな音使いも得意で、一時期彼が参加しているアルバムを研究したものでした。 ところが、自己のバンドを組んだころからジミヘンライクなスタイルに完全に変えてきています。 これが非常に良い! Disc-1 M-2のThe Sunのギターが、一番最近のスタイルの特徴を表していると思うのですが、まさに現在版ジミヘン。 さて、本題のこのアルバム。 二枚組のライブアルバムなのですが、タイムスリップしたかのようなサイケなサウンドで溢れています。 よくもまぁ、こんなコマーシャリズムに真っ向対決するアルバムが作れたものです(笑)。 ヤク(失礼、汚い言葉で)でラリっているようなトリップ感覚。 Disc-1 M-4のUnderwearなんて、あまりの凄まじい音色に目の前が黄色くなりました。 最近、あまり触れていなかったサウンドなんでかなり衝撃を受けています。 自分でも挑戦したいですね、なんか燃えてくるような(昔懐かしい)感覚に陥りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.09 21:33:01
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