|
テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
これは、また凄い人が出てきました....、OZ NOY。
M-1 Chillin'。思わず体が動く軽快なリズム、キレの良いカッティング、いきなり僕の好みのサウンド! ところが、聴き進むにつれ、捻ったコード進行の巧みさ、ヘン!と美しさの同居。 途中で展開するブレイクビート...、実は人間...。ヒューマン・プロツールズってホントうまく言いますなぁ....。 炸裂するぶっ飛んだフレーズのギターソロ。 ハイになったJohn Scofieldか?。 David Lynch監督の作品を見た後の感覚に似ている。 衝撃です....、夢に出てきてうなされそう...。 M-2 Sit Tight。 変拍子でアクセントをつけたカッコ良いリフでいきなり引き込まれる。 ところが引き込んで掴まえた後で、身動きが出来なくなった後、往復ビンタの応酬。 すんごいギターやなぁ....。 唖然某然。 M-3 Haa!。ルーズなノリでありながら、体が動かされる、不思議な感覚です。 こんなのアリか? 中間で繰り広げられるアル中感覚フレーズ。 うーん、天才か狂人か? M-4 Say What?!は恐ろしくキレの良い、そして難易度の高いカッティングで幕が開きます。 無茶クッチャうまいなぁ....。 M-5 What Love Isは美しいスローナンバー。 やっと常人の世界に戻ってきたか...、と一瞬思ったのですが、この「美しさ」...、ある種の狂気を感じさせる...。 ...で、その美しさと狂気の混在は、中間のソロで顕在化します。 何か聴いてはいけないものを聴いたのではないか? そんな感覚に陥りました。 M-6 Hey Youのギターソロもすんごい! 今まで聴いた事が無いアウト感覚です。これは研究する人が増えてくるんじゃないかなー。 ライブでは複数のベーシスト、ドラマーを配して、フレーズによって「切り替え」るそうです。 ありそうで無かった手法。 DTM感覚ですよね...。 僕の中では、Derek Trucksに並ぶ衝撃のニューカマー登場です。 素晴らしいとか、テクが凄いとか、ジョンスコやベックに近いとか、そんな評論的な言葉は不似合い! ひっさびさにオッソロシいギター聴いたなぁ...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[CDについて] カテゴリの最新記事
|