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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
連日の名盤(笑)!
なんてったって、文字通りのSUPER SESSIONですから! 実はこれもLPでは持っていないのです....。 レスポール好きには堪らない音色を繰り出してくれるMike Bloomfieldの最高傑作。 Al Kooperがプロデュースするセッションアルバムです。 こういったアルバムを創ること自体、1968年当時では斬新。 実はセッション後半で、Mike Bloomfieldは体調を崩してしまい、後半はSteve Stillsが代役を務めています。 正直、僕が聴くのはMike Bloomfieldの参加曲のみ(笑)。 M-1 ALBERT'S SHUFFLE。 当時のアメリカ人のギタリスト達が、この最初の数小節でノックアウトされたそうです。 イギリスでは、ECのハイダウェイでしたが。 美しいレスポールサウンドによるペンタフレーズが湯水のように溢れ出します。 M-2 STOP。 ノリの良いリフをバックに弾きまくりです。学生時代の合宿で演奏したことがある...、リフだけ(笑)。あとはインプロ。今考えると畏れ多いなぁ...。 M-4 HIS HOLY MODAL MAJESTYは凄まじい曲です。オルガンの印象的なフレーズで幕をあげますが、やはり持っていってくれるのは、Mike Bloomfieldです。 僕は、この曲におけるプレイが一番好きです。 ブルースだけには収まらない、彼の深い音楽性が反映された、全編恐ろしいほどの集中力によるインプロプレイが収められています。 オルガンソロのバックにおけるバッキングのヴォイシング/リズムもカッコ良い! 今の時代では普通かもしれないですけど、この当時としてはかなりモダンだったのではないかと思います。 そしてエンディングのギターのみのソロプレイ!これがまた絶品! M-5 REALLYはスローブルースナンバー。 チョーキングの音程のコントロールに耳がいきます、こういう曲だと。 少しアップぎみにいくときはしゃくりあげるようなニュアンス...。 ピッチのコントロールまで自由自在になると表現の幅が広がるんですよね...。 たいがいの人はジャストのピッチを出せるか出せないかで苦しむモンですけど(爆笑)。 セカンドソロは少し音数が多め。これが転がるようなニュアンスで気持ち良い! なんてったって、1959レスポールの値段を上げた一因を担うギタリストです。 (後半のダウンで)聴ける曲数は少ないのですけれど、M-1から5までの彼の参加曲を聴くためだけに買って損はないと思います。 1981年に精神安定剤の過剰摂取により、37歳で他界...。 70年代以降は第一線からしりぞいた格好になりましたが、(本アルバムで聴ける)60年代後半のプレイは素晴らしいです....。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.12 10:43:29
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