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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
ジャズ・ファンク・バンドとして、確固たる地位を築いたThe New Mastersounds 。
そのギタリストEddie Robertsのソロ2作目。 しかもそれがライブ盤です。 これがまた良いンだなぁ...。 ノリノリのファンクビートにのって、繰り出されるソウルフルなフレーズ。 決して小難しいフレーズを連発するわけではないんですが、グルーブ感たっぷりのペンタ中心のフレーズです。 指弾き中心の音色がまたgoodです。 そしてピアノがあること、これが僕にとって重要。 こういったファンクビートにのったジャズって、アタックが重要だと思うんですよ、当然のことながらグっときます、このCD。 M-1 Eazin'Downのカッティングー発目の音で、天性のグルーブマスターぶりがわかります。 音作りも、最近の僕の好み。LowFiな郷愁を感じさせる音...。 M-3 Costa Del Solでのノリノリのソロは必聴と言いきってしまおう! ラテン風味のふりかけをかけたジャズファンク。 その音の壁の中を疾走するギター。 やられましたって感じ....。 M-5 New Lifeはジャズギタリストとしての実力の高さを見せ付ける好演です。 後期のWesのようなレイドバックした雰囲気の中で、「歌う」ように、でもダンサンブルなところはキープしながら駈け抜けて行きます。 日本では、ジャズが少し絡むと小難しいことをやることが良いとされる傾向があると、個人的には感じているのですが、こういったグルーヴィー系のジャズの系譜はGrant Greenの時代からずっとあって(近いところだとRonny Jordan)、その系統があまり育たない(売れないという意味です)日本のジャズ界の方が異質なような気がするのです。 こっちの方が、実はかなり難しい音楽なんだということなのかなぁ...。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.24 10:29:09
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