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テーマ:ギターが活躍する音楽(137)
カテゴリ:CDについて
アナログ盤が欲しいんですが、残念ながらCDしか持っていません。
Yellowjackets、'81年のデビュー盤です。 Robben Fordのデビュー盤The Inside Storyのレコーディング時のバックメンバーにより結成されました。 そしてギターは、ゲスト参加扱いでそのRobben Ford。 ブルース求道者の現在とは違いフュージョンバリバリの頃です、この頃にRobben Fordのファンになり、その後のブルース路線に違和感を持つ人の中では、この音源をRobbenの最高傑作に挙げる人が多いと聞きます。 M-2 IMPERIAL STRUT。思わず体が動き出すエレピの速いリフの後に続くのは、ギターの速い複雑なテーマ。これが聴くからに難しい...。暗譜するのが大変そう(苦笑)。 僕は、実はこういうのが(演奏側としては)苦手、聴くには楽しいんですけどね。 全編を通してRussell Ferranteのピアノのカッコ良さにしびれます。 M-4 RUSH HOUR。流れるようなRobbenのギターが全面に出たギターファンなら立ち止まらざるを得ない曲。次から次へと溢れ出すフレージング...、唖然とします。 M-5 THE HORNETは、一瞬調性を見失うテーマ(の一部)が印象的な曲。 エンディングではそれにのった、これぞRobben Ford!というソロが聴けます(短いんですけどね)。 どこにトーナリティを置けばええんじゃという土台の上を、軽やかにしかも聴く者の耳に引っかきキズ(?笑)をつけて駆け抜けていきます。 僕としては、やはり最近のプレイの方が好きですけど、それは相対的なものであって色々研究したこの頃のスタイルも大好きです。 それ以前に、このアルバムの完成度の高さには脱帽です。 間違いなく、80年代のJazz/Fusion界が生み出した傑作だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.13 10:46:16
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