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テーマ:今日聴いた音楽(75232)
カテゴリ:CDについて
このCDは強烈です、間違いなく。
今まで、かなり良い子ぶって色々LPやCDを取り上げてきましたが...(爆笑)、上品にこれを取り上げることは難しい...。 この音源(de-ga-showの2nd)に出会ったのは、正に発売された'95年。 片山広明氏(t.sax)と林栄一氏(a.sax)が一緒にバンドをやっていると聞いて、飛びつきました。 恥ずかしながら既に1stが出ているとは知らなかった。 M-3 OM。まともでない人が本気を出すと、どんな音楽になるか。 まさにこれでしょう(爆笑)。 一体どんな頭の構造してるんでしょうねぇ....。 でも、最近大好きなんだなぁ....、こういうデインジャーなノリ(清志郎氏のライナーノーツより) M-4 chinese surfer。コミカルで軽快! でも、こういう曲をまじめにやることじたいが強烈。 曲調は題名が示唆する通り(笑)。 M-5 suna-kaze。 この壮大なスケール感...、素晴らしい。 執拗に繰り返されるテーマメロディ...、それが魂の深いところを刺激! M-6 blues de show。 両者のsaxソロの素晴らしさに感動! っていうか、普通に素晴らしいと書くと普通に素晴らしいと思わせてしまうかもしれませんが、普通の素晴らしさではないんで、これを文章でどう書いていいんだか...(苦笑、何書いてるのかわかんなくなってきた....)。 ギターソロの「素晴らしさ」も特筆もの! M-8 tsuru。 エッチでメローな最後を締めるにふさわしいスローナンバー。 比較的普通に素晴らしいソロで責めきるかと思いきや、やっぱり最後にキます、魂の咆哮! これが、カ・イ・カ・ン。 そして唐突な終わり方が、これまた快感(笑)。 なんて日本的なんだろう....、そんなメロディが随所にあるんですよ。 最初聴いた時は面食らうんですが、何回も聴いてみると蒲田行進曲とか、古いところだと砂の女とか...、邦画の鑑賞後感のようなものを感じます。 この感覚は、僕にカタルシスを感じさせるもので(だから古い邦画は好き)...、故にこのアルバムもずっとお気に入りになっているのです。 決してお行儀が良い音楽ではないのですが、日本にはこんな素晴らしい音楽があるということを誇りたくなるようなアルバムなのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.25 17:56:26
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