Yamane Future Music blog

[プレイについて] カテゴリの記事

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• リハビリ

  だいぶ肩の骨もくっついてきたので、リハビリをはじめました。初心者なみの実力にまで落ちている...（泣）。鏡で見ても右上半身の筋肉ががた落ちなので、元に戻すには相当の時間がかかりそう....。

  2009.02.28

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• 意外に使っていた筋肉

  先日重い荷物を持ったとき、右胸の筋肉をグキっ！....とやってしまった...。肉離れか、捻挫なのか、よく分からないが、息をするのも、鼻をすするのも苦しい。くしゃみなんてもってのほか！...でギターを弾いてみたら、痛くってピッキングできない。ギターを弾くのに、右胸の筋肉....、結構使っていたんですね...。よくわかりました。全治10日...。ギター弾けず...(泣)。次の新曲発表な相当遅れる予定です...(苦笑)。

  2009.01.11

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• 連休が終わる...。

  連休が後数時間で終わる...。ほとんど肉体的な鍛錬はしなかった1週間...。しかし、耳に入れる音を厳選した結果、何かが変わったような気がする。Richard Bonaのような、ミューズ神に愛される人間は少数だ。僕のような凡人が音楽を演奏する意味がどこにあるのか？好きだから演る...、それだけの理由で人生のかなりの時間を使っていいんだろうか？...4月の下旬に急に頭をもたげた問いだった。ここ1週間で聴いた人々は皆求道者だった...。道を求めるかっこよさを再認識した。凡人は基礎練習を毎日やらないと良いインプロはできない...。

  2008.05.06

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• リズムを分かっている人が何人いるのか....?

  先日知り合いから、色々リズムに関するオモシロイ話を聞きました。「リズムを語る人間は多いけれど、ホントにリズムがわかっているやつはほとんどいない...。」そうな...。よくよく話を聞くとホントにその通りで、その人から教えられたテストをやってみると、僕も甘いリズム感だということが分かりました。テンポ=30で数を数えて、2分経った時に幾拍ずれているか？皆さんも是非やってください。その後リズムを聞き分ける訓練方法を幾つか教えてもらってやってみているのですが...。オモシロイですねぇ...。今まで聞き分けることができなかったリズムのずれがわかるような感じです。まぁ、日本人は裏拍がホントに弱いんですね...。テレビ、ネット、ラジオ....。そんなのが溢れているんだなぁ....。ギター弾きだから、余計気になるんだが...、裏拍=アップピッキングの甘い人が多すぎる。それが甘いってことを耳で認識できないから、勘違いして「俺はウマイ！」って思っている人も多いんだろうなぁ....。最近思うのですが、こういう基本的なことがクオリティを決めるんですね、ピッチとか...。つまり、耳を鍛えれば鍛えるほど難しさがわかってくる。20年前なんて、「俺は天才！」なーんて思ってましたもの（爆笑）。それこそバカ。自分の下手さ未熟さ加減を事実として認識し、いかに一つ一つつぶしていくか。それを着実にこなして行けば「最後に勝つのは俺さ！」なんて思うのです。自己認識の甘い発言をする人を僕はあまり尊敬しません。...昔の自分を見ているようで、凄くイヤ（爆笑）。

  2008.04.08

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• ちょっと考えたこと

  唐突ですが、僕はYngwieが好きです（ここ15年はフォローしてないから正確には「でした」か...）。意外でしょ？僕の曲には全然出てないですから....。でも高校の頃はバンドでやってたり（アルカトラス）、大学の頃（すでにAllan Likeなプレイが好きになってたのですが）はギター回しなんかやってました（恥ずかしい）。やっぱり、あのテクとハーモニックマイナーのラインはカッコ良かったですねぇ....。性格は色々あると思いますが（爆笑）、音楽には関係無いもん...と思います。さて、先日あるサイトでYngwieの曲を自分で弾いて発表している人がいました。見事でしたねぇ。Yngwieをコピーしている人の中で、今まで聞いた中で、1,2位争うくらいウマイ。世の中は広い。...でも、少しだけ私見を書かせてください。正直言うと、歪みが多すぎる。この半分の歪みだったなら、ここまで「上手い！」と思わせる演奏が聴かせることができるのかどうか？（つまり、粗いところをキャッチしてしまったのです...。）多分、本人は気付いていない。最近、思うのは「皆、歪みに逃げてないか？」....。試しに今の半分の歪みで弾いてみな？それなりのクオリティで弾けますか？何かしっくりとしなかったら、それは基礎的なテクをさらに磨かなくてはいけないということです。YngwieもGary Mooreも、Eric Johnsonも皆、リスナーが感じている以上に歪みは少ない。それで、あれだけの演奏を聴かせる圧倒的な基礎テクがあるのです....。僕は、（今の演奏がどうかは別として）オ○ニーギタリストになりたくない。逆説的ですが、テクがスゴイとか言われるギタリストにはなりたくない。テクがしっかりしてれば、リスナーは演奏そのものに神経を注いでくれるはずです。そのためには基礎的なテクが必要なのです。僕は、「凄テクと思わせたい」とは思いません。「良いギターだ。」と言われるギタリストになりたい。弾いているフレーズそのものを聴いてもらえるギタリストになりたい。だから、基礎的なテクは死ぬまで鍛えつづけたいを思います。

  2008.01.31

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• ギタリストとして

  僕は、つくづく世間一般で認知される「ギターを弾ける人」からははずれたギター弾きだと思います....。これは、正直誉められたことではない。今友人のギタリストのブログを読んできたのですが、普通のギタリストは「ちょっとギターを弾いてみてよ。」と言われると、皆が知っている曲を弾き語りできるものなのですね...。僕は正直できない（苦笑）。それ以前に、皆が知っている曲なんて覚えてない...。僕は、強力に物覚えが悪くって、曲を覚えるってことが苦痛で、苦痛で....、しかも覚えた曲もすぐ忘れます。そう言えば、以前僕の家に友人のVoの人が遊びにきてくれた時に、僕がLet It beをちょろっと弾いたら、その後を受けてピアノの弾き語りで歌ってしまった、完璧に（拍手！）僕には出来ませんね...。こういう特性からか、僕は高校生の頃からソロは全部インプロ（爆笑）。2度と同じソロは弾けない。数年前までAORのバンドをやっていたのですが、その時はアレンジソロも何曲か入れてました。...ものの見事にライブごとにトチる（これこそ爆笑）。（インプロメインだとトチリのごまかし方もうまくなって事無きを得るのですけれど...、だから僕はクラシックの演奏者には絶対なれない！）楽器屋での試奏は弾きまくれるんですけどねぇ....(苦笑)。そう言えば、以前友人の結婚式の待ち時間に、あったギターで皆から「なんか弾いてよ！」と言われたのですが、禁じられた遊びをちょろっと弾いただけで、後は「プロはこれ以上金無しに手の内は見せねぇよ！」と言って逃げました...（当然、冗談ぽい会話ですよ）。良いのかなぁ...、こんなんで...。で、ダメなんで、最近坂本龍一のエナジーフローを覚えました（笑、それでも歌無しってのが僕っぽい）。まぁ、こういう宴会芸っぽいことも覚えとかないとな！

  2007.12.03

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• 10年ぶりのアーム

  早期に（先日購入した）SGを鳴らそうと、強化訓練実施中です（あくまでSGをですよ[笑]）。相対的にメインのレスポールを弾く時間が激減...、ごめんね....。かなり、良い感じになってきました....。なんと言っても弾きやすい....、僕の手持ちのものでは一番です。ネックの握り、そしてハイポジまで自然に弾けるネックジョイント...。プレイヤビリティに関して言えば、数段自分がうまくなった錯覚を覚えます（苦笑）。逆に言えば、メインのレスポールは相当タフなギターだということ....。再認識しました。ただ、ボディから出る音、PUから出る音は厳しいですぜ（笑）！レスポールにも言えることなんですが、いわゆる「素直な音」です。ごまかしの効かない骨格のはっきりした音。自分の実力以上の音は絶対出ませんね。歪みが過多で、ピックのコントロールの練習なんてしない人は厳しいでしょうね。さて、板バネアーム、凝っています（笑）。アームの付いたギターは10年ぶりです。以前は、よく使っていたんですよね...。後ろに回して、アップ側に叩く、それが以前の僕のスタイルでした。昔とった杵柄ですね....、すぐ感覚が戻ってきた（笑）。大胆な上下動はやらないんで、シンクロに対する稼動幅の狭さは問題にはならない...。そして微妙なニュアンス付けが好みなんで、この板バネアームのやわらかなアクションはグッときます。

  2007.09.16

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• 小節をハードルと考える....。

  最近気付いたこと...。小節の区切りをハードルと考え、その前後に注意してインプロすると結果として（後でプレイバックして）良いモノが出てくる（可能性が高くなる）ようなコツが分かってきました。小節の区切り通りに弾いていると、どうも心がこもっていないように聞えます。でも、小節の後半の方にブレスを入れ、ちょろっと小節の区切りに向かって小さな導入フレーズ、そして小節をまたいでから本番のフレーズを弾く。...ということを心がけると、少しフレージングが僕の心にぐっとくるような感じになることが多い。コツに頼るというのもどうかと思うのですが、インプロ時の心のコントロールという面でも、余裕が出てくるので、完全に身につくまではトレーニングしてみようと考えています。前回発表の曲「田舎道」（Yamane Future Music）では、できている部分とできていない部分があるのですが、できている部分は、やっぱり（我ながら）気持ち良いフレージングだと思っています。

  2007.07.18

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• 深ヅメ

  深爪...。久々です。4月から弦のゲージを.009～.042のものから.010～.052に換えました。しばらくは普通に弾けていたんですが、昨日調子に乗って弾いていたら....、やってしまいましたねぇ...(苦笑)。昔は.011～のものも使っていたんですが....、指が弱くなってしまったのかな？さて、深爪の痛みを比較的早く和らげる方法があります。20年前からやっている方法なんです。まず深爪した場所にメンソレータムを塗りこみます（！）。次にバンソウコウを剥がれないように2個ほど使って塗りこんだ場所をカバーします。（あくまでも）僕の場合には24時間で痛みが取れ、それなりにギターが弾けるようになります。痛みが取れたからと言って調子に乗ると、（完治したわけではないですから）悪化させることになりますから御注意。

  2007.05.11

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• スランプのきっかけ

  ちょうど昨日、音色の話をしたところなのですが....。自分の出すギターの音のちょっとしたキッカケで、プレイがガタガタになることがあります。年に1,2回...。そこからスランプに流れ込むことも多い。実は昨日、弾いている間にゴムチューブが頭に思い浮かんだんです。そうすると、自分の出す音がゴムチューブに思えて、ぞっとしました。その後はボロボロ....。自分の手が自分のものじゃないみたい...。

  2007.01.30

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• スタイル改造...、その後

  爪弾きをピックと併用（つまり、親指と人差し指でピックを持ち、その他の指は爪を用いる方法）するようになって一ヶ月。大分成れてきたと思ったら、中指の爪を破損...(ショック)。一気にバランスが崩れて弾きにくくなってしまった...。爪きりとヤスリで修正しましたが、爪を使うとこういうトラブルが増えるのですねぇ....。カルシウム豊富な食事をとらねば（笑）。でも爪を硬くするにはカルシウムでしたっけ（爆笑）？チョッピングに中指を使う方法が、音色としても僕の骨格からしても、一番自然なんですよね...。ピッキングには薬指、小指も使うのですが、チョッピングを多用するスタイルなので、相対的に中指に負担がきます。聞く所によると、アロンアルファで補強する方もいらっしゃるとか...。試してみようかな。

  2007.01.27

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• スタイル改造

  新曲発表、遅れています...、さらに遅れる見込みです(笑)。それには理由があって、実は今プレイスタイルを改造中なのです。年末にちょこっと書いたのですが、爪を伸ばしてフィンガー(ネイル?)ピッキングを大胆に取り入れるべく練習中です。技術的な目標なのですが、(1)中指によるチョッピングを導入、ピックによるものは排除。(2)弦飛びフレーズのニュアンスを滑らかに....。(3)尺八のような音の移ろいを出す。....等です。2007年は、もっと「表現者」であることを意識してステップアップを図ろうと誓いを立てました(爆笑)。それなりに、自分に納得できるようなレベルに達するまで新曲発表は控えるつもりです。...ただ....、難しい....。

  2007.01.18

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• チョッピング

  曲を聴いてもらえるとわかるように、僕はチョッピングを多用します。そもそもチョッピングを使わないギタリストに、あまりグッとこないところがあって...。チョッピングを使う人って少ないんですよね（アマではですけど...）。僕の弟はよく使っていたなぁ...（ただ最近のプレイは聴いていない...）。僕の大好きなDerek Trucksなんて、スライドでチョッピングします（これがまた絶品！）。だから好きってとこもあるんですけどね。チョッピングを使う人って、ピッキングのニュアンスの付け方に気を付ける人だと思うんです。そして難しいんです、テク的に...。やればやるほど奥深さに吸い込まれます....。Yamane Future Music

  2006.12.08

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• クオリティと曲芸

  こう見えて...(笑)、曲芸弾きって好きなんです...、「聴くのは」ですけどね。ハイ・クオリティだとという前提がいりますが...。弾けないのに、やっているアマチュアの演奏はダーイ嫌いですけどね（笑...、高校生や大学生に多い）。その昔、パガニーニ（スーパー・ハイテク・ヴァイオリニスト）もステージを盛り上げるために、悪魔がとり付いたとしか思えない「曲芸」をしたという伝説があります。-ただパガニーニの本当の素晴らしさはアダージョにあると、「音楽がわかる人」はちゃんとパガニーニのことを理解していたそうです...。-話をギターに戻して。...そうですね、例えばMichael Angeloなんてどうでしょう？ダブルギターを両手でバラバラに弾きます。すんごいですねぇ....。そして、T.J.Helmerichも強力！その昔、Night RangerのJeff Watsonが8finger奏法なんてやって、ギター・キッズをとりこにしていましたが、そんなのは子供の遊びと思えてしまうトンデモないタッピングを聴かせてくれます。そう言えば、昨年の楽器フェアでハーモニクスとアーミングだけで、素晴らしい演奏を聴かせてくれた日本人がいました...、良かったなぁ...（名前を忘れてしまったのが残念）。こういうのは、音楽じゃないって言う「エセ自称音楽がわかる人間」がたくさんいますが、別にそんなにかっこつけなくても良いじゃない。そういう人をスノブって言うんだよ。（そうそう、現在の某国官房長官が、アメリカの高官に「ヤツはスノブだ」と言われたそうですね[爆笑]...、そんな顔してるよ）音楽は「音を楽しむ」と書きます。楽しみましょう、色んな人の音楽を。クオリティがちゃんとしてるのなら...。...でも、僕は「曲芸」、できないです（大爆笑）、ガラでもないし...なーんて見苦しい言い訳をしておこーっと...ハハハ。

  2006.11.10

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• インプロとアレンジ

  ソロの話です。僕は、（自分では）インプロ派と思っていますし、インプロが好きです。流れに身を任せて、結果出てくるフレーズが、グっとくるものだったときの快感はたまりません...。そして...、もっと言えばアレンジ･ソロが苦手（苦笑）。暗譜が得意では無いというのが、最大の理由...。「考える」ことは好きなんですが、「覚える」という作業は嫌いです、昔から...。ただ、インプロかアレンジかというのは、「良いソロ」を弾くという目的からすれば単なる手段であって、それ以上ではないですよね...。必要以上に、どちらかを目的化して重視するのはおかしいと思います。リスナーとして他の人のプレイを聴くときは、「良いソロ」かどうか...それだけしか気にしませんし...。自分の幅を広げるためには、アレンジ･ソロにもどんどんチャレンジしなくてはな、と考えています。

  2006.07.31

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• 自分の音

  旧ブログでも書いた話題なのですが...、僕は、「どんなギターを使っても俺の音が出せる」という類の物言いが安易になされることに非常に違和感を覚えます。深い意味では真実なのですけれども、よく誤った認識で使われる言葉ってありますよね...。その典型例だと思うのです。今日は少し違った切り口で書いてみたいと思います。例えば...、上手下手は問わず（とは言っても左手と右手のタイミングが合っているレベル以上でないと困りますけれども）ギタリスト10人を連れてきたとします。そこに一本のストラトと一台のマーシャルがありました。マーシャルのセッティングは、あまり歪まない程度でつまみはFix。ギター側のつまみもアンプ側のつまみもいじってはいけない約束事にします。その状態で、同じフレーズを10人に代わる代わる弾かせるとどうなるでしょう？間違いなく十人十色の音色が聴けることでしょう...。つまり、「弾き手固有の音色がある」ということになります。次に、ギターをストラトからレスポールに換えて同じ実験をしてみたとします。同じように、十人十色の音色が聴けるはずです。ところが、同じAさんのストラトとレスポールの音色を比べると大きく違うはずです。「同じ人なら、音色はギターに左右される」ということになります。ギターでなく、アンプを換えても同じ...。「同じ人なら、音色は機材に左右される」と言い換えましょう。最後に...、ここが一番重要なことなのですが...、自分が心地良いと思うようにつまみをいじって構わないということにして、ストラトとレスポールをとっかえながら弾いてみるということにします。恐らく、同じ人であればストラトとレスポールの音色は似てくると思います。「音色が調整できるのであれば、調整した結果はその人のセンス」と言える...。以上は思考実験ですが、経験上真実だと断言できます。まとめると...、「どんなギターを使っても俺の音が出せる」というフレーズは、「俺の指（だけ）が音色を決める」的な使い方をするならば、それは大きな誤解...。「俺の音は、指先と機材とセンスで決まる」が正解...、と僕は思います。トッププロのインタビューを読んでみると、（前後の文脈から）後者の意味で使っている人がほとんどだと感じます。例えばSantanaとか...。今日は、少し確信口調で書きすぎたきらいがあるかな...。もし、「それは違うよ」というご意見があれば、コメント下さい。当然、賛同のご意見も大歓迎です....。

  2006.07.05

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• アルペジオ（その2）

  昨日に引き続き...。昨日はイン～インとアウトの境界までのアルペジオの話でした。今日は、完全アウトのアルペジオのアイデアについて書こうと思います。（あくまでアイデアの話です...。ここに書くことで自分の考えを確認することにもなりますし...。偉そうな気分で書くつもりは全くありません...。逆に理論的なことに詳しい方が読まれれば、「ケッ」って思われることも覚悟してます[笑]）Amを例にとって...。モード･ジャズの考えを取り入れます。Amの上に、勝手にAm～Bm7あるいはBm7(♭5)～E7～Amという進行を勝手に想像します。その進行に対応したフレーズを弾くと勝手にアウトするというしくみです。これに対応したアルペジオを弾くと簡単にアウト感が出る...。垂直方向の感覚では音ははずれているんですけど、水平方向に見ると流れるような感じです。もう少しひねって、E7のところ（と勝手に設定した部分）で、G（これはインですね）、B♭、C#、E、Fdim（同じ音の並びでG#dim、Bdim、Ddim）、Edim(同じ音の並びでGdim、B♭dim、C#dim)などのアルペジオをこねくり回すと、頭の中がウニ状態になります（笑）。気づかれた方がいらっしゃるかもしれませんが、これらのアルペジオの構成音を並べてみるとEのコンビネーション･ディミニッシュスケールになります（AmにとってEは5のコード）。Allan Holdsworthが良く使うやつです。スケールをそのまま使うのではなくて、アルペジオというフィルターを通すと更に「ぶっとび感」が出ると思っているのですが、いかがでしょうか...。なんかこういう風に考えてくると、何でもアリのような気になります（笑）。でも理論なんてそんなものじゃないでしょうか...。かっこ良く聴こえたら、かっこ良く聴こえたことが重要なのであって、理論的な裏づけなんてどうとでもなるような気がします。

  2006.06.29

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• アルペジオ（その1）

  昨日はペンタの話題でしたが、今日はもっと音を減らしてアルペジオの話題。ソロの時、アルペジオも多用します（以下、ソロの時の話に限定）。手法に頼るのは本当は良くないと思うのですけれど（昨日も書きましたが）、無駄に多い経験から（苦笑）、自分なりの方法論というものを持つようになっています。その方法論なるものを2回にわたって書いてみたいと思います。例えばAmがバックでなっていた場合、当たり前にいけばAmの分散を使います。ただそれだけだと面白くないので「ソ」の音（7th）を使ったり、シの音（9th）を混ぜたりするのも有効ですよね...。でもトライアドを使うという簡単な発想で処理することが多いです。例えば、AmでEmの分散を弾く...。すると都会的な雰囲気が出ます。あるいはGやCの分散を弾いてみるとこれも面白い。理論的にはAmのテンションで説明できるのですが、発想はあくまでトライアドです。さらに少々アウト感が出るのですが、Dm、F、Bm(♭5)も斬新（使い方によりますけれども）。お気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、これみんなAナチュラルマイナー･スケール上のコードです。Key=Amで使われるコードを全部並べただけ...。実に簡単な発想です（笑）。頭の構造が単純な僕には非常にグッドな方法論（爆笑）。ちょっとひねりを加えてみます。AmをKey=Emでの4のコードだと解釈して（ドリアン･モード）、D、Bm、F#m(♭5)を使ってみると、不思議感が増幅。さらにKey=Dmでの5のコードだと解釈すれば（フリジアン･モード）....、この先は長くなるのでやめましょう（笑）。簡単にアウトに持っていけます...。それもジョンスコチックな完全なアウトではなくて微妙にインの感覚を含んだ...。ただ僕はいきなり、こういった分散を使うのではなくて、例えばAmを提示してから、変わったアルペジオを使うようにしています。イン～アウトという流れで...。

  2006.06.28

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• ペンタトニック

  ペンタトニック･スケール...。言わずもがな、（移動ドで）ファ、シ抜きの音階ですよね...。僕は、インプロをする場合、このペンタを基本にすることが多いです。7割方、そうかもしれない...。なんでそうなのか...ちょっと考えてみたんです。理由その1最初に買ったギター雑誌Yong Guitarに...「ごちゃごちゃ考えず、ペンタを覚えておけば良い！後はその応用でなんとかなる...云々」と書いてあったんですね...。当時は純真無垢（爆笑）だった僕は、しばらくそれを信じてペンタのポジション練習ばかりをしていました。その当時身に付けたことが今も染み付いているんでしょうね...。本当は「ポジション」という感覚は無い方が良いと思うのですが、どんなスケールを使ってもどこかしらにペンタポジションの感覚があるような気がします。理由その2チョーキングを多用するフレーズでは、やっぱり自然...。言葉では言いにくいのですが、E.ギターをやっている人は皆同じことを感じてもらえるんじゃないかなぁ...。インプロ時に「なんとかスケールを使って」とか考えるのは大嫌いなのですが、どうしても詰まってしまった場合は、ぐちゃぐちゃ小難しいスケールを使うよりもペンタから発想した方が結果が良いことが多いです...、僕の場合。ただ...(繰り返しになりますけど)スケールから発想するレベルでは、所詮、赤ん坊ですね（苦笑）。究極のインプロヴァイザは決してスケールから発想しませんから...。頭になっている音を具現化するだけ...。早くその境地に至りたいものです。

  2006.06.27

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• スピード･ピッキング（その2）

  おとついの続きです。弦移動の際には腕ごと移動させると書きましたが、とは言っても同一弦上で弾く場合と弦を移動する際では（例えば3弦から4弦に移動する場合とか...）、ピックが弦にあたる状態が変わります。微妙って言えば微妙な話なのですが、それなりにスピード･ピッキングが身について耳がついてくるとこれが気になってきます。リズム面から見ても都合が悪い...。悩んでいる過程で（ズルっぽいんですが）、ピックをティアドロップからオニギリに変えてみると、そのあたりの「誤差」が緩和されることに気がつきました。実は、オーソリティFrank Gambaleもオニギリなんですよね。速弾き系のギタリストは、ほとんどティアドロップを使っていますので、なんで彼はオニギリなんだろうと思っていましたが、変えてみて納得...。今は、ティアドロップを使ってのスピード･ピッキングの使い手もたくさんいますので何とも言えないですが、僕はこのピッキング手法を導入してからずっとオニギリです。もう一つ言うとミディアムぐらいの硬さがちょうど良いと感じます。弦に対する「ピックの逃げ方」が良いんですよ...。カッティングにも良いですし、何より音色が好き...。でもこれは個人的な好みだと思います。

  2006.05.26

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• スピード･ピッキング（その1）

  スピード･ピッキング。Frank Gambaleによって体系化されたピッキング方法ですが、簡単に言うと「弦移動の際できうる限りワンストロークのピッキングで移動していくというもので、スイープやエコノミーと呼ばれる一連のピッキングテクの総称」となります。僕自身、ピッキング方法をオルタネイトからこれに変えて7～8年になります。「スピード･ピッキング」ということから、速弾き用のピッキングと思われがちですが、右手の使い方がスムーズになり「弾くことそのもの」に格闘する部分が減ることで、（特にインプロ時には）フレージングに集中できるという利点の方が僕には大きいです。だいたい、フルスロットルの速弾きって、あまりやりませんからね、僕（苦笑）。とは言っても、これを習得するのは相当な鍛錬と忍耐が必要です。僕の実績では、頭で「スィープ、エコノミー」と考えることなく自然にできるようになるまで2年かかりました（多分、時間を要した方だと思います、他の人はもっと速いんではないかな...）。肝は弦移動なのですが、手首だけだとだめだと思います。よく「ピッキングは手首」だと言いますよね。同一弦上のピッキング動作なら絶対的真です。ただスピード･ピッキング時の弦移動に限って言えば、ピックをどの弦でも同じ角度、深さで弦をヒットさせるために、腕を移動させて、ピックが弾く弦の真上に来るようにしなくてはいけない...。そうでないとスムーズな音は出ないはずです。スィープは一弦一音の極端な形になりますから、傍から見ると「腕ピッキング」に見えることが正しい弾き方だと思います。スピード･ピッキングを体得しきれていない人は、だいたいこれができていない...、なーんて考えています。

  2006.05.24

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• 親指の位置

  昔、人にギターを教えていたことがあるのですが、その時の経験をふと思い出しました。単音弾き（すなわちソロ）においてですが、なかなか指が回らないんですね。変な力が入ってしまうというか...。「何でかな？」とずっと疑問に思っていたある日、その彼の後ろに周ってみると親指の方向がヘッド側に向いていたんです。「あ、そうか！」やっと気づくなんて、僕に教える資格があったかどうか疑問ですが...（苦笑）。親指の方向をややブリッジ側にして、ネックを支える位置を中指と薬指に対面するように矯正すると劇的にプレイが変わりました。今、その彼はヴァイオリンに転向したのですが、ヴァイオリンも同じらしいですね...。親指の重要性を教えてもらった良い経験でした。僕はレスポールを使っているのですが、ハイポジは弾きにくいですよねぇ。色々な弾き方がありますが、基本的には上記のようなフォームをハイポジでもキープするのがベストだと、僕は考えています。

  2006.05.23

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• シャッフル

  日本人だからというか、昔からというか、シャッフルって難しいですね..。あんまり「3連」を意識しすぎるとガチガチだし、逆だとスクエアになってしまってノリが悪くなるし...。カッティングでは、（調子が悪いことも多々あるんですけれども）方法論っぽいことは身についてきたような気がするので、一発でうまくいかない場合でも修正は効くのですが、ソロの場合、しかもインプロの場合は、ダメな時は全然ダメ。リズムを意識しすぎると良いフレーズを出すことに神経が行かなくなったり、フレーズばっかりに意識を行かせるとリズムのキレが悪くなったり...。まだ、自然にできるほど身についていないって事ですね。今回の新曲はシャッフル...。カッティングは結構うまく仕上がったのですが、ソロは苦労しそうです...。まだ手を付けていないんですけど...。来週、ソロ録りの予定なんですが、それまでシミュレーション練習でノリをつかまないと。カッティングにも言えることですが、ピッキングのアップが肝なんですよね...。だいたいそこが後ろに来てしまいますから。この曲を機会に完全に克服したいと思います。

  2006.05.22

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• スライド

  スライド、大好きです。2年前までは、ノーマルプレイとスライドプレイは半々だったんです...。昨年はノーマルプレイ強化年間（笑）で90%はノーマルだったんですけどね。今年は少しずつスライドの比率を上げていこうかと考えています。とは言っても、2006年は未だスライドが活躍する曲は皆無なんですが...(笑)。バーはJim Dunlopのブラス製のものを使っています。サスティンが伸びるので、ガラスよりも好きです。小指に装着します。右手は指弾き。ミュートに困るので、ピックは使いません。普段はSGをスライド用にセッティング（.011～のゲージで弦高を上げる）しているのですが、ノーマルプレイ用のレスポールでもスムーズにスライドできるように練習しはじめました。細い弦で、低い弦高だと大変なんですよ...。スタジオワークだとギターを持ち替えられますが、ライブだとそうはいきませんからね...。ノーマルプレイからスライドに瞬時に換えられないと。

  2006.05.05

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• 箸の持ち方...

  僕、箸の持ち方が物心ついた時から変だったんですよね...。親に注意されても全く変わらず、今まで来てしまいました（笑）。一週間ほど前、ある店でかっこ良い箸を発見！衝動買いしました。そこで、一念発起！「正しい箸の持ち方」を特訓です（爆笑）。毎日少しずつ身についてくるのがわかりますね...。人間やる気になってみるもんだなぁ...。ところが、ギターの方で異変が...。先週の水曜くらいからでしょうか...、どうもピックを持つとシックリこなくなり、大スランプに陥ってしまいました。日を重ねる毎にひどくなり、昨日なんてサ・イ・ア・ク！箸の持ち方の矯正がピッキングに影響してくるなんて....。あ、いやここまでくると箸の矯正はやり遂げます（苦笑）。でも、ピッキングは、いつかは戻ってくれるのかな....。

  2006.04.30

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• 薬指

  ギター･プレイヤーが一度は悩む小指。うまく動かすのはどうしたら良いんだろう？ブルース系の人は潔く小指を最小限にしか使いません。実はその指使いって理にかなっていると思います。音使い、チョーキングを考えれば（でもチョーキングってのはモダンブルースからなのですが...）、小指を使う必要性はそんなに感じません。ソロ系の人はだいたいペンタ/ブルースフレーズから入るので、実感していただけると思います。そのためですが...。薬指は「力を持っている」あるいは「器用だ」と思われている方がいらっしゃるかもしれません。僕の見方は違っていて、薬指が一番不器用だと思っています。例えば、指を5本とも机（でもなんでも良いですが）に付けた状態から、人差し指から順番に机をコンコン叩いて見てください。薬指が一番叩きにくいと思いませんか？そうなんですよ！実は小指が弱いのは薬指に引きずられているから....。どうやって薬指の不器用さを克服するかですが、多分即効薬は無いと思います。地道な訓練しかない。訓練方法としては、前述の方法でひたすらコンコン叩くという方法もありますが、写真のように薬指を出きる限り、より高く持ち上げる方法が有効です。つらくなったら休憩。無理すると腱鞘炎になります。机から6cm上がるようになれば、コンコンと叩くと音が出るようになると思いますし、ギターを持ってみると小指も楽に動かせるようになっていると思います。お勧めです。だまされたと思ってだまされてください（笑）。

  2006.04.26

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• ピッキングの難しさ (その4)

  前回、「人差し指垂直型ピッキング」のメリット･デメリットに関して書きました。それでは、そのデメリットを解決するピッキングは何かというと、人差し指の指先の方向が弦に対して平行になる持ち方のピッキングです。写真のような持ち方になります。ただし、写真は無理な態勢（笑）で写真を撮ったので、ピックの先っぽの方向がブリッジ側にいっています。これは間違い！ネック側に向かわないとミスショットが多くなります。（写真はある意味、悪い例ですね）さて垂直型に対して、この平行型のピッキングはピックを持つホールド感が増すため、安定して弦をヒットするピックの角度を保つことができます。当然の帰結として速弾きに有利。ただし、平行型のピッキングも大きなデメリットがあります。ピックを完全にホールドしてしまうため、ピックをコントロールするのは完全に手首だけになります。手首だけでピッキングに表情をつけるのは、かなりきびしい。垂直型のピッキングのように指先で、表情をコントロールできる手法に比べると明らかなデメリットです。また、カッティングに関しても「こすりピッキング」になるため、いきなりカッティングが下手になった気分になります。これを解決するピッキングは人差し指垂直型ピッキングになっちゃいます...。両者のピッキングって、メリットとデメリットが交替してしまうんですね....。結局、全てのプレイを効率よくこなせる万能なピッキングは存在しないというのが僕の結論です。ならば、逆転の発想で人差し指の弦に向かう角度をパラメーターにして、状況に応じて変化させようと考えました。これが僕の解。垂直型の人差し指角度が90度、平行型の人差し指角度が0度この0度から90度までの間で、状況に応じて人差し指角度を変化させる...。繊細なプレイやカッティングをする際には90度、テンポが速い曲でメカニカルなテーマがある曲では45度、フルスロットル速弾きの時は0度という風に...。これを無意識でコントロールできるよう練習を始めました。

  2006.03.29

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• ピッキングの難しさ (その3)

  だいたいピッキングの改造（というよりはピックの持ち方の改造）が終わりました。その過程を2回くらいに渡って書いてみたいと思います。写真は、今までの通常のフォームです。ピックを持つ人差し指の向きが弦に対して垂直方向に向かっているのが解っていただけるでしょうか...？話はずれますが、僕は通常GibsonのMediumオニギリ型ピックを使っています。カッティング音を美しく聞かせるには、このピックがベストですね、僕の手にとっては...。話を戻して...。ずっとこのフォームで弾いてきました。利点はカッティング音が非常にふくよかであること。ソロの際にも、ニュアンスに富む太い音が出ることです。その理由は、ピックを持つホールド感が希薄なため、弦に当たった際「素直に逃げてくれる」からだと思います。それで良いじゃないか？ところがですね、決定的なデメリットがあるのです。プレイが速くなってきた場合、ころころ逃げてしまうのでミスタッチが増えてしまうのですね...。LiveやYamane Future Musicで発表している曲では、そんなにフルスロットルのプレイをしないので良いのですが、それで満足してると向上しないので...、ここに来て（笑）もう少し「速弾きのスピードを上げる」ことにも挑戦しようかなと思いました。その解は...。一週間かかって得た解は....？それは次回ということで（爆笑）。

  2006.03.26

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• ピッキングの難しさ (その2)

  昨日の記事はわかりにくかったですね（笑）。反省...。今日も、色々試してみましたがこれといった解決策は見出せず...。「音楽」を音楽として演奏したいだけなのに、未だに「技術的」なことに苦労する自分が腹だたしい...。明日はもっと楽しい気分で記事が書けると良いなぁ....。

  2006.03.23

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• ピッキングの難しさ

  先週、ちょこっと言いましたが...、現在ピッキングの改造中（笑）。なんかピックを持つ人差し指の位置が気に入らなくなってきたんですよね...。ずっと人差し指の方向が、弦に対して直角に向かう方向だったんです。そうすると、弦にあたる際の自由度があるので、ニュアンスが豊かになるんです。ただし、ピックがぶらぶらになるので、ある程度のスピードになると不安定になるんですよね...。人差し指の方向が弦と平行な方向に近づいてくると、ピックのホールド感が増すので、速く弾くには有利になります。難しいですね...。今はその中間にsweet spotが無いかと探しています。ちょっとしたことなんですけど、中々奥深いですねぇ...。

  2006.03.22

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• ヴィブラート

  先週よりヴィブラートとピッキングフォームの改造に取り組み始めました。ヴィブラート。それなりに自分ではできていた「つもり」になっていたのですが、自分の残した音源を聴いてみると、「その時感じた情景」を思い出せないんです。つまり、ヴィブラートが自分にとって普遍的なものになっていない...。相当ショックな「発見」でしたが、改善する方法論はわかっています。「あいうえお」と声に出すときは「あいうえお」って声に出そうと思って声に出しますし、「悲しい」と思ったときには「悲しい」と言葉にします。それと一緒で、自分にとって例えば「悲しい」ということを表現するヴィブラートとは何なのか？「楽しい」ということを表現するヴィブラートとは何なのか？等など...。それらを意識して自分のモノにするよう戦略的に練習していけば自分の「声」が捕まえられると思います。書いている暇があれば練習しろって？その通りです（笑）。先は長いなぁ（苦笑）...。

  2006.03.20

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• ピッキング

  未だに悩んでます、ピッキング。普通のプレイだと、だいたい固まってきたのですが、テクニカルな方面だと未だに「困って」いますねぇ...（苦笑）。昨年フロントがカバードになりました。そうなだけ、あまり「ピッキングのハードさ」に気を遣わなくなったこともあるのですが、フロントのPUカバーにあててピッキングするようにすると、ピッキングの当て方にムラがなくなって、うまく弾けることに気がつきました。いや、あくまでギミックプレイにおいてですよ...。普通のプレイだと、ピッキングの深さをコントロールできないとつらいですからねぇ...。

  2006.03.15

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• 7thコード

  最近、練習でハマっていることがあります。それは、7thコード一発をバックにしたインプロヴァイズです。「何をいまさら」とか言われそうですが...。やっぱり難しいコード進行の方が、弾けたら気持ちいいし聴いている方も「すげぇー」となると思います。でもそれって速弾きと一緒のような感覚なんでしょうね。1コードをバックでインプロヴァイズを弾くと、確かに弾けた気になります。でも後でプレイバックしてみると、耳が惹きつけられるフレーズが残されてることは少ないのではないでしょうか？面白いですね。心の中に音楽が響いていないと、簡単なものほど「未熟さ」が露呈します。その1コードの中でも7th（メジャーコードの7thです）は、挑戦しがいがあります。トニックではないため落ち着きが悪い。ただし、色々なスケールが使える自由があります。その自由の中で「歌う」こと、これは非常に面白いテーマです。先日Yamane Future Musicで発表した曲「CA･CA･BOO」のミドルセクションのソロはそんな感じで弾きました。是非聴いてみてください。

  2006.02.23

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• ピッチあるいはイントネーション

  僕はピッチに神経を払っていない演奏者はあまり好きではありません。（いきなり否定的な文章ですが...）ギターという楽器は（普通）フレットがあるので押弦すれば「自動的」にピッチ（クラシックの世界ではイントネーション）が合うと思われていますが、決してそうではないと思います。押さえる指の力次第で、あるいは押さえ方でピッチが上ずります。そこに神経を払っている人があまりに少ない...。プロでもやばい人は結構います。特にエレキはアコと違って柔らかい弦を使う人が多いので、その辺りが顕著。ビブラートはロック式の場合、音程変化が上にしかいきませんから、かなり年季が入っていないとピッチが上にずれたように聴こえます。さらにチョーキングに至ってはフレットがないのと同じ状態ですから、耳を鍛えていない人がやると悲惨な結果になることが多い。音選びとか派手なテク、それ以前の問題...。実は最も大切なの基本なのに...。（それ同等に大切なのがリズムの問題ですが、それはまた場を改めて。）僕も悲しいかな、未だにそのあたりで努力を要します。いつになったらうまくなるんだろう....?(苦笑)いわゆる絶対音感というやつはないのですが、後天的な訓練でそれなりの耳を作ってきたと思っています（思っているだけかも...）。そうするとさらに自分の出す音のピッチが気になるんですよね...（笑）。はぁ...。

  2006.02.08

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• ジレンマ

  ギターを弾き始めて以来、ずっと悩んでいるジレンマがあります。僕は基本的にインプロをメインに置いています。インプロ中に頭に浮かぶメロディ/フレーズは、往々にして今まで弾いたことが無いフレーズだったりします。「やばいな...。」と思ったときには、弾きなれたフレーズでお茶を濁してしまいますが、どうしても気持ちが許さない場合は、「行っちゃえ」で突き進んでしまいます。その時の成功率は50%くらいでしょうか...。テクで押せる場面は楽なのですが、メロを生かしたい場合ほど（実は）しんどい...。（チョーキングの上げ方が気に入らなかったり、ビブラートが速すぎたり、遅すぎたり...、音使いが頭で考えた通りにいかなかったり...。）家で練習すると、その練習したフレーズが指グセになったりします。それをライブで使ったら、もうそれはインプロにならない...。いつもいつも悩みの種です。

  2006.02.06

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