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カテゴリ:旅するスナフキン
何はともあれ、この旅のメインに(何も言わずとも=勝手にとも言う)据えられたテーマは 「食い倒れ・飲んだくれ」 語呂もよろしい。 今回の旅に同行してくださったのが、地元食いしん坊倶楽部メンバー・Aさん。 ダイエットは忘れる。むしろ吐いてもイカ食い続ける。との覚悟で臨んだ旅。(そんな覚悟をしていたのは私だけという噂もありつつ) 初日、バルセロナからバレンシアへと向かう列車の旅@一等車(地中海よりも深い事情により、やむなく安いバスから3倍もする列車での旅を選択、この事情はまた今度)では、笑顔の素敵な乗務員さんの 「ウェルカムドリンクにシャンパン、シェリー、オレンジジュースがございますが」 との一言に、私たち迷わず 「シェリーで。」 「シャンパンで。」 更にその後のスナック、サンドイッチ、食事の際のドリンクまでもう一つたりとも余さず堪能しようという執念。 「ワインを。」 「ジントニックを。」 初日の宿に着くまでに、すでに飲んだくれ。順調です。 バレンシアでは中央市場の魚介類に度肝を抜かれ、Aさんはそこで見た未確認生物を「ジュゴンの鼻の部分だ」と言い張り、バレンシアオレンジの味の濃さに驚き、更にそのバレンシアオレンジとワインを割ったカクテル、『アクア・デ・バレンシア』1Lを真昼間からカフェでだらだら観光もせず飲み下し、市場の前のパエリアの屋台もチェック。 夜は、スペインで有名な「タパスバー」で、めぼしいピンチョス(楊枝に刺さった小さいおつまみで、スペインの人はこれをつまみながらまったりお酒を飲むんだってさ)をがっつり食べつつビール。 ホテルに朝食プランは敢えてつけずに、スーパーで買ったイベリコ豚(くるみやらの穀物しか与えられずに育った高級豚)のサラミと生ハム@スペイン語で「ハモ~ン」をパンに挟んで公園のベンチにて頂く。 バルセロナでは、念願叶って本場のサングリアを。 サングリアは、フルーツとお砂糖を入れた赤ワインを煮て、その後氷でがっつり冷やした夏の飲み物。 これも1Lはある陶器のツボに入ったやつを二人で頂く。 そしてツマミはまたまたピンチョス。 ガーリックでしっかり味をつけ、オリーブオイルで炒めたマッシュルーム。 イカのフライ。 海へ行った日は、ゴザひいてトドのように寝そべったままシャンパン(スペイン語では「チャンパン」と言うらしい・・・・かわいい!)のボトルをラッパ飲み。とどめにそのまま昼寝。 最後の夜に入ったレストランでは、赤ワインをボトルごと頼んで1本10ユーロ(1400円)くらい。安すぎる!またこれが美味しかったんだ~。 この豪華なラインナップ。 決してここイモ国では有り得ない、魚介類の数々。 私、昇天しそうでした。 食いしん坊倶楽部の鼻が利いてたのか否か、夜は毎晩どこかのお店でがっつり食事を頂いたのですが、これまたハズレのレストランが一つもなかったという事実。 ただ単に、スペインの料理のレベルが高いだけかもしれません。 どうやらイモ国の味覚に舌が麻痺していたらしく、何を食べても舌鼓・・・・どころか舌ファンファーレ!が鳴り響いてました。 夕食が遅いスペインタイムに合わせて、私たちも毎晩11時過ぎまで食っちゃ喋り、飲んじゃ喋り。まぁ大きく分けて、今回の旅の大部分が飲み食いが占めていることは確か・・・・ このトピックのみで旅日記を終えても食い・・・ならぬ、悔いはない勢いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年08月19日 18時49分23秒
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