脅威のXマスディナー【追記:写真アップ】
さて、クリスマス1日目。こちらでは25日、26日が正式なクリスマスです。25日の昼が正餐で、家族が皆寄ってはむしゃむしゃと食べるというイベント(ちょうど日本の正月のようなかんじね。)なんだけど、特に信仰心があついわけでもないわたしたちにとっては別に何食べたっていいわけで。クリスマスをひとりで過ごすコッコもうちに呼んで、夕飯を一緒にすることに。25日のディナー、実はタマさんと一緒にすごすようになってから一応きちんと毎年やってるんだけど、この日のメニューがまた毎年すごい。一昨年→チキンの丸焼き昨年→→またまたチキンの足(前の年、丸焼き二つも焼いて1匹完食すら危うい量だったのでこの年はタマに反対され、泣く泣く足だけ食べた)・・・ときて今年わたし達がチャレンジするものといえばコレしかない。Ente(カモ)!!!!エンテといってももちろん楽天ともだちのエンテちゃんを焼いて食ったわけじゃなくて、カモね、鴨。サイズ的には鶏丸ごとの1,5倍~2倍といったところか。結局トリ2匹分じゃないか・・・と思いつつ、けれどタマの目をくらますことには成功し、見事カモ丸焼きチャレンジへの切符を手に入れたわたしとコッコ。中の詰め物(腸とかね・・・)を取り除き、生々しい鴨に塩コショー、ハーブでやさしく肌マッサージ、コッコは隣でレバー、たまねぎ、りんご、またハーブをいためて捏ねた「中身」の作成。これを、もと胃や腸とかが詰まってた場所にインするのだ。そしてオシリを楊枝で縫いつけ、いざオーブンへ!!じっくりじっくり、3時間焼く。途中でトリから出てきた焼き汁をお肌にかけてあげながら、じんわり焼く。その間につけ合わせのRotkokhl(赤キャベツ)煮、ジャガイモ、前菜のトマトサラダ(オイルサーディンバルサミコ酢あえ)をちゃちゃっと作り(さすが女ふたりがキッチンに立つと仕事が速い・・)、さらに手持ち無沙汰にパソコンいじったり、テーブルセッティングくらいしかやることのないタマも一緒にカードゲームなんかしちゃったりして。そしてカモも焼きあがり、ワインで乾杯。見るからにすごいボリュウム・・・カモ。3人でほぼ完食、さらにコッコが焼いてきてくれた特大ケーキ(直径24センチ)まるごと、苦しい苦しいといいながら、2本目のスパークリングワインもあけながら、DVDなんか鑑賞しながら、全部食べきったことに気づいたらもう夜の10時だった。ケーキまるごと3人で食べきったのはさすがに自分たちでもびっくり。甘党のタマ氏による功績が大きいと思われる・・・そして、わたし達の腹は詰め物をした後のカモと同じくらい、いやカモより膨らんでいたこと間違いなし。パリで3日間、何も食べなくても絶対死なないよねえ!といいながらまだ食べ続けた。クリスマス、食べる以外に本当に能がないイベントだよ・・キリストさん、ハッピーバースデー・・・うっぷ。