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カテゴリ:本
地球最後のオイルショック これから原油価格がどうなるのか、価格高騰が続いた場合、生活への影響はどうか、我々はどうすればいいのかということについて書かれた本である。本自体はちょっと長いが、詳細な調査がなされており、なかなか面白く読めた。「ピークオイル」という考え方があり、世界の石油生産量は近いうちに最高値を迎え、それ以降は下降線をたどるということらしい。石油生産量のピークが山頂のような形になるのか、それとも高原状になりしばらく続くのかは分からない。しかし、世界のピークオイル論を採る有識者の間では2020年までにピークを迎えるという話もあるようだ。現に中東以外の様々な油田では既にピークを迎えている所もあるらしい。 最近の原油価格高騰もあり、自分にとってはショッキングな内容であった。ピークオイルについては2020年とは言わず、もう少し先延ばしになってくれることを祈っているが、それにしても、これを読むと今のうちから個人レベルでもエネルギーについて何らかの手を打っておく必要を感じてしまう。と言っても、せいぜいできるのは節電と車での外出を控えることぐらいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月02日 07時50分25秒
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