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カテゴリ:本
DIMEの20号に宣伝してあった。なにやら売れているらしい。帯に「智も仁も勇もないが、しかし、誰にも及ばぬ人気があった」と書いてあるのがとても気になって、とりあえず買ってみた。
舞台は戦国時代でちょうど秀吉の小田原攻めの時期である。北条方の成田家が治める武州・忍(おし)城が舞台だ。そこの成田長親という人物が主人公である。相手は石田三成2万の軍勢で、これに2千で立ち向かったことになっている。参考文献を見ると、どうやら史実に基づいているようだ。 登場人物は実在の人物らしいのだが、これが個性的な人ばかりである。台詞なども現代の話し言葉になっているので、なかなか痛快で、所々笑わせてくれる。2007年12月7日に初版が発行されていて、自分の買ったのが第10刷だから、かなり売れているようだ。 あの戦国時代にこんな人たちがいた事に驚くが、そうした記録を見つけて本にした作者がすばらしいと思ってしまう。 のぼうの城 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月29日 07時29分51秒
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