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カテゴリ:本
腕時計についての本を探していて書店で見つけたので買ってきた。
腕時計について様々な観点から、腕時計を持つことの意義を考えるという内容である。1970年頃に始まった「クォーツ・クライシス」によって、スイスの時計業界は大変な打撃を受けたそうだ。特にアメリカの時計業界は壊滅的な打撃を受け、ほとんどが無くなるか、他企業に吸収されたらしい。 クォーツが機械式時計と比べると非常に安価で且つ精度が高いため、日常生活では安い時計でも事足りることになった。しかし、最近は機械式時計の存在意義と魅力が再確認されてきている。この本では、なぜ今、機械式時計を手に入れるのかということについて様々な観点から論じてある。光文社新書なので700円だったし、腕時計の歴史や様々なメカニズムを簡単に知るには最適の1冊だった。白黒だが、過去や現在の時計の写真がいくつも載っていたことも、目を楽しませてくれた。 腕時計一生もの お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月09日 07時47分16秒
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