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カテゴリ:腕時計
秒針停止装置は付いていない。しかし、ETAムーブメントのようにリューズを逆に回して秒針を止めることが出来た。最初の2~3日はどうやっても秒針が止まらず30秒ほどずれたままで始まったが、4日目にして秒針が止まることが判明。非常に微妙なリューズ操作なのだが、秒針が止まればそれでよい。
今のところ日差は+7秒程度。初日が+7秒、二日目が+11秒だったが、三日目は±ゼロとなり、なかなかの精度。時刻はほとんど狂っていない。1日の使い方で狂いも変わってくるようだ。その点がいかにも機械式時計らしい。毎朝仕事に行く前にゼンマイを巻くのが日課になっている。だいたい10回くらい巻くといっぱいになる。 8振動の秒針はスイープが細かくて、なかなか面白い。スウォッチのアイロニーはクオーツだが秒針の動くときの音が大きく、腕にしていても1秒ごとに「チッ、チッ」という音が聞こえるのだが、こちらは耳を近付けないと聞こえない。秒針以外は動いているということがわからないので、テンプくらいは文字盤から見えてほしいとも思う。 デザイン的にはスーツに合うし、35ミリというサイズはあまり大きくないので目立たない。ベルトを締めてやるとリューズも邪魔にならない。軽いので着けていることを忘れてしまう。いい感じである。時々眺めてはニヤニヤしている。こういう機械式時計を見ているとなんとなくホッとした気持ちになるのはなぜだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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