防水性能は3気圧で30m、5気圧で50m、10気圧となると100m潜っても大丈夫と理解している。ところが、時計屋に行って話を聞くと、3気圧は日常生活用防水。5気圧以上が日常生活用強化防水というらしい。3気圧となると、雨や水滴がかかっても大丈夫という程度らしい。また10気圧防水でも、実際は100m潜れても、そこで活動できるほど防水性能があるわけではないらしい。なかなかややこしいところである。
「機械式時計【解体新書】」を読んでみると、プールで泳いだり時計を水につけたりすると0.3気圧程度しかかかっていない。10メートルの飛び込みで1.3気圧、これが水上スキーなど高速で水が当たるような環境では5気圧かかってくるそうだ。そうなると、ひとまず3気圧の防水性能があれば水の中に浸ける程度は大丈夫ということだ。そう考えると、SUUNTOの時計が軒並み3気圧防水なのも別におかしいわけではない。水の中での激しい運動を想定しなければこれで十分ということか。
基本的に自分は水遊び程度なので、3気圧もあれば充分なようだ。少し用心して5気圧あると完璧である。海に行くこともないので塩水の心配もいらない。後は「3気圧は日常生活用防水ですよ」と言われて水につける勇気があるかどうかという問題だ。
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