山都屋にゃん太郎のノート

　しばらく使ってみての感想です。

　ケースが大きいせいか、腕につけているときは中でローターが回っているような感覚はありません。したがって、着けていて自動巻きを実感することもありません。私にとっては物足りないところですが、シチズンのジェットローターみたいに（持ってませんが(^.^;)>）少し音がする方が「巻いてるぞっ」という感じがして楽しいのかもしれません。今のところは歩きながら「巻いてるんだぞ」っていう気持ちだけで満足するようにしています（笑）。因みに、耳を近づけても脱進機の音は小さいような気がします。やっぱりケースが頑丈だからでしょうか。静かな場所で耳のそばで振ってみるとローターの回る音が聞こえました。シュルルルルルという音は空回りの音、ギーコ、ギーコという音は巻き上げ方向に回っている音のようです。

　回転ベゼルはとっても便利で、歩き始めの時に分針の位置に０を持ってくると、何分くらい歩いたか経過時間がわかります。マイスターアートの時は歩き始めの時間をよく忘れることがあったので、これはとっても重宝しています。セイコーのように１２０分割で回ってくれるに越したことはありませんが、６０分割でも不便は感じません。微妙に分針と合わないときもあって気になりますが、それでも３０秒程度の差ですから待てばいいだけです（笑）。

　９４ｇという重さもいい感じです。腕につけていてそれほど重いとは感じません。軽い時計が好みの私としては「重さ」は大事なポイントです。リベンハムでさえ１００ｇなんですから、自動巻きでこれだけ軽ければ十分合格です（笑）。

　夜光はとっても明るくて、夜歩く事の多い私にとっては時間が見やすくて助かってます。歩くのは２０分から、せいぜい４０分程度なので、トリ管でなくてもこれで十分という感じです。

　文字盤径は２７ミリと弱冠小さめです。回転ベゼルのぶんだけ文字盤が小さくなるのは仕方のないことですが、このあたりは４４ミリと大きいマイスターアートの方が視認性は高いです。

　一応ダイバーズウォッチなので立派に２００ｍ防水です。ちょっと汚れても水の中につけてザブザブ洗えるんです（喜）。そのうち合羽を買ってきて、雨の日でもウォーキングに行こうかなと考えています。

　現在は服の袖の上から巻いているので、特に問題ありませんが、夏になって腕に直接時計を巻くようになると、左リューズが効果を発揮するでしょう。問題は汗で不快にならないベルトをどうやって見つけるかです。とにかくピンと来たものを手当たり次第に試してみるしかなさそうです（苦笑）。