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2011年08月10日
カテゴリ：腕時計
実は先週、病院でＣＴを撮って検査しました。その時、マイスターアートをしていったんですが、磁気が心配だったので担当の技師に聞いたところ「磁気は出ない」との事。一応、時計は外して同じ部屋の中にある脱衣かごの中に入れておきました。
その１時間後、ふと時計を見ると１５分も進んで（！）いるではありませんか。これはおかしいと思い裏を見てみると、テンプの動きが変です。振りが弱弱しくて、なんとなくひげゼンマイも絡まった感じ。 「やられた。帯磁してしまった。」 と、とっさに思ったわけでした。  とりあえず時計屋さんに状況を話してみると、分解掃除になるだろうとの事。機械か何かにヒョイと入れて手軽に脱磁はできないようです。 そんなこんなで、しばらくどうしようかと悩んでおりましたが、思い切ってオーバーホールに出すつもりでいくつかの時計屋さんに当たってみました。 どこでも基本的に１万円くらいでできるだろうということでした。ただ、うちの近くの時計屋さんでは、ムーブメントが中国のシーガル社だと話すと、 「中国製は部品が取れないので預かれないかも。」 という返事でした。どうしようか考えていると、気の毒に思われたのか、 「外からでよければ取ってみましょう。」 という返事。早速持って行きました。 しばらく見てもらった後で返ってきた返事はなんと、 「磁気は全くついておりません。」 「えっ？？？？？？」 「ひげゼンマイが絡まっておりました（笑）。」 どうやら強い衝撃を与えたらしく、それが原因でひげゼンマイが絡まっていたそうです。落としたわけではないので、何かすごい勢いで腕を振ったんでしょう。確か病院に行く前に運動してたので、その時にやったんでしょうね。 とりあえずひげゼンマイはきれいにされて元通りとなりました。お代は取られませんでした。ありがたいことです。その後、相変わらずの日差＋２０秒で元通り動いております。やっぱり時計のことは時計屋さんに見てもらうのが一番だと思った１日でした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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