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盆休み明けのお仕事、怒濤のラッシュがひとまず収まりかけたのでお久しぶりに再開。
さて、第四回目ご登場のバンドは、先日、アマゾンで予約してたDVDが発送日直前に 発売中止となり、そのショックをまだ引きずってる「ホワイトスネイク」さんで~す! ホワイトスネイクはパープル・ファミリーのバンドだから中学時代には一応聴いてました。 多分、「Fool For Your Loving」や「Don't Break My Heart Again」くらいしか知らなかったんじゃないかなぁ?あんまり聴かなかったね。 失礼な言い方かもしれんが「バーンやミストゥリーテッドを唄った人」が居るバンド、という認識だったから、ホワイト”BLUES”スネイクの音楽は正直、物足りないし、つまんなかったんだと思う、当時は。 (ヴォーカルスタイルは同じでもやっぱ「バック」が違うし、決して「ハード」ロックじゃなかったしね) で、毎度書いてますがヘベレケは高校時代に、そう時期的にはデビューしたてのアルカトラスを、グラハム・ボネット目当てで聴いたら、インギーにぶったまげてしまいそのショックでか(本当か?)以来HR/HMから自然と遠ざかった訳です。 その間、ホワイトスネイクの音楽は聴かなかったけど、ドラムがイアン・ペイスから、 レインボウを抜けMSGを抜け~の、故コージー・”漢”・パウエルになった、とか、 パープル再結成でジョン・ロードも抜けて「終わりだな、ホワイトスネイクも」な~んて思ってました。 (ヘベレケとしては、バンド名としてのホワイトスネイクは実際ここで終了かな、と。その後は名実ともにデイヴィド・カヴァーデイル個人のプロジェクト名となったのでは、と。ま、元々個人(ソロ)プロジェクトからのスタートではありますが) ところが、少々時間が経った時、ホワイト”BLUES”スネイクがホワイト”METAL”スネイクとして再出発した「WHITESNAKE」(「サーペンス・アルバス」)を不幸にも手にしてしまったのです。 と言っても、まだ完全にHR/HMの世界に戻りきっていなかったんだけど、このアルバムは 「正直、すまんかった。デイヴィッド」 て感じでしょうか(w 誰もが認める、ホワイトスネイクのベストアルバムなんじゃない?違う?? いや、ヘベレケも「今」ならホワイト”BLUES”スネイクも好きだけど、やはり「ベスト」とはある意味「万人受け」という意味でもあると思うので、その意味でね。 でしょ? へ? やっぱ違うかい?? まぁ、このアルバムはデイヴィッドさんよりもなんてったってサイクスさんの頑張りが凄いでしょう! 前作「Slide It In」のUSバージョンから参加してるけど、あれは後から付け足しのギターだしね。 のっけから、焼き直しの「Crying In The Rain」で、ピッキングハーモニクスをキュインキュインにビブラートでビュワワ~ンビュワワ~ンのサイクス節にやられちまいましたよ! デイヴィッドに至っては、次の「Bad Boys」なんかのっけから「あぅあぅあぅあぅうう~~」だぜ! そこにはブルーズロックシンガーの欠片もありゃしない!(w とにかく全編に渡りジョン・サイクスのギターが大活躍、アルバムのMVP間違いなし。 ちなみに1曲目同様焼き直しの「Here I Go Again」が全米No.1になったけど、その後発売された(日本だけの企画盤かな?) 「1987バージョン」に収録された「Here I Go Again」の方がヘベレケは好きだな。 「味を落とさずカロリー控えめ」な編曲になっております。 また「Is This Love」のPVなんて!もう80年代全開の、変な例えだが、メタル界のジャニーズ集合って感じか(w とにかく、捨て曲無しのアルバムでありました。 そして、次のアルバムはヴァンデンバーグの代役になんとヴァイさんをお迎えしてのホワイト”METAL”スネイクのアルバム「Slip of the Tongue」 前作の流れを汲みつつ、スティーブ・ヴァイのギターと対決するデイヴィッドに少し「無理」を感じるヘベレケなのです。 「なぁ、声出てる? 君もか、デイヴィッド・・・」 元々、ギランやプラントのようなパワーボーカルじゃないでしょ?彼の持ち味は。 このアルバムのラスト「Sailing Ships」は、後述の「Starkers In Tokyo」で1曲目で演ってるんですが、断然「Starkers~」の方が良いです。 半音下げてるので余裕もあるんだろうけど、曲調もそうだし、アコースティックということもあるのだろうけど、あの「唄い上げる」ことこそ彼の持ち味でしょう。 パープル時代の曲で唯一「Soldier Of Fortune」を今でもやるのは、やはりああいう曲が馴染んでんだと思う。喉にやさしいから、って訳じゃないよね、デイヴィッド君? そしてまさに黄金の80年代の終わりとともに華やかなホワイト”METAL”スネイクは幕を閉じました。 その後、ジミー・ペイジとの「カヴァーデイル・ペイジ」なる試みもなんか中途半端。唄い方だけじゃなく見た目も落ち目もロバート・プラントに見えてたような記憶も・・・ さらに年月が過ぎて90年代も終わりを、てか世紀末を数年後に迎えようとしていた頃、また復活ですよ! 「Restless Heart」 今度は長年の恨み、じゃなかった、念願かなってエイドリアン・ヴァンデンバーグがフル参加! (「Starkers In Tokyo」という二人だけで来日した時のシークレットライブのアルバムはあるけどね) 肝心の楽曲はホワイト”BLUES”スネイクに戻りましたが、ヘベレケも30代に突入しており、やっとジミ・ヘンに辿着いた頃でもあり以外とすんなり受け入れたな、このアルバム。 なんか集大成なのかな、と受け止めてました。 ま、それですんなり終わったかと思ったら2002年ですよ!また、また復活ですよ!しか~も”METAL”スネイクバージョンで! レブ・ビーチとかダグ・アルドリッチとか、もう「誰?それ?」って感じでしょ、ヘベレケなんて(w (一体、ホワイトスネイクの歴代ギタリストって何人よ?え? 師匠の首切りの数どころじゃないな) おまけに2003年には来日しちゃいましたよ。ヘベレケも行って来ましたよ東京国際フォーラム。 場内に「BURN」が流れ、おっさんども(メタルネェちゃん少々)のヴォルテージが頂点に達したところで、ご登場でした。 ちゃんと、予習用に来日前のヨーロッパでやったステージの映像を小滝橋通りで入手してたのでセットリストは分かっていたから、「やんねぇだろうなぁ、でも・・・」と微かな期待を抱いた「BURN」は演奏されなかった。 んが、しかし! あの野郎!! でびカバちゃんは2004年のツアーでやりやがった! 唄いやがった!! FXCK YOU! 冒頭に書いた、発売中止になったDVDはそのツアーのライブなんだよ。2曲目に演ったんだよ、「BURN」をよぉ・・・Orz さて、小滝橋通りにでも逝きますか・・・ 最後は「お得意のポーズ」でね。 (大丈夫かへべよ、丸シーマーク付きだぞこの画像) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/08/31 06:24:18 PM
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