カテゴリ:洋画(主に80's-90's)
日本の幽霊映画は怖くて苦手だが、海外のゴースト映画は結構好きだ。
昨年、膵臓癌で惜しまれつつ他界したパトリック・スウェイジ(Patrick Swayze)がゴーストになっても恋人を守り抜こうとする「ゴースト/ニューヨークの幻(GHOST)」や、幽霊美女と貧乏書生の美しくも切ない物語「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(倩女幽魂)」。ピョコピョコ飛び跳ねて移動する様は怖いんだか可笑しいんだか…香港が生んだキョンシーホラーの大傑作「霊幻道士(?屍先生)」、大学を追い出された3人の学者達がお化け退治会社を設立して大活躍するSFコメディ「ゴーストバスターズ(GHOSTBUSTERS)」などなど。 でもって95年に公開された「キャスパー(CASPER)」もその一つ。 12歳のキャスパーと3人のおじは、メイン州の広大な屋敷に100年も住むゴースト。屋敷を相続した強欲な女主人が宝の地図を発見したことから、おじゴースト達が嫌がらせを開始する。 そこで女主人は、心霊学者のハーヴェイ博士と12歳の娘・キャットを屋敷に招き入れ、ゴースト退治を頼むことに。 キャスパーは、キャットこそ自分が探し求めていた友達だと胸をときめかす。そして二人(?)の間にほのかな絆が生まれようとしていた…。(ビデオパッケージより) 製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)他。スピルバーグといえば世界最高のヒットメーカーの一人ではあるが、彼の代表作である「E.T.(E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL)」や「ジュラシック・パーク(JURASSIC PARK)」等は今ひとつ感性が合わないのか、あまり好みではない。「キャスパー」も以前TVでちょろっと見たときは、子供向けのくだらない作品だと思った。 但し「ゴーストバスターズ」でお馴染みのダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)がスタンツ博士の役柄そのままで登場したり、クリント・イーストウッド(Clint Eastwood)やメル・ギブソン(Mel Gibson)がチラッとカメオ出演していたり、英国のコメディグループであるモンティ・パイソン(MONTY PYTHON)のエリック・アイドル(Eric Idle)が出演している点だけは楽しめた。 今頃になってお気に入りの「飛べないアヒル(THE MIGHTY DUCKS)」シリーズのギーくんことギャレット・ラトリフ・ヘンソン(Garette Ratliff Henson)くんがどうも「キャスパー」に出演しているらしい。でも記憶にないなぁ…ということで、久々にじっくり見てみた。 あ!そこそこ出番があるやん!キャットが転校した先のクラスメイトで、ロッカーで彼女に声を掛ける爽やか少年・ヴィック役がギャレットくんだ!95年といえばダックスシリーズの2と3の間くらい、ちょうど美少年真っ盛りの頃だ♪ 美少年といえば、映画の最後の方に登場するキャスパー役のデヴォン・サワ(Devon Sawa)くんも印象的。でもどちらかというと、優しい顔立ちのギャレットくんがキャスパー役の方が合ってるような気がするんだけどなぁ…(^^ゞ 更には、以前見たときは気にも留めなかったのだが、よくよく見るとハーヴェイ博士役のビル・プルマン(Bill Pullman)の髪型と眼鏡がめっちゃ好みで、ちょっと得した気分 そのハーヴェイ博士の亡き妻・アメリアが現れるシーンでは、不覚にも涙が… 「私は家族に恵まれすぎて思い残すことがなかった」からゴーストにならなかったという彼女の言葉に、ふと亡き父を思い出してしまった。 他界して1年半、未だ一度も姿を現さない父もおそらく成仏してくれたのだろう、うん。 あ、ちなみにキャット役はクリスティーナ・リッチ(Christina Ricci)。子供ながらなかなかの芸達者ですな。←興味無さすぎ~(><) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.07 11:56:20
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