カテゴリ:洋画(主に80's-90's)
♪心配ないからね~、と20年ほど前にKANは歌っていたが、今回新たに首相に指名された
先日、上海万博でニセ障害者が社会問題になっている、とのニュースを見た。健常者が車椅子で身体障害者用の優先ゲートから入場しているらしい。そういえば日本でも先頃、三宅某とかという民主党の女性議員が自分から転んでおいてわざとらしく車椅子で登庁してたっけ、どうでもいいけど。結局あの件はどうなったの? ニセ障害者といえば、83年に公開されたジョン・ランディス(John Landis)監督の痛快コメディ映画「大逆転(TRADING PLACES)」にも登場していた。 エディ・マーフィ(Eddie Murphy)演じるベトナム復員兵は足が不自由で盲目のため、台車みたいなものに乗って道行く人に小銭をせびっていたが、警察官に問い詰められた途端になぜか急に目が見えるようになり、更には「奇跡だ、歩けるようになった!神よありがとう!」と叫んで歩き出すという…(^^ゞ 本当に障害を持たれている方にとっては迷惑且つ失礼なシーンだろうが。 大金持ちの老紳士・デューク兄弟が「人格形成に重要なのは環境か、素養か」の賭けをする。その犠牲になったのが、ハーバード大学出身のエリートであるウィンソープと貧しい黒人バレンタイン。 ウィンソープはある日突然窃盗の罪と麻薬常習の嫌疑をかけられ、無一文で放り出される。が実はこれ、デューク兄弟が雇った産業スパイによる罠だった。 一方、ベトナム復員兵になりすましたりと詐欺まがいのことばかりして生きてきた貧しい黒人のバレンタインは、これまた突然デューク兄弟から邸宅(そこは今までウィンソープが住んでいた)と自家用車と銀行口座、年俸8万ドルの職(それもウィンソープの仕事だった)を提供される。 果たして、立場が逆転した二人の運命や如何に!? …というのが「大逆転」のストーリー。 「アニマル・ハウス(NATIONAL LAMPOON'S ANIMAL HOUSE)」や「ブルース・ブラザース(THE BLUES BROTHERS)」でお馴染みのジョン・ランディスが監督をつとめ、ウィンソープ役はその「ブルース・ブラザース」や「ゴーストバスターズ(GHOSTBUSTERS)」で絶品のおとぼけ演技を見せた「サタデー・ナイト・ライヴ(SATURDAY NIGHT LIVE)」出身のダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)が、そしてバレンタイン役をこれまた「サタデー・ナイト・ライヴ」出身のエディ・マーフィが見事に演じていて、見ごたえたっぷりで胸がスカッとする良作だ。 余談だが、この5年後に公開されたジョン・ランディス監督、エディ・マーフィ主演の「星の王子 ニューヨークへ行く(COMING TO AMERICA)」では、何と今作品のデューク兄弟が浮浪者役で登場し、ファンをニヤリとさせた。 さて、人格形成に重要なのは環境か、素養か?それは作品を見て判断していただくとして、やはり育った環境の影響はかなり大きいと思う。 優先ゲート狙いのニセ障害者の件にしても、開場の1時間後には3,000台用意されている車椅子がほぼ底を突く状態だというから、何とまぁ…。どこにでもこの手の人はいるものだが、それにしても上海万博では多い、多すぎる。やっぱ中国人だなぁ、と言わざるを得ない でもって菅さんだが、この方は今までの首相と違って世襲議員じゃないそうで。ぬくぬくと育った歴代首相にないハングリー精神を微かに期待したいところ(無理無理)。 ところで菅さんの困った息子さんはいずれまたしても岡山1区から立候補するのだろうか?岡山県民は「姫の虎退治」なんていうキャッチフレーズにまんまと乗って民主党のヘンな女性を当選させてしまった痛恨の過去があるので、もう誰も騙されないだろう…と願う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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