カテゴリ:洋画(主に80's-90's)
♪人が死んだら 人が死んだら 何処へ行く
死後の世界は 死後の世界は 何処にある 人は死んでも 生きられる 人が死んだら行く霊界 何処にある タンバ 昨年綴った故・丹波哲郎さん製作・企画・原案・脚本・総監督、そして出演の「大霊界」と全く同じ、嘉門達夫さんの“タンバでルンバ”でスタートした今回は、88年に公開されるや大ヒットを記録、おまけにアカデミー賞最優秀メイクアップ賞まで受賞したティム・バートン(Tim Burton)監督のほのぼの霊界コメディ映画「ビートルジュース(BEETLEJUICE)」について。 自宅から車で買物に出掛けた新婚カップル・アダムとバーバラはその帰り道、目の前にいた犬を避けようとして橋から車ごと転落し、あえなく死んでしまった。 二人は立派な幽霊になるべく自宅に居ながら修行していると、そこへおかしな一家が引っ越してきた。アダムとバーバラは何とかして家から彼らを追い出そうと、あの手この手で脅かしてみるも、幽霊が見えない彼らには一向に効果がない。 困り果てた二人は霊界の用心棒(?)、自称“バイオ・エクソシスト”のビートルジュースを呼び出したが…というストーリー。 当初は自分達が死んだという自覚が全くなく、鏡に映らなかったり、生きている人達からは二人が見えないのだと気付き、徐々に死を受け入れる様がほんのちょっぴり切ない。 そんな爽やかで初々しい幽霊カップルを好演しているのは、アダム役のアレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)とバーバラ役のジーナ・デイヴィス(Geena Davis)。アレックといえば、翌々年(90年)公開の「レッド・オクトーバーを追え!(THE HUNT FOR RED OCTOBER)」で演じたCIA分析官のジャック・ライアン役もよかったなぁ。何でも今年のアカデミー賞授賞式では司会役を務めたそうで。 他に、アダムとバーバラの家に引っ越してきた家族…チャールズと後妻のデリア、チャールズと前妻の子であるリディアを演じているのは、まずチャールズ役がジェフリー・ジョーンズ(Jeffrey Jones)。おお、「フェリスはある朝突然に(FERRIS BUELLER'S DAY OFF)」のルーニー校長だ! デリア役のキャサリン・オハラ(Catherine O'Hara)といえば「ホーム・アローン(HOME ALONE)」のお母さん役で有名、リディアを演じたウィノナ・ライダー(Winona Ryder)は、個人的には90年に公開された同じティム・バートン作品である「シザーハンズ(EDWARD SCISSORHANDS)」が最も印象深い。どうでもいいが、私の中ではジョニー・デップ(Johnny Depp)も未だにハサミ人間・エドワードのままである。 ビートルジュース役のマイケル・キートン(Michael Keaton)は…よく知らないんだわ。「バットマン(BATMAN)」見たことないし…(^^ゞ バートン監督が描いた大人向け絵本「オイスター・ボーイの憂鬱な死(The Melancholy Death of Oyster Boy: and Other Stories)」も以前読んでみたが、映画といい絵本といい、この監督の持つ独特な世界観はハマる人とそうでない人との評価がはっきり分かれるだろうなぁ。 個人的には結構好きだったりするが… 私もいずれ死んだら、ちゃんと幽霊になれるかしらん!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.18 09:42:38
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