カテゴリ:香港電影
功夫(クンフー)電影を世界に知らしめた伝説のアクション・スターといえばブルース・リー(李小龍)であるが、私が物心付いたとき彼は既に他界していた。
ブルース亡き後功夫電影人気は一時低迷したものの、70年代後半あたりからジャッキー・チェン(成龍)らの台頭により再び功夫アクションは脚光を浴びるようになった。 初期ジャッキー作品といえば、78年の「スネーキーモンキー 蛇拳(蛇形刀手)」や「ドランクモンキー 酔拳(醉拳)」等のいわゆる“拳モノ”でお馴染みだが、彼が出演している70年代の電影のほとんどは「~拳」という安易な邦題が付けられている。一体どれくらいあるかというと… ・ジャッキー・チェンのファイティングモンキー 昇龍拳 (頂天立地) 73年 ・ジャッキー・チェンの秘龍拳 少林門 (少林門) 74年 ・燃えよジャッキー拳 (廣東小老虎) 74年 ・続・怒りの鉄拳 レッド・ドラゴン 新精武門 (新精武門) 76年 ・キラー・ドラゴン 流星拳 (風・雨・雙流星) 76年 ・少林寺木人拳 (少林木人巷) 76年 ・成龍拳 (剣・花・煙雨紅南) 77年 ・ジャッキー・チェンの燃えよ飛龍神拳 怒りのプロジェクト・カンフー (飛渡捲雲山) 78年 ・ジャッキー・チェンの必殺鉄指拳 (刀手怪招) 78年 ・スネーキーモンキー 蛇拳 (蛇形刀手) 78年 ・ドランクモンキー 酔拳 (醉拳) 78年 ・カンニングモンキー 天中拳 (一招半式闖江湖) 78年 ・蛇鶴八拳 (蛇鶴八歩) 78年 ・拳精 (拳精) 78年 ・クレージーモンキー 笑拳 (笑拳怪招) 79年 ・龍拳 (龍拳) 79年 ・ジャッキー・チェンの醒拳 (龍騰虎躍) 83年 ・酔拳2 (醉拳II) 94年 うひゃあ!こんなにあったのかぁー(゚Д゚;) 先日、久々に「酔拳」「蛇拳」「笑拳」とジャッキーの拳モノを代表する3作を立て続けに見た。いずれもストーリーは似たり寄ったりで、ジャッキーが爺さん師匠にシゴかれて見事復讐を遂げる話なのだが、ジャッキー電影(とMr.BOO!シリーズ)は何十回見ても不思議と飽きないんだよねぇ。 特にジャッキーがすンごい肉体的特訓をするシーン…逆さに宙吊りになって腹筋したり、甕の水を汲んだり、胡桃を指で割ったり…は本当にスゴい。特に上半身裸で酔八仙拳の演舞をしたり、八本足麒麟師匠が乗った砂袋をズリズリ引き摺ったりするシーンでのジャッキーの肉体美ったら!ジャッキーがめっちゃいい男に見えてしまう…まぁ77年に一応(!?)整形はしてるんだけどね(^^ゞ 嗚呼、ジャッキーの拳モノを見ると今でも体がウズウズしてしまう。まさに血沸き肉踊るって感じ。子供の頃はよくビデオを見ながら動きを真似たりしたものだが、今となってはもう「少林寺木人拳」の木人の動きぐらいしか出来ないわな 本日のひまつぶし ・「酔拳」より、ジャッキーの酔八仙拳→こちら ・「笑拳」より、砂袋ズリズリ修行シーン→こちら ・「少林寺木人拳」より、かつて誰もが一度は真似した木人シーン→こちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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