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2010.12.12
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カテゴリ:香港電影
 香港映画を語る上で決して外すことの出来ない伝説の作品である「男たちの挽歌(英雄本色)」は、86年に公開されるや香港のみならずアジア中で大ヒットを記録した香港ノアールの傑作だ。この映画の成功を受けて80年代末~90年代初頭あたりの香港映画界は活気に溢れ、まさに何でもありの状態だった。
 そんな活気や熱気が溢れすぎて混沌としたこの時代に、香港映画に関する1本のビデオが日本ビデオ映画(株)というところから発売された。
 「ドキュメント 男たちの挽歌 香港ノアールの戦士達
興味をそそられるタイトルである。が、その横には
 “AJIA(アジア)のワイルドな男達がやって来た!!”
んんッ、AJIA !? ASIA じゃなくて!? ほえー

 「香港島は全面積が東京の半分という広さである。しかし海底トンネルを抜けて九龍サイドに渡ると、そこはわずか9平方キロメートルのミニエリアだが、道は広大な中国大陸へと続いている。
 スターフェリーは観光客にも人気があるが、香港島と九龍サイドを結ぶ市民の足として欠かせない存在だ。名物の二階建市街電車、そして建ち並ぶ高層ビル群。中国と英国が混在する香港は、実におくが深い魅力の島だ。
 しかし数年後に中国への帰属を控えている街の人々の表情には、心なしか複雑な思いがあるようだ…(以下略)」
 観光案内ビデオと間違えそうなくらい初っ端から香港の説明が続いたかと思うと、いきなり「チャイナタウン・ウォリアーズ(堂口故事)」の映像が延々と流れる。サイモン・ヤム(任達華)のエロシーン、ここで流す必要あるの?まあ、確かにワイルドな男ではあるが(^^ゞ

 呆気にとられていると画面は一転、電影工作室でのジョン・ウー(呉宇森)のインタビューに。
 香港映画の流れや「男たちの挽歌」製作の経緯などをクールに語るウー監督。と、最後に編集中だという最新作を特別に音入れして公開してくれるのだが…おおッ!これは「狼 男たちの挽歌・最終章(喋血雙雄)」!でもって再び延々と映像が流れるだけという…。

 続いては九龍・元朗での撮影シーンに。どうやら「アゲイン 男たちの挽歌III(英雄本色III 夕陽之歌)」のようだ。
 「あ、ちょうどいいタイミングでやって来たラッカー・フェイス
ん?ラッカー・フェイスって誰!? …ってレオン・カーファイ(梁家輝)!? カーフしか合ってねーよ!
 続いてチョウ・ユンファ(周潤發)やアニタ・ムイ(梅艶芳)、ツイ・ハーク(徐克)監督も登場。だがアニタは広東語読みのムイ・イムフォンと紹介されている。
 「この女性、香港で人気No.1の女優、ムイ・イムフォン。ノリにノッて歌まで出しちゃって。日本で言うなら浅野ゆう子か浅野温子ってとこかな?でもちょっと顔がキツいかな!?」って…ショック
 ツイ・ハークとユンファがアニタに二丁拳銃の撃ち方を指導しているシーンや、出演者控室での会話なども聞けて、このビデオちょっくら面白いかも♪
 「香港が帰属したらどうするの?」
 「金も少しは出来たし、中国へ帰って静かに暮らしたいね」
 「君は既に有名だから、静かに暮らすのは無理だよ」
 「東洋人がハリウッドで映画に出演するのも難しいねぇ」
 そしてユンファのプチインタビュー。オバハンの質問にちょっと照れながら笑顔で答えるユンファが可愛いスマイル

 お次は屯門・珠江貨運碼頭での撮影シーン。
こちらはエンディ・ラウの新作の撮影現場で…って、またしても誰やねん、エンディって!? ま、まぁ察しは付くけど。
 やっぱアンディ・ラウ(劉徳華)かいッ!でもこの「人海孤鴻」は日本未公開作品なので、ちょっとでも見れて嬉しいhart2_pink.gif
 「自らハンドルを握るエンディ・ラウ」というナレーションどおり、銜えタバコで車を操り、更に待ち時間には控室で賭けトランプに興じるという、スターにあるまじき(?)姿を披露。エアガンでスタッフを撃って遊ぶ姿はスターっぽかったけど。
 「チョウ・ユンファに続く香港映画界のスターとして人気急上昇のエンディ・ラウは、撮影現場を我が物顔に飛び回り、はしゃいでいるのだ。実に陽気な俳優さんだねぇ」ショック
アニタの時といい、アンディに対するこの物言いといい、ナレーションはファンに喧嘩売ってる!?

 最後に出演者の名前がつらつらと…な、何!? っていうか、みんな誰!?

 チョー ユンファ
 ムイ イムフォン
 ラウ カーフェイ (ラッカー・フェイスって紹介してたやん!)
 エンディ・ラウ (アンディだけ間に・が付いてるのは何故?)
 ユーヤウ ホン
 ジョン ウー
 ハン キン ポン (え?サモ・ハン・キンポー?)
 ン ユイ サム
 ユン ピョウォ (もしかしてユン・ピョウ?)

 エンドロールが消え、終了したかと思いきや…なぜか突然SFX紹介に。それもキン消しみたいなのが動いてるだけの映像やら意味不明なアニメやら色んな映画のショボい映像が妙なBGMに乗ってこれでもかと只流れ続けるだけというショック
 で、最後の最後に特殊効果の第一人者だというユー・ヤンホン氏(さっきユーヤウ ホンって名前が出てた人?)が唐突に紹介されてやっとビデオは終了。

 な…なんじゃこりゃあ!!?





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Last updated  2010.12.12 23:55:24
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