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2023.01.13
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シルバー・スクリーンの妖精』 バングルス
Different LightThe Bangles (86)
 キュートでセクシー、お洒落でちょっぴり渋めのバングルス。
 シルバー・スクリーンの中でキラメくバングルス・サウンドにもう首ったけ。
 プリンス作 - 強力ヒット・ナンバー「マニック・マンデー」収録。

A面
 1. マニック・マンデー - Manic Monday
 2. シルバー・スクリーンの妖精 - In A Different Light
 3. ウォーキング・ダウン・ユア・ストリート - Walking Down Your Street
 4. エジプシャン - Walk Like an Egyptian
 5. ホールウェイに立ちすくみ - Standing in the Hallway
 6. リターン・ポスト - Return Post
B面
 1. ホワット・シー・ウォンツ - If She Knew What She Wants
 2. レット・イット・ゴー - Let It Go
 3. 9月の少女 - September Gurls
 4. 恋に堕ちた天使 - Angels Don't Fall in Love
 5. フォローイング - Following
 6. ノット・ライク・ユー - Not Like You
 70~80年代は幾つもの女性バンドが活躍したが、何れも可愛さばかりが売りでロクなバンドがいなかったように思う。唯一実力で勝負していたバンドといえば、日本の女性HR/HMバンド、SHOW-YAぐらいだろう(異論は認めます)。
 国内では80年代を代表する女性バンドとしてプリンセス・プリンセス(Princess Princess)が挙げられることが多いが、女性バンドに人々が求めていたのは、1にルックス2に可愛らしさ、音楽性など児戯に等しいプリプリ程度(失礼!)のもので十分だったのである。  

 今回取り上げるバングルス(The Bangles)も、可愛いだけで当初はあまりパッとしなかった。
 メンバーは小柄でキュートなヴォーカルのスザンナ・ホフス(Susanna Hoffs)、クールそうで格好いい、おそらく女性人気は1番だったと思われるマイケル・スティール(Michael Steele)、そしてドラムスのデビー・ピーターソン(Debbi Peterson)&デビーの実姉でギタリストのヴィッキー・ピーターソン(Vicki Peterson)の4人。
 81年にスザンナ、ピーターソン姉妹&ベーシストのアネット・ジリンスカス(Annette Zilinskas)の4人で結成されたが、翌年にアネットが脱退。その後マイケルが加入した。マイケルは女性バンドの草分け的存在であるランナウェイズ(The Runaways)の初代ベーシストとしても知られる。
 初めて彼女らを知ったのは、84年にリリースされたデビュー・アルバム「気分はモノクローム(All Over the Place)」からシングルカットされた “ゴーイン・ダウン・トゥ・リバプール(Going Down to Liverpool)” のPVで、Mr.スポックことレナード・ニモイ(Leonard Nimoy)が出演して話題になったものの、楽曲自体はどうしようもなく印象に残らなかった。

 女性バンドが好きではない私がバングルスに魅了されたのは、86年に発売されたこの2ndアルバム「シルバー・スクリーンの妖精(Different Light)」だった。
 プリンス(Prince)がクリストファー(Christopher)名義で楽曲を提供して全米2位に輝いた1stシングル “マニック・マンデー(Manic Monday)” の頃はまだ然程興味もなかったが、4週連続全米1位を記録した3rdシングル “エジプシャン(Walk Like an Egyptian)” のPVの、あの手をツンツンする謎のエジプシャン踊りと親しみやすくてノリノリの楽曲にすっかりハマってしまった。後年(2014年)、“エジプシャン” はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」のED曲にもなったらしい。
 エジプシャンといえば、87年に公開されたアンドリュー・マッカーシー(Andrew McCarthy)&キム・キャトラル(Kim Cattrall)主演の心温まるロマンティック・コメディ映画「マネキン(Mannepuin)」のOPアニメのバックで流れている曲とちょっと混同しそうになるが、映画の方はこれまた女性バンド・ゴーゴーズ(The Go-Go's)の元メンバーだったベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)が歌う “In My Wildest Dreams”。どちらの曲も聴くたびに何故か心がウキウキしてしまう♪
(謎のエジプシャン踊りPVといえば、ZZトップ(ZZ Top)の “ヴェルクロ・フライ(Velcro Fly)” もバングルスのと同じくらいの時期に流行ったっけ。こちらのPVの振付はポーラ・アブドゥル(Paula Abdul)が担当している。)

 その後も同87年公開アンドリュー主演映画「レス・ザン・ゼロ(Less Than Zero)」の主題歌 “冬の散歩道(A Hazy Shade of Winter)” を大ヒットさせ、88年にリリースした3rdアルバム「エヴリシング(Everything)」からシングルカットされた “胸いっぱいの愛(Eternal flame)” は世界各国で1位に輝いた。しかし89年にはまさかの活動停止…。
 当初はただの可愛い子ちゃんバンドかと思っていたが、後にライヴ映像等を見てみると意外とハードで格好よく、十分に実力派だったのである。4人ともヴォーカルもコーラスもいけるしね。
 最初の方で女性バンドにはロクなのがいない、唯一実力で勝負していたバンドといえばSHOW-YAぐらいだと書いたが、最後に訂正したい。SHOW-YAとバングルスこそ、東西女性バンドの頂点であーるきらきら (異論は認めます)
 どちらのバンドも解散→再結成の道を辿り、今なお現役なのが嬉しい。
ただ、バングルスで個人的に一推しだったマイケルが再度脱退したのがつくづく残念である。現在はなんと!アネット・ジリンスカスが(35年ぶりに)バンドに復帰しているそうな。

 そんなバングルスに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪
 ​マニック・マンデー
 9月の少女
 ​エジプシャン





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Last updated  2023.01.14 15:16:45
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