カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『異教徒の大地』 ウォーターボーイズ
「A Pagan Place」 The Waterboys (84) 流浪の失踪を続けるロック・シーンの異教徒、 マイク・スコット――ウォーターボーイズ、デビュー! パティ・スミス、ボブ・ディランに影響を受け、突き放すほどに力強いマイク・スコットの “詩” (うた)が僕らを打つ!! A面 1. 怒りの鐘を鳴らせ - Church Not Made With Hands 2. 彼女の捧げもの - All The Things She Gave Me 3. ザ・スリル・イズ・ゴーン - The Thrill Is Gone 4. ラッグス - Rags B面 1. 誰かが誰かに別れを… - Somebody Might Wave Back 2. ザ・ビッグ・ミュージック - The Big Music 3. レッド・アーミー・スター・ブルース - Red Army Blues 4. 異教徒の大地 - A Pagan Place 83年にスコットランドで結成されたウォーターボーイズ(The Waterboys)。このバンド名はルー・リード(Lou Reed)の曲の歌詞から名付けられたのだとか。でもまぁ「ウォーターボーイズ」と聞いて大半の方が思い浮かべるのは、シンクロナイズドスイミングをする男子高校生達の物語だわな。あれは面白かったもの。 今回取り上げた84年にリリースされた2ndアルバム「異教徒の大地(A Pagan Place)」の頃のウォーターボーイズのメンバーはというと、ヴォーカル兼ソングライターで数々の楽器もこなし、そのうえプロデュースまで手掛ける多才なマイク・スコット(Mike Scott)を筆頭に、サックスのアンソニー・シッスルスウェイト(Anthony Thistlethwaite)、キーボードのカール・ウォリンガー(Karl Wallinger)、そしてドラムスのケヴィン・ウィルキンソン(Kevin Wilkinson)。 ケヴィンは85年に英国のNWバンド、チャイナ・クライシス(China Crisis)に参加するため脱退。しかし99年に41歳にして自死してしまった…。 カールも、3rdアルバム「自由への航海(This Is the Sea)」をリリースした85年にバンドを去り、ワールド・パーティー(World Party)を結成。 その「自由への航海」のレコーディングに参加したロック・フィドル奏者(ヴァイオリニスト)のスティーヴ・ウィッカム(Steve Wickham)が85年から正式メンバーに加わり、バンドはアイルランド伝統音楽へと傾倒していき、高い評価を得たのであった。 さて、バンドの要であるマイク・スコットであるが、今回の駄記事を書くにあたりWikiさんを見ていて驚いたのだが、16年に日本人女性と結婚して男児を授かっていた。おめでたいことだけど、お相手の方にちょっと――いや、かなり引いた。小野洋子さんが苦手すぎてジョン・レノン(John Lennon)を受け付けなくなったのと同様な感じである。だけどジョンもマイクも音楽は素晴らしいと思うし、彼女たちの賛同者も大勢いるわけで…。ま、みんな違ってみんないい、ということで。って何のこっちゃ。 このアルバムはどことなくU2っぽくて取っ付きやすく、彼らの音楽にまだ触れたことがない方は試しに聴いてみてほしい。80年代の音楽ってこんな感じだったよなぁ。 そんなウォーターボーイズに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ ラッグス 誰かが誰かに別れを… 怒りの鐘を鳴らせ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.16 01:27:15
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