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2023.02.04
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ミステリー・ボーイ』 カルチャー・クラブ
 「Kissing to Be Clever」 Culture Club (82)
 男がいる。女がいる。……そしてミステリーが生まれる。
 ロンドンの新しき感性ボーイ・ジョージをリーダーとするカルチャー・クラブの鮮烈かつ華麗なるデビュー・アルバム

A面
 1. ホワイト・ボーイ - White Boy
 2. 知ってるくせに - You Know I'm Not Crazy
 3. 君のためなら - I'll Tumble 4 Ya
 4. お気に召すまま - Take Control
 5. ラブ・ツイスト - Love Twist
B面
 1. ミステリー・ボーイ - Mystery Boy
 2. アイム・ザ・ボーイ - Boy Boy (I'm the Boy)
 3. あしたのボクは? - I'm Afraid of Me
 4. 悲しきホワイト・ボーイ - White Boys Can't Control It
 5. 君は完璧さ - Do You Really Want to Hurt Me
 81年に英国で結成されたカルチャー・クラブ(Culture Club)が翌82年にリリースしたデビュー・アルバム「ミステリー・ボーイ(Kissing to Be Clever)」。一見原題かな?と思わせるこのアルバムの邦題は収録曲である “ミステリー・ボーイ(Mystery Boy)” から取られているが、この曲が入っているのは日本盤だけ。当時サントリーのCMで流れていたからで、シングルリリースも日本のみである。
 なので現在この邦題は使用されておらず、そのまま原題をカタカナにしただけの味気ないタイトルになっており、収録曲も “君は完璧さ(Do You Really Want to Hurt Me)” 以外は全てカタカナタイトルに変更されていて寂しいかぎり。

 バンドのメンバーはヴォーカルのボーイ・ジョージ(Boy George)の他に、ギターのロイ・ヘイ(Roy Hay)、ベースのマイキー・クレイグ(Mikey Craig)、そしてドラムスのジョン・モス(Jon Moss)の4人。
 レコードの帯にはジョージがリーダーと書かれているが、ジョージはバンドの顔であり、実質的にリーダーだったのはバンドの要であったジョンだ。まぁそんな頼もしいジョンにジョージが惹かれ(たのどうかは知らないけど)、当時二人は恋仲だったわけだが…。カルチャー・クラブの歌の詞はジョージがジョンに向けて書いたという。二人は86年に破局したそうで、ジョージがヘロイン所持で逮捕されたのも86年のことだった。
 98年に再結成するも00年には活動休止に。ジョージは05年にコカイン所持と警察への虚偽通報の疑いで逮捕され、翌年に虚偽通報の罪で5日間の社会奉仕活動を命じられた。07年には男性に手錠をかけて金属の鎖で殴ったとかでまたしても逮捕され、09年に実刑判決を受けたりもした。
 14年に再々結成し、18年には19年ぶりの6thスタジオアルバム「Life」をリリース(名義は “ボーイ・ジョージ&カルチャー・クラブ”)。The B-52s や元トンプソン・ツインズ(Thompson Twins)のトム・ベイリー(Tom Bailey)、ベリンダ・カーライル(Belinda Carlisle)と欧米ツアーを行ったようだが、21年5月にジョンが脱退。現在はジョンを除く3人で活動中らしい。

 このアルバムの中で個人的に一番のお気に入り曲は “君のためなら(I'll Tumble 4 Ya)” 。この曲のPVは、しっかりダンスの練習を受けてから臨んだそうな。
 当時NHKで放送された「カルチャークラブ・イン・ジャパン」という、彼等の来日公演の裏を取材した英国のTV番組か何かで、この “君のためなら” のリハーサル風景も流れた。この時だけカメラはジョンにつきっきりで、ジョンがお茶目なことをしたため、歌っていたジョージが思わず笑ってしまう…というシーンが微笑ましくて印象に残っている。
 この頃はカルチャー・クラブ、デュラン・デュラン(Duran Duran)、スパンダー・バレエ(Spandau Ballet)が英国バンドの御三家なんていわれていたが、音楽的には圧倒的にカルチャー・クラブが優れていたように思う。ルックス的にはデュラン・デュランが一番で、スパはまぁ日本の新御三家でいうところのゴロー(野口五郎さん)的ポジションだったかな…。

 個人的にボーイ・ジョージといえば、「北斗の拳」に登場する南斗六聖拳の一人で “裏切り” の宿命を背負う “妖星” の男、南斗紅鶴拳の伝承者・ユダを思い出さずにはいられない。
 「北斗の拳」はコミックスまで買うほど当時好きだったので、ユダの登場シーンには驚いた。
「まんま、ボーイ・ジョージやん!『ウェイキング・アップ・ウィズ・ハウス・オン・ファイアー(Waking Up with the House on Fire)※』のジャケットのジョージの化粧やんけ!」
(※カルチャー・クラブが84年にリリースした3rdアルバム)

 そんなカルチャー・クラブに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪
 ​ミステリー・ボーイ
 ​君のためなら
 ​君は完璧さ





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Last updated  2023.02.04 21:44:19
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