カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『ロマンティックな冒険者』 モダン・ロマンス
「Adventures in Clubland」 Modern Romance (81) ロンドンに吹き荒れる“ブリティッシュ・サルサ旋風”。軽快なリズムと華麗なパーカッション・ホーンが乱舞!ロンドン、ニューヨークでも話題騒然、「モダン・ロマンス」待望のデビュー・アルバム遂に登場 A面 1. ブリング・オン・ザ・ファンカティアーズ - Bring on the Funkateers 2. おしゃべりクィーン - Nothing Ever Goes the Way You Plan / Queen of the Rapping Scene 3. クラブランド・ミックス - Clubland Mix ・レッツ・ゴー・サルサ - Everybody Salsa ・ムーズ・オン・ザ・ルーズ - Moose on the Loose ・サルサ・ラプソディー - Salsa Rapp-Sody ・今夜はアイ・ヤイ・ヤイ! - Ay Ay Ay Ay Moosey B面 1. ウィーヴ・イット・ゼム・ランニング - We've Got Them Running (The Counting Song) 2. サルサに夢中 - Can You Move 3. アイ・キャント・ゲット・イナフ - I Can't Get Enough 4. スタンド・アップ - Stand Up 80年代前半、ディスコ・ミュージックにファンクとラテン音楽を融合したニューウェーヴ系のファンカラティーナ(funka latina)と呼ばれる音楽が英国でちょっとだけ流行った…という話は前回のマット・ビアンコ(Matt Bianco)を取り上げた際に書いた。 もうちょっとファンカラティーナを御紹介したく今回取り上げるのは、80年代前半に活躍した英国のポップ・バンド、モダン・ロマンス(Modern Romance)が81年にリリースしたデビュー・アルバム「ロマンティックな冒険者(Adventures in Clubland)」であーる。 まずは彼等について改めて確認してみようとWikiさんを開いてビックリ、やけに日本語ページが充実しているではないか。こう言っちゃ失礼だが、彼等ってそんなに人気があったっけ? このアルバムリリース時のバンドメンバーはというと、ヴォーカルのジェフ・ディーン(Geoff Deane)にギターのポール・ジェンドラー(Paul Gendler)、ベースのデヴィッド・ジェイムズ(David Jaymes)にドラムスのアンディ・キリアコ(Andy Kyriacou)、キーボードのロビー・ジェイムズ(Robbie Jaymes)、そしてトランペットのジョン・デュ・プレ(John Du Prez)の6人。 アルバムからシングルカットされた “レッツ・ゴー・サルサ(Everybody Salsa)” が英国で12位まで上がり、続いて “今夜はアイ・ヤイ・ヤイ!(Ay Ay Ay Ay Moosey)” も英国で10位を記録、更には “サルサに夢中(Can You Move)” が米国のダンスチャートで何と2位に!嗚呼、確かに彼等はそこそこ人気があったのかもしれない。 記念すべきデビューアルバムの1曲目が “好き好きシャーツ(Favourite Shirts (Boy Meets Girl))” というインパクト邦題でお馴染みのヘアカット100(Haircut 100)やキッド・クレオール&ザ・ココナッツ(Kid Creole and the Coconuts)、マット・ビアンコ等とともにファンカラティーナ・ブームに一役買ったモダン・ロマンス。 とはいえブームというものは、疾風のように現れて疾風のように去ってゆく月光仮面のようなもの。ファンカラティーナ・ブームがすっかり過ぎ去った85年にバンドは解散。 しかし80'sブームの波に乗って01年に再結成、現在に至る。メンバーはアンディ・キリアコ以外は全て新メンバーであり、アンディ自身も “今夜はアイ・ヤイ・ヤイ!” 以降からの途中参加であるため、オリジナルメンバーは皆無なのだそうな。 そんなモダン・ロマンスに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ おしゃべりクィーン レッツ・ゴー・サルサ 今夜はアイ・ヤイ・ヤイ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.11 02:02:13
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