カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『玉手箱』 R.E.M.
「Fables of the Reconstruction」 R.E.M. (85) <不思議>は、世界を駆けめぐる!! 80年代アメリカが生みだしたNo.1カルチャー・ヒーローが仕掛ける謎いっぱいの万華鏡! A面 1. マリオネットの夢 - Feeling Gravitys Pull 2. 夕暮れ少年 - Maps and Legends 3. ドライバー8 - Driver 8 4. R.E.M.人生講座 - Life and How to Live It 5. ケンジー老秘話 - Old Man Kensey B面 1. 遠くにありて - Can't Get There from Here 2. 緑の季節 - Green Grow the Rushes 3. コウオウテック - Kohoutek 4. エンジンおかわり - Auctioneer (Another Engine) 5. アナタは知恵袋 - Good Advices 6. ウェンデル・ジー - Wendell Gee 「玉手箱(Fables of the Reconstruction)」は米国のオルタナティヴ・ロックバンド、R.E.M.が85年にリリースした3rdアルバムだ。今では邦題が隅に追いやられて「フェイブルズ・オブ・リコンストラクション(玉手箱) 」なんて味気ないカタカナタイトルになっちゃているようだけど、楽曲の邦題はそのままなのが嬉しい。欲を言えば全曲に邦題をつけてほしかった。 85年当時のR.E.M.のメンバーはというと、ヴォーカルのマイケル・スタイプ(Michael Stipe)、ギターのピーター・バック(Peter Buck)、ベースのマイク・ミルズ(Mike Mills)、そしてドラムスのビル・ベリー(Bill Berry)の4人組。 しかしビルは97年にバンドを脱退、以降は3人で活動を続けていたが、11年に突如解散してしまった。 R.E.M.は80年にジョージア州アセンズで結成された。そう、The B-52'sと同郷なのである。でもってメンバー全員がジョージア大学に通っていたというから、我が愛しのリッキー・ウィルソン(Ricky Wilson。85年に逝去したB-52'sのギタリスト)の可愛い後輩達なのである。 以前、「Athens, GA: Inside/Out」という、80年代のアセンズにおけるミュージックシーンのドキュメンタリー・フィルムを収めたDVDをリッキー見たさで購入したのだが、肝心のリッキーはほとんど映っておらず、R.E.M.の出演シーンがやたら多かったという…。 まぁ80年代後半頃からの彼等の人気っぷりを思えば仕方ないけどね。 で、この「玉手箱」なのだが、全体的に何となくどよ~んとした感じ。勿論悪くはないが、最初から最後まで流して聴いて終わりというか、特に印象に残る曲がないというか。強いてあげれば “ドライバー8(Driver 8)” や “エンジンおかわり(Auctioneer)” あたりが好みかな。 このアルバムとは全く関係ないけど、91年にリリースされて初の全米1位に輝いたR.E.M.の7thアルバム「アウト・オブ・タイム(Out of Time)」に収録されている “シャイニー・ハッピー・ピープル(Shiny Happy People)” という曲が、個人的には大のお気に入りだ。B-52'sのケイト・ピアソン(Kate Pierson)がゲストヴォーカルとして参加しており、それはそれはハッピーな曲なのである。PVを見ながら一緒にダンスするのもこれまた楽しい。 そんなR.E.M.に興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ R.E.M.人生講座 遠くにありて ドライバー8 おまけ シャイニー・ハッピー・ピープル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.12 23:25:50
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