カテゴリ:懐かし邦題アルバム
『僕はゴキゲン』 ジャクソンズ
「The Jacksons」 The Jacksons (76) モータウン・サウンドとフィラデルフィア・サウンドの華麗なる融合! ジャクソン・ファイブからジャクソンズへ。鬼才ギャンブル・ハフのプロデュースで一段とイメージ・アップしたジャクソンズ。大きく成長したマイケルを中心に●●●なニュー・アルバム、エピックから登場! A面 1. 僕はゴキゲン - Enjoy Yourself 2. ふたりはハッピー - Think Happy 3. 愛のひととき - Good Times 4. キープ・オン・ダンシング - Keep on Dancing 5. ブルース・アウェイ - Blues Away B面 1. 愛ある世界へ - Show You the Way to Go 2. いつもふたりで - Living Together 3. くよくよしないで - Strength of One Man 4. 今日も夢みる - Dreamer 5. スタイル・オブ・ライフ - Style of Life ジャクソン兄弟の11thアルバムにして、モータウン・レコードからエピック・レコードへ移籍しグループ名をジャクソン5(The Jackson 5)からジャクソンズ(The Jacksons)に変更しての初アルバムでもある「僕はゴキゲン(The Jacksons)」。 改名後初アルバムということで原題はセルフタイトルなのだが、邦題は残念ながら先行シングル “僕はゴキゲン(Enjoy Yourself)” がアルバムタイトルになってしまった。今は「ザ・ジャクソンズ・ファースト〜僕はゴキゲン」と改題され、曲名も全てカタカナタイトルになっている。 帯文句で●●●と書いた箇所は、単に画像から読み取れなかったため。黒地に緑字は見にくいことこの上ない。万が一興味がある方は自力で画像を探して確かめるか、アルバムを購入するかしてください…すみません。 ジャクソンズはジャクソン家の兄弟からなり、69年にジャクソン5でデビュー。デビューシングル “帰ってほしいの(I Want You Back)” がいきなりBillboard Hot 100とR&Bチャートの両方で1位を記録したうえ、その後も4曲連続で両チャートの1位に輝くほどの爆発的人気を獲得した。 75年にレコード会社を移籍したものの、モータウンは「ジャクソン5」の商標を手放さなかったため新たに「ジャクソンズ」と名乗ることに。名前関係のゴタゴタといえば日本でも新加勢大周(坂本一生)さん問題とかあったなぁ。 この頃のジャクソンズのメンバーはvoのジャッキー(Jackie Jackson)、リードg&voのティト(Tito Jackson)、voのマーロン(Marlon Jackson)、リードvoのマイケル(Michael Jackson)、key&voのランディ(Randy Jackson)の5人。ジャクソン家は10人兄弟(姉も妹もいる)で、ジャッキーは長男、ティトは次男、マーロンは四男、マイケルが六男でランディは七男だ。三男・ジャーメイン(Jermaine Jackson)は元々ジャクソン5のメンバーだったがレコード会社移籍の際に脱退し、モータウンに残った。長女・リビー(Rebbie Jackson)、次女・ラトーヤ(La Toya Jackson)、三女で末っ子のジャネット(Janet Jackson)もそれぞれソロシンガーとして活躍した。(五男は夭逝している) 「僕はゴキゲン」は全米36位とまずまずの成績で、その後も何枚かアルバムをリリース。82年に「スリラー(Thriller)」でメガヒットを記録したマイケルは84年にジャクソンズを脱退。“King of Pop” の称号を得るも、09年に50歳の若さで急逝してしまった。 マイケル脱退後のジャクソンズは89年にアルバム「2300ジャクソン・ストリート(2300 Jackson Street)」をリリースしたものの90年に解散。2000年代に入ってから何度か再結成しているらしい。 R&Bとかソウルとかファンクとかには全く興味がないので音楽的なことには言及しないが、普通に聴きやすいアルバムだとは思う。マイケルはこの当時16歳ぐらい、伸びやかな歌声が耳に心地いいというか、飽きずに聴いていられる。本当に天才だったんだなぁ、マイケル。 そんなジャクソンズに興味を持たれた方は、こちらをどうぞ♪ 僕はゴキゲン ふたりはハッピー いつもふたりで お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.31 23:41:30
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