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2004/09/09
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カテゴリ:教育・子育て
「効果的な褒め方」「効果的な叱り方」とは?

まず、「効果的な褒め方」ですが、何より子供のやってることに共感することが重要です。

なぜなら、「(それくらいはできても当たり前なんて思いながら)よくできたね」と褒めたって逆効果です。思いは伝わります、子供は鋭いです。

大げさに演技してでも、「すごいねぇ~!!」と褒めてあげましょう。「ママ(パパ)が喜んでる、もっとがんばろう!」と思うでしょう。

さらに重要な点は、『動機付け』です。

お稽古事など、最初は喜んでやっていても、だんだん難しくなっていくと、子供のヤルキが低下してくることがままあります。

そんなときはどうする?

例えば、「いつか、多くの人に喜びを与える、もしくは多くの人のためになる」というような高次の欲求実現可能性を説明してあげましょう。

子供にはムダと思わずに、真剣な眼差しで語ってあげましょう。自分の為だけでなく、人々の役に立つ高次の欲求は、社会性を身に付けるとともに、人間性を大きくします。

子供だからこそ、技術的にも精神的にも、より高いレベルにチャレンジし、成功する可能性が高いのです。



さらに「効果的な叱り方」は?

まず、第一に「腹が立つ、という理由で叱らない」ことです。

そんなの当たり前... と思っているでしょうが、振り返ってみると、ほとんどこのパターンです。

「無駄な叱り」をしていて、「必要な叱り」の効果が薄れています。

「なんでこんなのできないの!」「早くしなさい!」などは典型例です... ほとんど親の都合でしょ...

こんなこと大人に向かって言ったら、逆ギレ間違いなしです!

つまり、叱りの効果を高めるために、不必要な小言は減らすことが重要なのです。

そのためにはどうする?

叱る直前に一呼吸おいて考えてください。「本当にこの子の為に叱るのか? 自分の都合で叱るのか?」ってね。

これでだいぶ変わると思います。

でも、必要なことは叱って下さいね。

つまり、道徳的なこと、人格形成に必要なこと、社会性を身に付けるために必要なことは毅然と叱る。「なぜなら」の理由を忘れずに。

また、お稽古や勉強などで指導する時は、褒め言葉を織り交ぜることが効果的です。

例えば、「だいぶ上手に弾けるようになったけど、ここの音が間違っていたわよ」とか。

子供は努力しようとしています。その気持ちをくんだうえで、上達するよう、指導しましょう。そうすればヤルキを損なわないですみます。

子供の能力はダイヤの原石です。光るか光らないかは、ある程度親の言動に左右されるのも事実です。

親子でがんばりましょう!


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最終更新日  2004/09/10 06:19:02 AM
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