すごい! K BLADE TOUR
WILSONのKBLADE TOURはネットでは「相当な体力が無いと使いこなせない」とかハードヒッター用のラケットとかかなり敷居の高いラケットの如く紹介されている。 ラケット単体の重量は324g,これにガット、グリップテープを装着すると340g程度に達する。フェイス面積は93平方インチ、ストリングパターンは18×20とスペックだけみると確かにプロ好みのスペックかもしれない。しかしながらその敷居の高いラケットを自分が打つとどうなるのだろうという怖いもの見たさのような好奇心から妻の蔑視に屈することなく7本目のラケットとしてこのラケットをゲットした。 実際に打ってみると、久々に最高の道具に巡り逢えたという感動を覚えた。芯でハードヒットしたときの打球感、ボールのスピードは実に病みつきになりそうになる。今メインに使っているラケットはフォルクルのDNX10であるが、同じスイングスピードで打ったときのボールのスピードが明らかに違う。道具が技術をカバーしてくれるラケットなのだ。しかもスピンも掛けやすく、飛びもいい。あいにく肩を痛めているので思い切ったサーブを打てないのであるがラケットの重みでボールに威力を与えてくれそうな予感がする。 確かに初心者では難しいラケットなのかもしれないがこれなら女性でもある程度ストロークで振り切れることができれば使いこなせるであろう。なにせあのヨネックスの名器R-22は360g近くあり、女性でも打ちこなせていたわけだから・・・。