猫のダイビング(その1)
新聞の集金の人が来たので妻が玄関に出た。玄関を開けた途端、パル(我が家の猫)が外から玄関に入ってきた。家猫なのでそれだけでも驚きなのになんと鼻から血を流していた。しかも瀕死の猫のように歩き方がぎこちない。 あわてて二階に上がってみるとバルコニーの網戸が30センチほど開いていた。なんと二階のバルコニーの手すりから地上にダイビングしたらしい。 動物病院で診てもらったところ、骨には異常がないとのこと。ただし後ろ足の股関節が脱臼気味になっており、治癒の具合によっては手術が必要とのことだった。 過去に一度自分で網戸を開けて脱走し、夜中近所をうろつき回って家に帰ったことがあったがそれがトラウマになったのかしばらく自分から網戸を開けようとはせず安心しきっていた矢先のできごとだった。